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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 41

他のコートでも部員たちがプレイをしていて、コートの傍で順番を待っている子もいる。
真梨子ちゃんは誰かとゲームしていて、それを明日香ちゃんが傍で見ていた。

恵梨ちゃんと詩織ちゃんは互角に渡り合った末、僅差で恵梨ちゃんが勝った。
ゲーム終了後、2人は握手をして別れた。

恵梨ちゃんは汗だくだった。
「恵梨ちゃん…御苦労様!見事なゲームだったよ」
俺はそう言って、恵梨ちゃんにタオルを手渡した。
「ありがとうございます!」

「あの詩織って子、恵梨ちゃんとあれだけ渡り合うなんて…大したもんだね」
「いえ。詩織さんはずっと以前から才能や実力を高く評価されてました。中等部の頃は…私は彼女に全然かないませんでした」

「恵梨ちゃんは高校生になってから急に腕を上げたって、湯原先生に聞いたんだけど…」
俺はその点を聞いてみたかった。
「高等部になってから、真梨子ちゃんや明日香ちゃん、藍さんも一緒にテニス部でやるようになって、みんなで特訓したんです」

「おかげで私たちもどうにか中級でやってるけどね」
傍に来ていた藍ちゃんが言った。

「クラス分けされているんだ」
「見てのとおり部員多いでしょう…春桜は全国レベルの実力だから入部希望も毎年多い。その中で上に行けるのは小さい頃から続けている子がほとんどなの」
「そう考えると恵梨ちゃんは努力したんだね」

真梨子ちゃんも試合を終えこちらに引き上げてきた。
「真梨子ちゃんもお疲れ様」
「ありがとうございます」

「どうだった?」
「残念ながら負けちゃいました」
真梨子ちゃんはくやしそうに言った。

真梨子ちゃんと交代で、明日香ちゃんがゲームを始めた。
明日香ちゃんは頑張って善戦しているようだ。

「夏休みの終わり近くに…初級者や中級者を対象にした昇級試験があるんですけど…」

真梨子ちゃんや明日香ちゃんの対戦相手は同じ中級でも、テニスの経験はずっと上とのことだ。
「あの子たちならすぐに上級になるでしょうね。私なんて中の下といったところですよ」
真梨子ちゃんは自信なさそうに言う。
「そんな情けないこと言わないで、頑張ってみなよ」
俺はそう言って真梨子ちゃんを励ます。

明日香ちゃんがゲームを終えて引き上げて来た。
「明日香ちゃん…お疲れ様」
「ありがとうございます。何とか頑張って勝つことができました!」

「おめでとう、良かったねぇ」
俺が明日香ちゃんにタオルを、真梨子ちゃんがスポーツドリンクを手渡す。
汗を流した後のみんなの表情はとても爽やかだ。

コート上の試合は続々と終了を迎えていく。
「橋本さん、この後一戦どうでしょうか?」
「俺が?いいけど相手は…」
「私でお願いします」
湯原さんが言う。

「橋本さん、テニスの御経験は?」
「大学のテニスサークルでやった程度です。一応ルールは知ってますけど」
湯原さんに聞かれ、俺はそう答えた。

「優さん、湯原先生はうちの部のOGで、全国大会で活躍なされたこともあるんです」
恵梨ちゃんが言った。
「えーっ!そんな人とやって…俺がかなうわけないじゃないか。みんなの前で恥をかくだけだよ」

「そんなことおっしゃらず、軽く汗を流すつもりで…一つお手合わせ願います」
そう言って、湯原さんは俺を誘う。

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