爆乳戦隊おっぱいジャー! 25
「なんだろうな…茜…なんか息苦しくて…力が…抜けていくような気がしないか?」
「お前もか?…たぶんこれ…エネルギーか何かを吸われてるよな?」
二人の意見は同じだ、他の戦士達も同様に力を吸われて…それがあの乳魔神に対して何かしらのパワーを与えているんじゃないかという予想がたっている。
ならどうすべきか…それはなんとも言えないのが現状だ。
お互いに素っ裸にされてしまったので隠し武器なんかもあったもんじゃないからな
……実に困ったな、今ごろ皆は何をしているんだろうか、誰かがそろそろ異変に気づいても良さそうだけど、流石にないかな…。
「なあ、優一…こういうときに何だけどさ…一か八かにかけてみたいって思わないか?」
「何だよ茜?お前みたいな強いやつもそんな風に考えるのか?」
「こんな状況はまあ早々なかったけどな…警察になる前はずっと武者修行もしてたし…オレ、昔は泣き虫で喧嘩も弱くてな…ずっと自信もなかったんだ…だから強さばっかり求めて危ないこともしてきたけど…それだからこそ今は自信があるんだ、誰にも負けない!ってさ…優一、オレにかけてくれないかな…お前の人生」
人には色々あるんだな…と改めて俺は感心した、茜はただの筋肉バカというわけではないし、荒事に関わってきたのも嘘ではないのはよくわかる、案外思慮は深い時もあるし、そもそも警察時代は五輪選手候補だった時もあるみたいだからな…。
何より茜は強い、それも半端な強さではないし、はじめは対立していた渚ともお互いを認め会えた中だし、茜がいなかったら全滅していた場面だって何度かあったはずだ。
精液タンクみたいなものである俺が何かをするよりは茜に任せるのが一番だろう。
「よし!決めたぞ茜!俺の人生をお前に預けよう!煮るなり焼くなり好きにしていいぞ!」
「うっしゃあ!それじゃあ優一ーーー」
今この場でしようぜ!セックスをっ!
次の瞬間茜の口から発せられた言葉に俺は頭が痛くなった。
何言ってんだこいつは、しかもそれが解決策とか…エナジーを吸われすぎていくらか頭がおかしくなったんじゃないのか茜は。
「そんな顔すんなって…それによく見ろよ?コイツら多分乳力を吸ってるんだろうけど…お互いが愛し合ってセックスをすると力は凄まじいことになる…って渚も言ってたじゃねえか!だからパンクさせるんだよ、セックスでエネルギーを集めてる機械をさ!さあ、任されたからにはやるぜ?優一!モノは試しだ!たっぷりヤッてやるよっ!」
………頭の実にいたくなる計画ではあるが、しかし本当に成功すれば万歳したくなる状況だ。
「わかった、でもけっこう疲れてるからあまりもたないと思うぞ?」
「ふっふっふ…オレを誰だと思ってんだ?見せてやるよ…体力がないときほどセックスは激しくなる見本ってヤツをな!!」