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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 39

俺たちは着替えを済ませ、食堂へ向かった。保奈美ちゃんも一緒だ。
食堂へ入り、みんなで6人掛けのテーブルに着いた。
恵梨ちゃんたちはテーブルの上に弁当を置き、中を開けた。保奈美ちゃんは自分で弁当を持って来ていた。

「優さん、どうぞ食べてください」
恵梨ちゃんはそう言って、俺に食べるよう勧める。
「これ…恵梨ちゃんたちが作ったの?」
「ええ!優さんと一緒に食べるために…みんなで協力して作ったんです」
「そうか!有難くいただくよ」

みんなで一緒に弁当を食べた。
恵梨ちゃんたちが作った弁当は本当にうまかった。

「ねえ…藍ちゃん」
「なーに!保奈美?」
保奈美ちゃんが藍ちゃんに話しかけた。
「橋本先生って…あなたたち4人のうちの誰かのお婿さんになるんでしょう」
「ええっ!?どうしてそう思うの?」
「フフ。あなたたちのお母さんたちのことは聞いてるから、もしかしたらと思って…」
藍ちゃんばかりか、真梨子ちゃんや明日香ちゃんも驚く。

「藍ちゃん!私…藍ちゃんのこと応援するから頑張ってね」
そう言った後、保奈美ちゃんは俺に顔を向けた。
「橋本先生、藍ちゃんのこと…よろしくお願いします!」

…何をよろしくなのか。
それに反応するような真梨子ちゃん、明日香ちゃん、恵梨ちゃんの視線。

「ライバル…?」
「保奈美さん…やはり」
保奈美さんは微妙な空気を作って去っていった。これから、彼女も大きな存在になっていきそうだ。

食事を終えて、いよいよテニス部の活動場所に向かうことになる。

「そろそろ行きましょうか」
「そうね!」
恵梨ちゃんが言うと、みんな責を立った。食堂を出ようとしたときだった。

「恵梨ちゃん!真梨子ちゃん!明日香ちゃん!」
恵梨ちゃんに真梨子ちゃん、明日香ちゃんの3人は、1人の制服姿の少女に声を掛けられた。

「あら、舞ちゃんじゃない!これから新体操部?」
明日香ちゃんがその子に話しかけた。
「ええ。あなたたちはこれからテニスよね」

「あの子…誰だい?」
俺は藍ちゃんに尋ねた。
「恵梨ちゃんたち3人のクラスメイトで、新体操部の期待の星…森之宮舞ちゃんよ」
「新体操!ということは…」
「ええ。真梨子ちゃんや明日香ちゃん、それに…恵梨ちゃんもあの子と一緒にやってた時があったわ」

なるほど、その仲良しの新体操部の中で、一番素質がある子が彼女、ってことなのかな。

「あら、男の方が一緒とは珍しいですね」
「こちらは橋本優さん。近いうちに私たちの体育の担当になる先生ですわ」
「まあ、よろしくお願いします!」
「ああ、よろしく」
恵梨ちゃんが俺の紹介をすると、舞ちゃんは深々と頭を下げる。

保奈美ちゃんもいいけど、この子もかなりの美少女だ。新体操をやっているだけあって、抜群のスタイルをしている。

「じゃあ私、もう行きますので。また今度…よろしくお願いします」
そう言って、舞ちゃんはその場を去った。

「真梨子ちゃん、明日香ちゃん、あの子と一緒に新体操やってたの?」
俺は尋ねた。
「はい。初等部に入ってすぐ、一緒に始めたんです。恵梨ちゃんも一緒でした」
真梨子ちゃんが答える。
「私たちの同期の中では…舞ちゃんは一番才能に恵まれてました。私たちは諦めてしまったけど、舞ちゃんは今もずっと仲良くしてくれてるんです」
明日香ちゃんはそう語った。

「結構いい子なんだね!」
「はい。テニスと新体操に別れてますけど、互いに励まし合ってるんです」
恵梨ちゃんが言う。
俺は感心した。

「テニスウェアもいいけど、君たちのレオタード姿も見てみたいな!」
「演技はできませんけど、優さんがお望みなら着てみてもよろしいですわ」
恵梨ちゃんはそう言った。

俺たちはテニスコートへ向かった。

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