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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由
官能リレー小説 - ハーレム

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俺がお嬢様ハーレムの主になれた理由 3

目の前で口々にそう言われると、ここで何もしないと男が廃るような気分になってくる。
確かに彼女たちのいう通りこんなチャンスはなかなかない。

「優さんにとっても、私たちにとっても、マイナスになることなんてないと思いますよ」
……まあ、そうだな。そうだよな。

彼女たちと出合ったことがその後の俺の人生を大きく変えるとはこのときはまだ思いもしなかった。
このときは、ただ欲望に忠実になることしか考えていなかった。

「君たちが望むなら俺も乗るよ。でも、どこかいい場所はある?」
「大丈夫。恵梨ちゃん、アレ、使ってもいいよね?」
「もちろんですよ」

藍ちゃんがそう尋ねると、恵梨ちゃんは笑顔で応じた。

「…何かあるの?」
「ソレは行ってからのお楽しみだよ♪」
お嬢様学園なのは知ってるけど、JKが自分のお金でそんなところ使えるわけがないだろうしましてや持ってるわけじゃないだろう…意味がわからない。

4人についていく形でしばらく歩く。
彼女たちは着替えることもせずビキニ姿のままだから、割と近いのだろう。

「ここ!」
指差す場所はコテージのような一軒家。
「…使えるの?」
「恵梨が良いっていうんだから、大丈夫だよ」
「望むならいつでもOKですよ」

見たところ別荘とかそんな感じの建物なのだが、そういうものを持っているということは、この恵梨ちゃんという子は相当な家庭に育っているということ。

「驚いてるね。まあ当たり前か…恵梨ちゃんはね、うちの学園の理事長の孫娘なんだよ」
戸惑う俺に藍ちゃんがそう説明する。

お嬢様学園の生徒というだけでもすごいのに、それを運営する理事長の孫娘と知り合うなんて…何という偶然だろう。

その恵梨ちゃんが建物のドアの前に立ち、持っていたバッグから鍵を取り出し開ける。
「中にどうぞ」
一瞬萎縮するのは俺だけで、後の子達は遠慮もなくずかずかと中に入っていく。
何度も来ているのか、慣れている様子だった。

「優さん、お飲み物ご用意しますね」
「私たちはシャワー浴びてくるねー」

残りの3人は廊下の向こうの部屋に入っていく。
恵梨ちゃんはそれを笑顔で見送った。

「どうぞ」
「ありがとう」
グラスに注がれたフルーツジュースを一口飲む。ちょっと甘すぎる気がしたが、今はそれもいいだろう。

「驚かれましたか?」
「そりゃあもう」
正面に座る恵梨ちゃん。青いビキニから豊満な乳房がこぼれそうだ。

「学園では積極的なリゾート開発も行っておりまして、ここもそのひとつなんです」
「生徒だけで使えるんだ」
「はい…春桜の生徒、その家族、職員など関係者なら誰でも。ただし予約は必要です」

…そういえば恵梨ちゃん、スマホで何か操作してたな。
あれが施設予約だったのだろうか。

「…僕のような見知らぬ人間を連れても大丈夫なの?」
「私たちがいいんですから、ご遠慮なさらずに」
「はあ」
ニコニコしたままの恵梨ちゃん。

そんな話をしている間にシャワーを浴びていた3人もこちらにやってきた。

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