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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 41

「それは驚かせたようで、すまぬ。わらわは、本来は九尾の妖狐族なのだ。だが、誰かが、わらわの力を封じおった。だから、普段は尾も少ない状態なのじゃ。そうか儀式とは知らずに娘たちをいかせたのだな」
どうやら呪歌と魔法具の演奏に、祈祷の舞踏を踊り、さらに獣人族の娘たちをいかせまくることで、封印された玉藻の召喚の儀式をリリスたちは行ってしまったらしい。
「そなたのおかげでもう少しで封印が解けるようなのだが、わらわに協力する気はないか?」
どうやら堕天の刻印の変化は、玉藻の封印解除儀式の影響らしいことがわかった。
ノルンはヴァルキリーのために影響されなかったが、ノルニルたちが操られて封印解除儀式を遂行するために、獣人族の娘たちをいかせまくったらしい。
「って、ノルニルさんに玉藻さんも襲われてたけど、リリスが助けなければ他の獣人族の人たちと同じようにやられちゃってたと思うよ」
「そうなのか?」
ノルニルたちに犯されて、今はリリスの秘術で眠っている獣人族の娘たちを玉藻が見つめた。
「それは危なかった。まあ、わらわの封印解除の儀式が終われば、その翼がある者たちは元に戻るはずじゃ。さあ、どうするのじゃ?」
焦りまくって全力全開でやりまくっていた神崎修司は、その場で座り込んで「はぁー」っとため息をついて、玉藻を見上げた。
「で、俺は何を手伝えばいいんですか?」
「今宵は満月、祝言には丁度よい夜。おぬしがどの種族かは知らぬが、そこに仰向けにでもなっていてくれればよい。すぐに終わらせる」
「はい?」
「別に緊張する必要はない。そのまま挿入する。無駄に時間をかけてもしかたがない。そのほうが効率的ではないか」
玉藻が見ているのは、ようやくネクタル効果で勃起した神崎修司の肉棒である。
その瞳はまるで猛禽類が獲物を狙うが如く爛々と輝きを放っていた。
「先ほどから見ていたのだが、それをここに入れてしばらくおぬしが腰を揺らしておったではないか。それからおぬしはクンダリーニを放ち分け与えておるようなのでな。そなたも何やら疲れているようじゃ。まさか、この翼のある者ら全員に与える気だったのか?」
「そうだよ」
「おぬし、死にたいのか?」
見えないクンダリーニという力があり、生命力の重要な源というものがある。それを射精と同時に神崎修司がノルニルたちに与えていると玉藻は理解した。
「死ぬ?」
「クンダリーニの量は限られていて、尽きると衰えて死ぬそうだ。それを与えることで相手に力を与えることができる」
神崎修司はあっさりと寝そべった。
(クンダリーニって何かわからないけど、あと一回出るかどうか。玉藻さんともするつもりだったんだから、まあ、いいや)
背面騎乗位で玉藻が腰の上にまたがる。
やんわりと握られていたものが、膣内のうねるような独特の感触に包まれた。
(あ、入ったな。玉藻さんはミーシャみたいに処女じゃないんだな)
獣人族には人間やハーフリングのような処女膜はない。また、特殊な儀式でそこに指先を入れることはあるが、あとは異種族、おもにダークエルフ族からクンダリーニを奪うときに使うだけである。

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