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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 29

「あんっ、魔王様」
「リリス、かわいいぞっ!」
いきなり部屋に来てフェラチオをねだり、そのあと、ベットでリリスを悶えさせてバックで中出しをした。そのあとベットで抱き合いながら話をしていた。思わず、リリスのかわいい態度に神崎修司は抱きついてキスをする。
湿った柔らかい唇の感触を味わう。
お互いの吐息が洩れるのと同じタイミングで神崎修司は舌を忍ばせ、舌先を絡めあう。
リリスは遠慮がちに舌を差し出してくる。唇を離して、神崎修司が見つめると、リリスが耳まで赤らめて伏し目がちに目をそらした。
リリスの色っぽいしぐさに神崎修司が胸を高鳴らせて、乳房を揉みまわす。
天使のネクタルとヴァルキリーノルンのマッサージに似た回復の秘術で精気が回復した神崎修司は、リリスに気絶まではいかないが起き上がるのがおっくうになるほど「あっ、あ、ひぅん、あぁっ、出して、あたしの中に魔王様の精液をたくさん出してぇ!」と言われるがままにたっぷりと膣内射精した。
「はぁ、はぁ、はぁ、リリス……」
「あたしの魔王様……」
リリスの上で乳房に顔をうずめて、抱かれながら神崎修司は甘い快感の余韻に目を閉じている。リリスも優しく神崎修司の髪を撫でながら、口元に微笑を浮かべて目を閉じている。
かつて魔界で左腕に触手を持つ魔王として、リリスを伴侶として魔界を制圧したが、浮気で女神にも手を出してしまい、世界の運命選択者として人間として転生させられた神崎修司。
リリスとセックスすることで前世の能力を少しずつ取り戻しつつある。
堕天の刻印の力もその一つである。
女神を捕獲するために夢幻界で巨大で醜悪な芋虫のようなドラゴン、魔界蟲ガーバリムを召喚。
その体内で女神を快楽に溺れさせ、堕天の刻印を刻んだのである。
前世でリリスとシャクティにすでに堕天の刻印を刻み込んでいるため、天界と地上の守護女神シャクティと夢幻界と魔界の守護女神リリスはすでに神崎修司の忠実なる下僕なのである。
神崎修司はそれを忘れている。
リリスは神崎修司に膣内射精されるたびに、満たされなかった気持ちが消え、魔王とでなければ得られない快感に蕩けそうになる。
堕天の刻印を刻まれても死ぬわけではない。聖刻を刻まれると死ぬ。堕天の刻印を刻まれた者は、魔王以外とのセックスでは満足できなくなる。
快感があまりにも強烈なのである。
天使ノルニルたちはヴァルキリーノルンの分身のようなものなので、神崎修司に中出しされたら、ネクタルミルクを乳首から射精するように快感をともないながら搾り出されてしまう。
ノルンは犯されて膣内に刻印があるわけではなく、また効果は少し違うのである。
かつて女神シャクティは魔王に聖刻を刻み込もうとしたが返されて、ノルンと同じように催眠状態にされて犯されたのだった。
シャクティはガーバリムの体内で、触手の群れに拘束され、ネクタルミルクを飛び散らせて何度も絶頂しながら快楽に溺れさせられた。
リリスがミーシャと神崎修司がセックスするのを許すのは、魔王の与える快感は癖になることをリリスは知っているからだ。それはオナニーでも、誰とレズプレイしても満たされることがない。
聖刻で落命せずに済んだが、ミーシャは魔王との性交による快感を知ってしまった。
同じ牝として、魔王との性交なしで我慢するのがどんなにつらいかリリスは知っている。
ミーシャとするとき神崎修司が勃起しないなんてことがないように、リリスが神崎修司とオーラに変化して憑依している。
それだけでなく、神崎修司の鼓動や肌の汗ばみまで一番近くで感じられるのが、リリスは好きなのである。それはミーシャを聖刻から一緒に解放しなければ知らなかったはずの悦びであった。
前世でも知らなかった直接セックスするのとはちがう、それでも神崎修司の欲望や興奮、そして快感を共有する悦びは、ミーシャが異界の森に来てくれたから知ることができた。
ミーシャの狭い膣内で神崎修司が射精するとき、リリスも一緒にいきそうになる。
ミーシャは二人が寝室で抱き合って、まったりとくつろいでいる間に、ノルンに賢者の塔の書斎で魔法について講義を受けていた。
「ノルン先生、どうかしたんですか?」
「ちょっとぼーっとしてるけど、ちょっと疲れてるだけだと思うわ」
神崎修司によって催眠状態になっていた間の記憶はないが、興奮していたり敏感になった乳房を揉まれたり、恥ずかしい質問をされたときの余熱のようなものが、わずかに残っている。
ノルンは治癒の秘術を使ったせいだと思っていたが、体が魔王の精液や精気を欲している。

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