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僕は決して強くはないから
官能リレー小説 - ハーレム

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僕は決して強くはないから 11

「若様の高校での事件でようやく気づいた我々が動いてどうにか若様はお救いできましたが・・・」
「母さんは動かなかったんでしょ?」

「はい、麻衣様が自ら動いたのでは無く、お屋形様が動いて若様をお救いしました・・・麻衣様はあの男の所から離れようとしませんでした・・・」

実は理由は分かってる。
暴力的なあの人だけど、母さんは多分離れない。
愛してる・・・それもある。
でも、身も心もあの人に支配されてるから・・・
きっと離れられないんだろう。

「あの人、何で僕を手放さなかったんだろうね」
「はい、『俺のモノは誰にもやらん!』と・・・身勝手で理解できない思考です」

あの人らしい言葉だと思った。
要は家庭と言うものを支配したくて、僕や母さんはあの人にとってモノだったんだろう・・・
そして、こうも言っていた。
『お前のような出来損ないじゃなく、まともなのを麻衣に産ませる』って・・・
母さんはそれすら否定しなかった。
けど、親としての良心からか、ここの行き方は教えてくれた。


ただ、気がかりなことがある。
僕の妹たちと弟だ。
「まともなの」が欲しいばかりにあの人は母さんにもう一人息子を産ませようとした。
母さんは四度目で次男・・・僕の弟を産むことができた。つまり僕と弟の間に、二人の姉妹がいる。
上の妹は聖美といい、中学二年生で母さんによく似ている。顔も性格も。
下の妹は雪美といい、小学五年生であの人が暴力的でなかったらこんなものか?という性格だ。
弟は智樹といい、今年小学校に上がった。僕とは違い腕白で気が強く、あの人に気に入られていた。

あの人の元で、暴力を振るわれて育って性格がゆがまなければいいのだけど。
僕があの子達を置いてきて、どうなったか心配だ。

「聖美たちをあの人から引き離せないかな。」
「ご妹弟の皆さまをですか?今すぐに全員を引き離すのは難しいと・・・申し訳ありません。」
親と争い兄弟とも溝ができているなんてまるで乱世の時代みたいだ。
でも、今の僕には力があるので、まずは受け皿としてこれから通う学校ではいじめと体罰をなくすという理想を実現させる。
妹は連れてきて一族の仲間に加えれても智樹はきっと難しい。あの人の側につくなら後悔させるしかない。
母さんも結果的に男を見る目がない上に弱くて無知なせいで一族の危機を招いたので、頃合いを見て出家させて尼寺にでも入ってもらおう。
「柳瀬家と紺野家は戦うしかないんだね」
「後に遺恨を残さぬようにするにはそれしか…それも秘密裏にです」
「若様の敵は一族の敵です。いずれ、すべて葬る時が来ます」
そう言われても妹2人は心配だ。

聖美は僕より10cm以上高い背丈だけど、母さん同様大人しい子だ。
雪美は丁度僕と一緒ぐらいの背丈で、僕とよく似てるから双子なんて言われる。
でも性格はちょっと気が小さい。

だからあの人の暴力にビクビクしながら妹達も生きてたし僕たちはよく一緒に折檻を受けた。

母さんと僕、それに妹2人下半身裸にさせられてお尻が真っ赤になるまでぶたれて・・・
妹2人と母さんの前で僕のペ○スが晒される。
そしてあの人が『こんなモノ男のモノじゃない!』と怒り・・・
そして自分のモノを僕達に見せる。
長さ20cm近く太さも凶悪な勃起した巨根・・・

その後、母さんを荒々しく寝室に連れて行って、母さんの悲鳴にも似た声が聞こえて僕らは抱き合って泣いたりしてた。

もしあれが、妹達の性的虐待にまで繋がっていたら・・・

あの人に逆らえない妹達だし、早いうちに助けたいと思った。

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