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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 110

ぐー

何かを言い返そうとした美来さんだが、その時お腹から可愛らしい音が。

「っ」
「美来ちゃんもお腹すいてたのね」
「あ、あ、それは…」
「いいわ。ついさっきまで寝てたんでしょ?お腹満たせるもの作ってあげるわ」

美来さんは少し恥ずかしそうに小さく頷いた。

 「なんか、ごめんなさい。ちゃんとご飯要るか申告できてなくて」
 「誰だって予定通りじゃないことはあるよ」

 そういいながら、理沙さんは一つの大皿と二枚の取り皿を持ってきた。
 「まず、これ食べて」 

野菜と卵をふんだんに使った炒め物。いい匂いが漂う。しかも結構な量もある。
「ありがとうございます」
「いっぱい食べてね」

美来さんも自分の取り皿に盛っていく。

「美来ちゃんはいつもいっぱい食べてくれるから嬉しいのよ」
「理沙さん…あんまり人前でそれは…」

 「え、美来さん、結構いっぱい食べる方なの?」
 俺も美来さんの後に取り皿に盛りながらそう聞いた。
 「え、いや、そういうわけじゃあなくて」
 下を向く美来さん。
 「あ、でも、いっぱい食べる人、好きだよ。健康的で」
 これは本心からそう言った。
 「…ほんと?」

「うん、ホントに」
「………ありがと……でもやっぱりなんか恥ずかしいよ」
美来さんは俺から視線を逸らした。

「ふふっ、若いっていいわね」
理沙さんはニコニコしながら俺たちの前に出来上がったものを置く。

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