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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 9

(これ、前に見たことあるやつだな……)
神崎修司が、がっかりしていると受付の呼び鈴が鳴さられた。
「誰だろう、何かあったかな?」
駐車場で駐車してあった車に、あとから来た客がうっかり駐車しようとをぶつけてしまったということもあったのを思い出した。
「あなたが神崎修司さんね、お願い、ママと妹をたすけてほしいの!」
清河遥は妹の携帯電話を片手に受付の前に立っていた。
緩やかにウェーブのかかった長髪、白いコートを着ている背の高い美人だが焦りと緊張が声や表情から伝わってくる。
「この部屋の中に、二人がいるわ」
清河遥が指さす部屋の前で神崎修司は緊張した。マスター・キーでドアを開けて中に踏み込む。
(もしも、ちがってたらクレーム処理しきれる自信がないな)
部屋の中で麗華や絢香ではないセックス中のカップルがいたら、ただごとではすまない。
「……ママ、絢香!」
ベットの上では二人がおたがいのオマンコを舐めあっていた。
神崎修司はあまりの光景に息をのんだ。
「ひどい、淫鬼のしわざね」
清河遥は怒りに声が震えていた。
「おーい、シャクティ、どこだ?」
(今夜は満月です。夜明けまでお待ち下さい)
神崎修司だけに聞こえる女神シャクティの声。
「……朝になればなんとかなる」
「そんな、朝までこんな状態だと、ママと絢香が壊されちゃうわよ!」
「じゃあ、俺にどうしろと」
「あなたは、ママとやっちゃって。それから絢香を助ける方法を考えましょう」
「やっちゃって、といわれても」
「ママは妊娠しないから思いっきり出して!」
清河遥は卑猥なことを言うように見えない顔立ちや雰囲気なのにいきなり、神崎修司にとってはわけがわからないことを言い出した。
「あなたの力を少しママに分けてあげてほしいの。破邪の法術を試してみるから」
清河遥はそう言いながらコートを脱ぐ。さらにその下の服も脱ぎ始めた。
「わわっ、な、なんで裸に」
「女の裸ぐらいでびびらないでよ、こっちまで恥ずかしくなるでしょ!」
清河遥は全裸になると自分の股間に呪符をはりつけた。さらに、心臓の真上の左の乳房に呪符をはりつける。
そして、床にあぐらのようなヨガのポーズで座り目を閉じた。
「私は二人の意識に潜るから、あなたはママの中に精気を放って。あなたがやらないと私たち三人は死ぬかもしれない。頼んだわよ」
(死ぬってなんだよ、わからなすぎる!)
神崎修司は瞑想に入った遥とベットの上で母娘レズプレイ中の麗華と絢香を見つめた。
「おい、シャクティ、どうすればいい?」
(私の聖力を巫女たちに授ければいいでしょう。しかたありません、許します)
「うおおおぉっ、なんだ!」
神崎修司の全身が火照り、一気に痛いほど性器がフル勃起した。
(麗華さんとならやっちゃっていいって言ってたな。こうなったらやってやる!)
神崎修司も全裸になった。
「あら、また獲物がかかった♪」
「くっ、こんな強い鬼がいるなんて」
遥も吊り下げられて三人がならんでいる。
右に絢香。
左に遥。
中央に麗華。
「ママ、絢香!」
遥は両手の手首に巻きついた触手で吊るされている。麗華や絢香のように、全身を触手の群れにまとわりつかれていない。
「ねぇ、二人が気持ちよすぎてたまらない顔が見えるかしら、ふふっ……あなたにも悦びを教えてあげるね♪」

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