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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 42

「そうですね…そこまで言われたら仕方ないですけど、あまり期待しないでくださいね」
「ありがとうございます!」
湯原さんが丁寧に頭を下げる。
…俺のほうが年下だと思うんだけどなぁ、なんか申し訳ないな。

藍ちゃんからラケットを貸してもらい、コートに立つ。
湯原さんの姿はさすが元トッププレーヤー、様になっている。
俺なんて絶対に敵いそうにないけど、こうなったらやるしかない。

とにかくゲームは始まった。
湯原さんはかつてのトッププレーヤーだけあって、さすがにいい動きをしている。とてもかなうわけがない。

初めのうちは打球を見極め、打ち返すことができ、どうにか善戦してるつもりだった。これも野球をやっていたおかげだろう。
だが、経験やテクニックに差があり過ぎて、やはり俺は湯原さんに負けた。

「おかげで…いい汗を流させてもらいました」
湯原さんはそう言って、俺に握手を求めてきたので、それに応じて握手をした。

「橋本さん、いい動きをしておられましたね。何かスポーツの御経験は?」
「中学や高校の時、野球をしてました。あと、水泳と柔道を少しばかり…」

「多彩ですね。子供のころからテニス一筋だった私から見たら、うらやましい限りです」
「いえ、どれも中途半端だったっていうか…」

周りの視線が俺に集中する。
褒められるのは気分が悪くはないんだけど、いまいち慣れないね…

そのあと身体をアフターケアしてテニスコートを藍ちゃんたちと一緒に後にする。
「汗かきましたし、シャワー使いましょうか」
「俺も使えるのかな?」
ここは女子校だしなぁ。

「男性職員用のシャワールームもありますから、そこを使うといいですよ」
そう言われて、体育館内に設置されている男性職員用のシャワー室を使わせてもらうことにした。
俺はそこでシャワーを浴び、その後、シャワーと着替えを済ませた恵梨ちゃんたちと合流した。

「はあー!シャワーを浴びたらさっぱりしたよ」
「そうですか。よかったですね」
恵梨ちゃんが笑顔で言う。

「そろそろ帰りましょうか?」
「そうね」

その時だった。
「あのー…ちょっとよろしいでしょうか?」
1人の制服姿の女生徒が俺たちの目の前に来て、声を掛けた。

この子は確か、恵梨ちゃんたちの案内で学園内を見て回った時、美術室の中を見せてもらったけど、そこで絵を描いていた美術部の子だ。画家になるのが夢とかで、コンクールで賞を取ったこともあると聞いた。
そんな子が俺に何の用だろう?名前は確か…。

「私、高等部2年C組…美術部の前田陽子といいます。橋本先生、どうか絵のモデルになっていただけないでしょうか?」
「えっ!僕にモデルになれって?」
「はい。私、男の人のヌードを描いてみたいって…前から思ってたんです。橋本先生は若くて美男ですし、スタイルもいいですから、是非モデルになっていただきたいんです」
「えぇえぇえぇ!!」
その話に俺は驚愕した。傍にいる恵梨ちゃんたちもすごく驚いている様子だ。

「厚沢さんたちからもお願いしてください」
前田さんはそう言って、恵梨ちゃんたちに向かい頭を下げてお願いする。
「よろしいですわ。ただし…条件があります」
恵梨ちゃんはそう言った。条件とは一体?
「優さんだけでなく、私たち4人のことも1人ずつ…ヌードで描いてもらいます」

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