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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 21

…お嬢様にしてはラフな格好だなぁ。昨日の水着と同じくらい刺激も強いし。

「待ちました?」
「いや、俺もさっき着いたばかりだから」
「急な提案でしたけど、また優さんと会えて嬉しいです」
「俺もだよ」

俺も恵梨ちゃんと一緒に車に乗り込み、目的地へと向かう。

 10分ぐらい走った後、車は大きな建物の前に止まった。俺は恵梨ちゃんに促されて車を降りた。
「ここが私の家です。どうぞ、お入りください」
目の前にあるのはとても大きな豪邸だった。敷地もかなり広大だ。これが恵梨ちゃんの自宅だなんて、やっぱり並のお嬢様ではないな。

 玄関に入り、それから応接間に通された。間もなく、恵梨ちゃんに導かれて、藍ちゃん、真梨子ちゃん、明日香ちゃんが部屋に入って来た。3人とも笑顔で俺に近寄って来た。

藍ちゃんは、水色のTシャツにデニムのショートパンツ、真梨子ちゃんに明日香ちゃんは、タンクトップに短パンと、恵梨ちゃんと大差ないラフな格好だった。

「優さん、いらっしゃい。またすぐ来ると信じてたわ!」
藍ちゃんがまずそう言って挨拶する。
「また会えてうれしいです」
真梨子ちゃんがそう言うと、明日香ちゃんも
「これからずっと、一緒にいられるといいですね」

「藍ちゃん、それに真梨子ちゃん、明日香ちゃん、君たちも来てたんだ!」
それに対して、藍ちゃんが答える。
「いえ。私たち、元々ここで暮らしてるの」
「えーっ!?それってどういうことだい?ここって恵梨ちゃんの家じゃ……」

俺の疑問に恵梨ちゃんが説明する。
「私たち4人のお母さんたちは、4人とも春桜学園の同期の卒業生で、しかも初等部からの親友同士なんです。そんな縁で、家族ぐるみの付合いをしていて、私たち4人は小さい時からの仲良しなんです」
続いて藍ちゃんが説明する。
「それで、真梨子ちゃんに明日香ちゃん、それに私の3人は、恵梨ちゃんのお母さんや、学園理事長をしてるお祖母さんの御好意で、このお屋敷に住まわせてもらっていて、ここから春桜学園に通ってるの」

…そうだったんだ。そんなに固い絆で結ばれているとは知らなかった。
昨日もみんなで海で…素晴らしい友情というか。

「それじゃあ、俺に関する話ももちろん聞いていたと」
「はい。優さんにはぜひ、春桜の先生になって、私たちと一緒に生活できることになればいいなぁと思います」
真梨子ちゃんが言う。

「今日はその話をしに来たわけだけど…」

その時、部屋のドアが開く。
「お待たせしました。話は娘から伺っています」
中に入ってきた女性。見た目はまだ20代前半といっても通用しそうだけど、今、娘って言ったよね。

「初めまして、橋本優さん。恵梨の母の厚沢恵子です」

 この人が恵梨ちゃんのお母さん?恵梨ちゃんに似て、かなりの美人だ。高校生の娘の母親には見えないくらい、とても若々しく見える。胸も真梨子ちゃんに負けないくらい大きそうだ。

「こちらこそ、初めて御目にかかります。橋本優です」
俺も挨拶を返した。

「橋本さん。私の母にして恵梨の祖母である厚沢恵美子が、これから昼食を取りながらお話をしたいと申しているので、仕度が整うまでこの部屋でお待ちください」
「どうぞよろしくお願いします」
恵子さんの申し出に、俺も返事をした。

「恵梨、藍ちゃん、真梨子ちゃん、明日香ちゃん、あなたたちも御一緒ですよ」
「はい。わかりました」
恵梨ちゃんが返事をした。そして、恵子さんは部屋から出て行った。

「恵梨ちゃん、学園の理事長の孫娘だって聞いてるけど、理事長ってお祖母さんなのかい?」
「ええ。父も祖父も婿養子で、厚沢家の実権は祖母が握ってるんです」
恵梨ちゃんがそう説明し、更に藍ちゃんが言う。
「恵梨ちゃんは一人娘だから、いずれお婿さんを迎えなきゃいけないんだよ!」

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