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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 40

テニスコートではすでに数人の部員の子が練習しているし、周りでストレッチやトレーニングしている子もいる。

「本格的だな」
「自慢じゃないですけど、春桜は全国大会の常連ですから」

その練習風景を眺めていると
「橋本さんですね、初めまして」
「ああ…はい」
「私、テニス部の顧問の湯原歩といいます」

「橋本です。どうぞよろしく」
俺も挨拶を返した。
テニス部の顧問の先生か。なかなかの美人だな。年は30前後ぐらいだろうか。

「ここのテニス部は結構レベルが高いようですね」
「ええ。うちのトップクラスの部員の多くは…中等部…早い子は初等部からテニスに打ち込んでますから」
そんなハイレベルな所で恵梨ちゃんは活躍してるのか。

「それで、実力の高い子では誰がいますか?」
俺は湯原さんに尋ねた。
「あちらのコートで一緒にやってる2人が…共に3年生で、部でも1、2を競う…白鳥美佐緒と河合瑞穂です」
テニス部1、2の実力者か。2人とも美少女で、テニスウェアがよく似合っている。

「厚沢恵梨さんはどうですか?次期エース候補と聞いてますけど」
俺は恵梨ちゃんのことを聞いてみた。
「彼女は高等部になってから急に腕を上げたんですね。中等部の頃は余り大したことなかったのに…」

「優さん!お待たせ」
部室で着替えてくると言っていた恵梨ちゃんたちが姿を見せた。4人ともテニスウェア姿が眩しく見える。

「みんな可愛いし、すごく似合ってるじゃないか」

基本的にウェアは自由なようで、恵梨ちゃんは真っ白な上下だが藍ちゃんは派手な真っ赤なシャツに黒のスカート、真梨子ちゃんはノースリーブのタイプ…という具合だ。

「しばらく彼女たちの練習をご覧になってください」
湯原さんに促されコート脇のベンチに座る。

恵梨ちゃんたちはまず準備運動をした。その準備運動を終えるとコートで練習を始めた。
恵梨ちゃんと藍ちゃん、真梨子ちゃんと明日香ちゃんで、2人1組になり、コートでボールを打ち合う。4人とも真剣な表情だ。

しばらくして、恵梨ちゃんと真梨子ちゃんが組み、藍ちゃんは明日香ちゃんと組んでボールを打ち合った。
またしばらくすると、恵梨ちゃんと明日香ちゃん、藍ちゃんと真梨子ちゃんとで組み、同様にボールを打ち合った。

やがて休憩になり、恵梨ちゃんたちは俺の傍にやって来た。
「みんな…暑い中…お疲れ様」
4人とも、すごく汗をかいていた。

「優さん。この後、上級者や中級者を対象に…試合形式でのプレイがありますから、御覧になってください」
恵梨ちゃんが言った。

「恵梨さん!」
テニスウェア姿の少女が傍に来て、恵梨ちゃんに声を掛けた。
「あら!詩織さん」

「あの子は誰?」
俺は明日香ちゃんに尋ねた。
「私たちと同じ2年生で、恵梨ちゃんと並ぶ次期エース候補の1人…高瀬詩織さんです」
なるほど。恵梨ちゃんのライバルというわけか。

「厚沢さんと高瀬さんで今から試合形式のゲームね」
「はい!」

湯原さんが指示して、2人がコートに立つ。
同じ学年のトップ同士がぶつかる、好ゲームが期待できる。

やがて試合が始まる。
お互い一歩も譲らない予想どおりのいい試合になった。

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