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◇◇◇ 淫蕩聖伝 ◇◇◇
官能リレー小説 - ハーレム

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◇◇◇ 淫蕩聖伝 ◇◇◇ 3

望は言った。
「あ…あの…俺、こういう事するの、初めてで…」
「大丈夫よ。私がリードしてあげるから…」
そう言うと美女は望を半ば押し倒す形で上になり、ペ○スを掴んで先端をワレメにあてがった。
「入れるわね…」
そしてそのまま腰を落としていく…。
あっという間だった。
望のペ○スは彼女の膣内に完全に没入した。
「あぁ…っ!!」
ペ○スを通じて伝わって来る快感に、望は思わず声を上げた。
(…すげえ!俺今セックスしちゃってるんだ…!)
初めて感じる女性の膣内の感触に、望は快感と同時に感動も覚えていた。
それは彼が想像していた初体験とは大きくかけ離れたものだった。
まさかこんなに唐突に…それも行きずりの見ず知らずの女性を相手に童貞を捨てる事になろうとは思ってもみなかった。
「フフフ…初体験おめでとう。どう?初めてのセックスの感想は…」
「す…すっごく気持ちいいです…」
「それは何より…でもこれからも〜っと気持ち良くなるわよ…」
そう言うと美女は腰をくねらせ動かし始めた。
「あ…あぁぁ…っ!!?」
更なる快感が望を襲う。
あまりの気持ち良さに腰がガクガクと震えた。
今すぐにでも射精してしまいたいのを必死で耐える。
もし一度出していなければ速攻でイってしまっていただろう。
実際に感じている快感もさることながら“セックスしている”という実感が更に快感を倍増させるのだった。
さらに言うと、望はまだ知る由も無い事だが、この美女は類い希なる“名器”の持ち主だったのである。
彼女は妖しく微笑みながら言った。
「ウフフ…射精したいのを必死に耐えてるわね…可愛い♪…良いのよ?イきたくなったらいつでも私の膣内(なか)でイっても…そして私の虜になりなさい……」
その言葉は…しかし望の耳には入らなかった。
…いや、音として聞き取ってはいたのだが、頭で意味を理解する事が出来なかったのだ。
それほど彼には余裕が無かったのである。

…ズチュッ…ズチュッ…グチュ…ヌプ…

「…あっ…あん!…あぁ…あぁんっ…♪」
美女もいつしか望の上で気持ち良さそうに腰を振って快感を貪っていた。
ふと望は彼女の“ある変化”に気付いた。
いつの間に現れたのか…彼女の背中からコウモリのような翼、頭には牛のような角、さらに尻からは先の尖った黒い尻尾が生えていたのだ。
作り物でない事は判った。
その姿はまるで…
(…あ…悪魔…!?)
…ここに至って望は自分が交わっている相手が人間ではない事に気付いた。
だが既に彼にはそれが大した問題には思えなかった。
もう悪魔でも何でも良い…この快感をもっと味わっていたいと思っていた。
しかし、その意志に反して彼は絶頂を迎えようとしていた。
「…あぁぁ…!!!お…お姉さぁん!!俺、もう…!!」
「…あぁん♪イくのね?イっちゃうのねぇ!?…出してぇ!!私の膣内(なか)にアナタの…“イカイノヒカリ”のザー○ン、たっぷりちょうだぁい…!!」
まただ…。
何なんだ?さっきから…“イカイノヒカリ”って…?
一瞬、頭の片隅でそんな事を思った望であったが、
次の瞬間、凄まじい快感の波に包まれ、そんな思考は彼方へと消し飛んだ。
「あぁぁ…っ!!!!」
彼が絶頂を迎える……まさにその直前だった。
「…ちぇすとおおぉぉぉっ!!!!」
 ズドガァッ!!!!
「ギャ…ッ!!!?」
…何か起きた。
「…っ!!!?」
望は一瞬、訳が解らなかった…。
…自分の上で快感に喘いでいた美女が勢い良く飛んできた“何か”に体当たりされて、それで自分から“外れて”吹っ飛んだのだ…という事を理解するのに、たっぷり二十秒以上は費やした。
「な…何だ…!!?」
彼は体を起こして辺りを見回した。
「…う…うぅぅ…!!?」
美女…もとい女悪魔は近くの木の幹に叩き付けられていた。
思わず「大丈夫!?」と声を掛けようとした直後、後ろから新たな声がした。
「ふぅ…間一髪だったな…」
「…っ!?」
振り向いた望は、声の主の姿を見てハッと息を呑んだ。
そこに居たのは、またもや一人の美しい女であった。
絹のような黄金色の髪をなびかせ、まるで古代か中世の時代を思わせる兜と胸甲を身に付けている。
その姿はあたかも北欧神話に登場する戦乙女(ワルキューレ)を彷彿とさせた。
「あ…あなたは…?」
「危ない所だったな少年、もしサキュバスの膣内に射精していたら、虜にされて精を搾り尽くされて命を落としていた所だったぞ」
そう言いながら戦乙女(仮)はエメラルドのような翠色の瞳を細めて望を見つめた。
「そ…そうだったんだ…え!?…ていうか…サキュバス…!?」
望は驚いて女悪魔の方へ目をやる。
「あ〜あ、もう少しだったのにぃ…よくも邪魔してくれたわねぇ〜?」
女悪魔は何事も無かったかのように立っていた。
確か木に思いっきり叩き付けられたはず…現に彼女の背後の木の幹の一部分が凹んでいる。
相当な衝撃を体に受けたはず…なのに平然としている。
人間なら立ち上がる事すら出来ないダメージのはずだ。
「……!!」
絶句する望。
一方、戦乙女は少し意外そうに言う。
「…ほう…サキュバスは肉体は人間並のはずだが…タフなヤツもいたものだ…」
「ウフフ…衝突する直前に魔法で障壁を張ったのよ。ココの使い方ね…」
女悪魔は自分の頭を指し、微笑を浮かべながら戦乙女に言う。
「…そっちの唯一の切り札である“イカイノヒカリ”の所在を突き止めた今、もう私達の勝ちは決まったような物…あなたももう諦めて魔王様の軍門に降ったらどう?ここだけの話、魔王様はあなたの戦力を高く評価してるわ」
「断る!!!!」

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