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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 27

恥丘の少し上の下腹のあたりで、堕天の刻印がゆっくりと点滅するようにぼんやりとした淡い赤い光を放っているのに神崎修司はオッパイをしばらく見つめていてからだが、気がついた。
(催眠で女の子にあんなことやこんなことをするエロゲーがあったけど、これはそれみたいだな)
神崎修司はノルンの生乳を揉んでみる。ノルンは嫌がるわけでもなく、平然とおとなしく表情も変わらない。まるで生きた人形のようだ。
神崎修司は少し考えて「今から質問するから素直に答えて」と言ってみた。
「はい」
メイド服はノルンの性格なのだろう。催眠状態なのにきれいに畳んでベットの端に置かれてある。
「オナニーはしますか?」
「はい」
「三日に一度ぐらい?」
「いいえ、興奮したときだけです」
美乳オッパイ丸だしで、普段は美人なのに無愛想なノルンの女の子の秘密を聞き出してみた。
「ど、どんなときに興奮するの?」
神崎修司が、緊張と興奮に、つばをごくんと飲み込んで聞いてみた。
「リリス様の入浴のおともをしたり、キスをしてもらうと、とても興奮します」
(リリス、女の子にも手を出してるのか)
ノルンがレズビアンだと知って神崎修司は「もったいないな、美人なのに」と思わずつぶやいた。

第八話 堕天の刻印

そこで神崎修司はふと気になった。
(エロゲーの催眠ものなら、催眠中のことは催眠から解除されると、その間にされたことの記憶を忘れてしまうのが定番だけど)
言いなりになっているが、しっかりされたことは覚えているとしたら、とにかく頭を下げて平謝りして、それから殺される前に、リリスにうまくとりなしてもらおうと神崎修司は考えた。
「ノルンさん、服を着て」
「はい」
感情の込もっていない返事をしてノルンが服を着て、ベットの上に座っている。
「俺のマッサージは終わったよ。ゆっくりベットからおりて」
「はい」
神崎修司が服を着て、もしものときは部屋の扉をすぐに開けて逃げられる位置に移動した。
「よし、ノルンさん……」
神崎修司が緊張しながら命じる。
「元に戻れ」
その声と共に、ノルンの瞳はピントを取り戻していく。そして、神崎修司の顔を見た。
「ありがとう、気持ちよかったよ」
「あ、いえ……」
状況がつかめないのだろう。
自分から服を脱いだことも、生オッパイを揉まれたことも、オナニーについて質問されて、あっさり答えたこともおぼえていないようだ。
欲情した神崎修司に抱きつかれて襲われかけたはず。なのに、自分はベットの脇にいて、神崎修司はすでに服を着て部屋を出ようとしている。
神崎修司は困惑しているノルンを残して部屋を出ると、リリスの部屋に行った。
「リリス、誰が勃たなくなったって?」
「すっかり元気になったみたいね」
「しゃぶってくれよ」
神崎修司は下半身丸出しで椅子に両脚を開きぎみで腰をおろして、両脚の間にしゃがんでいるリリスが息がかかるほど、勃起した肉棒に顔を近づけてくるのを黙って見ている。
リリスが目を閉じて、少し眉をしかめながら肉棒を口にくわえた。柔らかい唇とすぼめた頬の内側が、肉棒を扱いている。舌を唾液まみれの口内で絡みつかせながら、頭を上下に揺らす。
ぢゅぷ、ぢゅぷ、ぢゅっ、ぢゅるるるっ、という卑猥な湿った音と、リリスの「ん、ふぐっ、んんっ」という小さな声や息づかい。
リリスはさらに、服の上から乳房を両手で揉んでいる。神崎修司はリリスの頭をつかむと、喉奥まで勃起した肉棒の先端が当たるほど押し込んだ。

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