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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 12

部屋ごとの名札を見ると、豊野若菜と書いてあった。
変な事になってもいけないし、部屋に戻るか……

「ふう」

理沙さんに呼ばれて中断していた、部屋の片づけが終わった。
するとコンコンとノックする音がした。

「あのー……三野瀬君、だよね……」
「いいですよ。どうぞ」

入ってきたのは、さっき一瞬裸を見ちゃった娘。確か豊野さんだったか。
「ごめん、誰もいないと思って」
「うぅん、私こそ…」

着替え、というより服を着て部屋に入る豊野さん。
シャツ一枚に短めのスパッツ姿…ちょっとラフすぎる。
一瞬だけ見ちゃったけど結構胸もありそうだし。

「あっ、同じクラスだよね」
「あぁ…」
「たぶん見覚えもないよねぇ。私後ろの席だし、うちのクラス美人ばっかだしなぁ」


「ごめん。あまり印象に残って無かった」
「ううん、いいのよ」

豊野さんは軽く首を振って微笑んだ。
地味目の顔立ちだとは思うけど、でも顔の輪郭もいいし、目や鼻や口の形も大きさも良くてバランスの取れた可愛い顔だと思う。
そのまま彼女の顔を見つめていた事に気づかれて。

「ん?どうしたの?」
「あ、いや……豊野さんって可愛いなと思って」
「そうかな?」
「えっ?」

慌てて言い訳(本音だけど)しながら思わず視線を下げると、シャツを押し上げる結構大きな胸……って、その突起は……ノーブラ?

いやぁ、なんと刺激の強い。
ここって俺が来るまでは女の子しかいなかったわけだからかなりラフな格好でもセーフ、って意識なんだろうな…もしくは、豊野さんは特別いろいろガードが緩い人なのか…あぁ、イヤでも視線はそこに行っちゃうのが男の悲しい性だ。

「ふふ、三野瀬くん、なんか気になるとこでもある?」
「い、いや…その、ここではみんなラフな格好なのかなって」
「ん?……まあ、ね。お家に居辛くなった身としては、ここは我が家みたいなもんだよ」

 「ここ、うちのクラス多いけど、先輩方も半分くらいはいてね。一年も二年も女子ばっかりで住んでる先輩方の影響受けて、ってのもある」
 俺は、それより、居辛くなった身、という一言が気になった。
 「あの、居辛くなった身、って、とかって、聞いていい?」
 「私の場合は、大したことじゃなくて、よくあることなんだけど、両親が事故で死んで、叔父叔母の家に預けられたんだけど、いとこ…その叔父叔母の実の娘…の方が明らかにかわいがられてて、叔父叔母としては私に早くでてほしかったみたいで、高校入るときにここ勧められたんだ」

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