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宮廷魔法騎士団、奉仕中
官能リレー小説 - ハーレム

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宮廷魔法騎士団、奉仕中 7

エステルは自室に戻り書物を読んでいたが落ちつかず集中できなかった。
(今ごろ、セラフレア様とカルド様は……)
エステルは他の女騎士たちとはちがいお気に入りの配下に性欲の火を鎮めてもらうということを避けてきた。エステルを慕う侍女や女騎士もいないわけではないのだが、女王セラフレアの腹心の部下であることも知られているので、女王セラフレアにエステルは奉仕していると誤解している者も多かった。
噂は気にしないことにしているエステルではあるが、今夜は胸が疼いてしかたない。
博識にして慈愛にあふれた生まじめな参謀官エステルも欲求不満になる夜もある。
そんなときエステルは椅子に腰を下ろしたまま、自室でひっそりと自分の体を慰めることにしている。
軍服の上から自分の乳房のふくらみをそっと揉むと、服の下で自分の乳首が痛いほど勃っているのがわかる。
「はっ、あっ、はぁ、はぁ、はぁ……」
軍服の胸元を開き、直接指先で敏感な乳首をつまんだり、いじっていると、息が乱れて肌がしっとりと汗ばんでしまう。
びっちりと体の線がわかる軍服のズボンを脱いで、机の下の下半身だけ、薄い布地の下着姿になったエステルは、自分の淫らな欲望にあきれながら、下着ごしに股間のわれめの上へと指をすべらせる。
「あぅっ、あぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、んっ、ああぁっ、はぅぅん!」
われめをなぞっていると敏感なクリトリスを何度もいじってしまう。
部屋から廊下に声がもれる心配はなく、扉にも鍵がかけてある。
ヌチュ、クチュ……。
下着の中に指を入れて、われめをまさぐり、とろとろにほぐれさせながら、クリトリスにふれると、びくっ、とエステルは身を震わせた。軽くイッた快感がじわりとさらに愛液をあふれさせる。
目を閉じて、それでも大きな声であえがないように気にしながら、一度中断した愛撫をまた再開する。
一回では今夜はおさまりそうになかった。
カルドの声と、また気絶したカルドの体にふれた感触を思い出している。
それが恋だと気づかぬままに、エステルの愛液がまたあふれた。
気絶したあとエステルの治癒の魔法で、女王セラフレアの豪華なベットでカルドはすやすやと穏やかな寝息を立てていた。
その隣に添い寝するように、女王セラフレアか全裸で寝そべっていた。
かつて先代のお婿様がすっかり出しきって満足して眠り込んでしまったあと、まだねっとりとした精液が股間の奥からあふれてくるのを感じながら、体を密着させて鼓動や寝息を聞いて眠気に誘われてゆくのが好きだったことを、しみじみとなつかしんでいた。
(もう一度は孕んだ身ゆえ、また子を授かることはないかもしれない。でも、この純情なお婿様が気持ちよくて何度も出すのを感じながら、一緒に気持ちよくなりたい)
女王セラフレアも配下の者に慰めてもらうことは、先代のお婿様と交わってからは一度もなくなっていた。
自分があさましいケダモノになったような激しい快感を教えられてしまってからは、配下の者の愛撫ではもう満たされないと知ってしまったからだった。
女王セラフレアは眠っていても勃起しているカルドの股間のふくらみを撫でながら、柔肌を密着させていた。
ふれている乳房の充血した乳首をカルドの体に軽くなすりつけただけで、あえぎ声が出そうになる。
カルドの眠りを妨げないように気づかいながら、しなやかな脚をそっとからませている。

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