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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 28

イラマチオのはずだが、神崎修司はリリスの思惑通りに求められていることをしているだけのような気もする。主導権はリリスに握られっぱなしなんじゃないかと神崎修司は思う。
「リリス、もう出そうだ」
神崎修司はリリスの頭から手を離して、耳を撫でるとビクッと反応する。リリスはそれでも肉棒をしゃぶり続けるのを止めたりしない。
さらにうなじから細い首筋も指先でふれる。
リリスの耳や首筋はとても敏感なのを、神崎修司は知っていた。
ぶるっと反応するリリスの様子を見て、神崎修司はそのまま我慢しないで射精した。
「ごちそうさま、魔王様の全部飲んじゃった♪」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
リリスは神崎修司の射精がおさまるまで、しっかりと口から肉棒を離さなかった。
「ノルンさんはレズビアンなのか?」
「天界も魔界も男性はいないから」
「え?」
「地上界にしか男性はいないの。天界の天使族、魔界のダークエルフ族がオチンチンついてるけど、射精したりしないわ」
「じゃあ、子供できないじゃんか」
リリスの話によると魔界には満月の夜に新しい住人が現れるらしい。
やがて寿命を終えると再び天界、地上界、魔界のどこかに転生するらしい。
「魔界には魔王様しか男性はいないわ。あたしが連れてきたからなんだけど、本来なら存在してないの。だから、レズビアンが普通なの」
神崎修司にはよくわからない世界のありかたである。ただ神崎修司が気にしているのは、やったら妊娠するのかどうかである。
「種族が違う者が交わっても妊娠はしないけど、そのかわり魔王様の力ならみんな奴隷になっちゃうのよ。女神は奴隷にならない。あたしもね。いちおうこれでも夢幻界の女神だから」
「奴隷?」
「そこじゃなくてあたしも女神ってところに食いついてほしいわ。ヴァルキリーのノルンには、聖刻みたいなタトゥーが刻まれた。ハーフリングのミーシャちゃんの聖刻の秘術を、魔王様はかけた相手であるノルンに返したから堕天の刻印ができたの」
「堕天の刻印?」
「魔王様の忠実なる下僕の証」
ちなみに膣内射精されたミーシャにも刻印があるらしいが、膣内にあるらしい。
(ノルンさんが忠実な下僕?)
神崎修司は催眠状態にノルンがなった理由がわかった。
「魔王様がヴァルキリーまで下僕にしちゃうとは思わなかったわ。……でも、奴隷らしくないのよね。ミーシャちゃんみたいになついたりしないし。イヌとネコみたいな感じかしら?」
「あのさ、リリス……」
「なぁに、魔王様」
「リリスは、俺が他の女とやっても嫉妬したりしないのか?」
「ふふっ、あたしの刻印をつけていい?」
リリスが首筋にキスをした。
「魔王様にキスマークつけちゃった♪」
リリスはそう言って照れながら神崎修司にぎゅっと抱きついてくる。

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