爆乳戦隊おっぱいジャー! 15
…満更でもないのは俺も同じだし、愛子には悪いが、みんなを出来るだけ俺は平等に愛してるつもりだし、ハーレムのマスターになるならそれは必要な技能だからな。
「おっ…♪ひぃっ…ほぉっ…んおぉっ…んほおぉっ♪んもおぉっっ♪♪」
そんな俺の考えを解っているのか、はたまた解らないのか…下品に喘ぎながらも渚はキスを求め、顔を近づけてきた。
「んっ…」
俺は渚の気持ちを汲み取り舌を突き出しれろれろと動かすが…渚は子供のように頬を膨らませるので俺は渚の頬にキスをすることにした。
「ふふ…合格だぞ?さすが私のご主人様だ…私は、こんな性格だからな…その…面倒かもしれないが…」
「面倒ならとっくに離れてるさ?渚…これからもよろしくな?」
「〜〜っっっ!???」
そんな一言にも渚は顔を赤くする、いや実に可愛いものだ。
「い、痛い痛いっ!止めろ渚っ!肋骨が折れるっ!」
俺はそう考えながらポカポカと渚に胸元を殴られながらも微笑んでいた、やっぱり乳力持ちのおっぱいジャーは訓練してるだけあって一撃一撃が重いわけだが、まあそれでも幸せな気分を味わえただけでよしとしよう。
そんなこんなで俺と渚は勉強を放り出して無茶苦茶セックスを楽しんだ…後に成績に響いたのは言うまでもないだろう、このまま行けば留年かな…芸能人用の学校にでも通うか、事情くらいは汲んでくれるかもしれないし。
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「えぇ〜っ!何なのアイツぅ〜、攻撃出来ないよぉ〜っ!」
翌日、いきなりだがおっぱいジャーのメンバーは窮地に立たされていた、本日の敵である信号機型乳魔、アッカシンゴにおっぱいジャーのメンバーは完全に翻弄されていたからだ。
「ア〜ッカッカッカ!こんなモノかぁ?おっぱいジャー!!それでは俺には勝てんぞぉーっ!」
見た目はまんま信号機だが性能自体はタマモの肝いりなのか、タマモはビルの上でふんぞり返りながらこっちを見ている。
「フホホホホ!愉快じゃのう!いくら強力な攻撃でもアッカシンゴの前では歯が立たん!言わば鉄壁の盾よ!そろそろ死んでもらうぞおっぱいジャー!」
アッカシンゴはそのままゆっくりと近づき始めるが、隙をついて爆乳ブラックは飛びかかる、背後を狙われた、言わば不意打ちの体制だ。
「アッカシンゴ!後ろじゃ!」
「OK!御屋形さまぁっ!」
「ミルキーシュートッ!ロックオーンっ!」
爆乳ブラックこと涼子は武器であるビーチックバスターの出力を最大にあげ、自身の固有武器であるバズーカ、ロケットバスターにジョイントさせたまま、辺り一帯を弾き飛ばせる必殺技、ミルキーシュートを撃ち出す、白いレーザーが一気にアッカシンゴを貫く…かと思われたが。
「アカレンズっ!攻撃停止っ!」
「なっ!ミルキーシュートがっ!」
アッカシンゴが自身の信号の赤ランプ部分を光らせるのと同時に、ミルキーシュートはその場に停止した。
「無駄無駄無駄ぁ!アッカシンゴには物理攻撃も射撃も成功せん!ワシとアッカシンゴがいれば誰にも負けんぞ!さあ、攻撃を返してやれ!アッカシンゴ!」
「了解!アオレンズ!攻撃解除ーっ!!」
「きゃあああああっ!」
瞬時に今までおっぱいジャー達が放ち、停止されていた攻撃
が全てはじき返され、辺りに爆風が巻き起こる中、渚の声が辺りに響き渡った。
「面白そうなオモチャだな?私も遊ばせてもらおうか?」
「な…渚、テメェ今までどこにいたんだよっ!」
茜が爆撃により強制変身解除され、たくましい腹筋と明らかにおかしいレベルの爆乳をぶるんぶるんと揺らしながら、怒りにまかせて訪ねるが渚は答えない。
いや、性格には答えられないんだろうな…何せ今俺と渚がいるのは宇宙だからだ。
「行くぞ?優一…んんっ…それとも…ご主人様の方が…好みか?」
「いやっ…ていうか…おかしいだろ、コレはっ…んんっ…いくらなんでもっ…あぁっ…あんまり動くなっ…出ちまうっ…」
「なあにっ…もう少しの辛抱だからっ…安心しろっ…あんっ♪」
なかなか無線で他のメンバーに声をかけられない理由はもう一つある…俺と渚は全裸で宇宙空間でコクピット越しに挿入しているからだ…声は涼しげだが背面座位の体制の渚の表情はメスブタモードのそれに変わり、非常にいやらしい。
…なんでスペースセックスしてるのかって?理由は簡単さ、新兵器をあの信号野郎に試すからだ。
そんなことを考えているうちに唯から通信が入る、その口調はいつものようなフヒヒ笑いはない、余裕もなく急かしてくるような声だ。