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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 20

「いや、そう言ってくれるのはありがたいよ、でもそう簡単にはできないだろ?」
「優さん、恵梨ちゃんを誰だと思っているの?」
わかってる。学園長の孫娘だろう。
しかしそれだってそこまでの権威があるのか?

「職員はいくらいたって問題はありません。それに、私…優さんとの関係をこの一度限りにしたくないです」
「…恵梨ちゃん」

「言ったね、恵梨ちゃん」
藍ちゃんが横から言う。
「どうするかは優さんが決めることだから強制はしないよ…でも、私も、気持ちは恵梨ちゃんと同じ。きっと真梨子ちゃんも明日香ちゃんもそうだと思う」
「………」

そんな目で言われたら、何も言い返せないじゃないか。

別れ際に恵梨ちゃんに連絡先の書かれたメモを手渡された。
きっと、期待されているに違いない。

 そういえば、俺は大学在籍中に教員免許を取得していたっけ。高校の教師になるのが夢だったんだよな。しかし、教育実習を受けたとき、勤まる自身がないと思い、あきらめてしまった。そして、大学卒業後、父の知人の紹介で某製薬会社に就職したのだが、そこを辞めてしまったんだ。
 この際、恵梨ちゃんの好意に甘えることにしようか。俺だって、恵梨ちゃんや藍ちゃん、真梨子ちゃん、明日香ちゃん、彼女たちとの関係をこのままで終わらせたくない。お嬢様学園の教師なんていうのもいいよな。

翌朝、いつもより、下手したら辞めた会社の出勤の時より早く目覚めた俺はシャワーを浴び、朝食を済ませた後恵梨ちゃんに連絡を取ってみた。

「はい!」
恵梨ちゃんも俺の連絡を心待ちにしていたのだろう、声が弾んでいた。
「昨日言われた話、受けることにしたよ」
「ありがとうございます。私も嬉しいです」
「…で、面接とかあるのかな、俺今スーツ持ってないんだよね」

「服装なら気になさらず、お気軽にいらしてください。一緒にお食事でもしながら優さんの身の振り方を話し合いましょう」
「ありがとう。それで、いつ…どこを訪ねたらいいのかな?」
「よろしければ、明日の午前10時か11時頃、こちらの駅まで来てください。駅から電話してくれれば迎えに行きますから」
「ありがとう、恵梨ちゃん。明日…是非行くからね!」
「お待ちしてます。それから、着替えと水着をお忘れなく。お泊りしてもらうことになるかもしれませんし、一緒に海水浴を楽しみたいと思います」

 恵梨ちゃんとの電話を終えると、俺はさっそく仕度に取りかかることにした。

 翌日の午前10時半頃、俺は一昨日に降りたのと同じ駅に降りた。改札を出ると、ポケットからスマホを取り出し、恵梨ちゃんに連絡をして、迎えに行くから駅前で待つよう言われた。
しばらく経つと、目の前に1台の高級車が止まり、中から恵梨ちゃんが降りてきた。その恵梨ちゃんの服装は、丈の短い白のノースリーブシャツにホットパンツといった、大胆なヘソ出しスタイルであった。

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