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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 26

ノルンだけリリスから偽情報が伝えられている。「魔王様は疲れ気味だから癒してあげたら、ご褒美あげる」と言われている。 
ノルンのマッサージは絶妙だった。
神崎修司も聖刻破りやミーシャ、ノルニル、リリスとの性交が続いていて、睡眠はかなり取っているが疲れ気味なのだった。
それに自分だけ上半身は裸で、腰の上にまたがられて背中をマッサージされている状態に胸をときめかせているのである。
ノルンのスカートの中の内腿や股間あたりのぬくもりや感触が伝わってくる。
ノルンの力を指先に入れて、んっ、ふっ、という息づかいも、神崎修司の妄想をくすぐる。
(あっ、やばっ、勃起しそうだ)
ナースに治療中にムラムラしてしまったような気まずさと、ノルンに欲情したのがばれたら成敗されるのではという心配があるのに、体が反応してしまう。
「もういいよ、ありがとう」
そそくさと起き上がり、上半身が裸のまま部屋から逃げ出そうとすると、すっと扉の前に立たれてしまう。
「あ……」
「これはその……すいません」
神崎修司が勃起しているのが、ノルンにばれた。するとノルンがにっこりと笑った。
「精力が減退していると聞いておりましたが、これなら大丈夫ですね」
「ええっ?」
ノルンの笑顔にも驚いたが、詳しく話を聞き出してもっと驚いた。
リリスは神崎修司がインポになったので、こっそりノルンに治療するように頼んだのだと言うのである。
「魔王様、まだ仕上げが残っています。衣服を全て脱いでくださいね」
逆らえない雰囲気に神崎修司は全裸になる。
「今度は仰向けになってください」
「……はい」
ベットの上で仰向けになると、首筋から爪先まで勃起した性器以外をベットの脇にしゃがんだノルンが静かに撫でまわした。
(少しくすぐったいけど気持ちいいぞ)
ノルンの笑顔がまた消えて、ナースの冷静さでノルンが神崎修司を撫でまわしている。
(ノルンさんのそのきれいな手で握ってしこしこしたり、口でしゃぶってほしいなんて言ったら、怒りそうだよなー)
ノルンの手が乳首を撫でたとき、思わず腰を突き出してしまいそうなほど気持ちよかった。
「魔王様、どうなさいましたか?」
「なんでもないです」
内腿や脇腹なども撫でられた。 
(これは俺を誘ってるんだ)
神崎修司が思い込んだ瞬間に、ノルンが立ち上がる。神崎修司はノルンの手首をつかんでベットの上に引き寄せて抱きついた。
「魔王様、おやめください」
「ノルンさんから誘ったくせに!」
強引に唇を奪う。神崎修司の手がノルンのお尻のあたりを強く揉んだ。
「ん、ふぐっ、んんっ……」
ノルンが腕の中で身悶えるが神崎修司はもう我慢できずに、ノルンのメイド服のエプロンの結び目をほどき、さらに服を脱がそうとする。
「あぁ、魔王様、いけません、おやめください」
「はぁ、はぁ、ノルンさん!」
ノルンに刻まれた堕天の刻印が発動する。
ノルンの逃れようとする身悶えが急になくなる。神崎修司がノルンも嫌がるふりをやめて、その気になったのかと思い、ノルンの顔を見ると「あれ?」と言って手を止めた。
表情は虚ろで神崎修司のほうを見ていない。
「ノルンさん?」
「……はい」
返事はあるが感情が欠落したような声の調子でぼんやりしているような声である。
(これは、もしかして、あれか!)
神崎修司は少し緊張しながら「ノルンさんも裸になってみようか」と言ってみた。
「はい」
ノルンがメイド服を脱ぎ下着姿になる。ガーターベルト付きストッキングやレースの黒いブラジャーやパンティと白い肌とのコントラストがエロい。
ベットの上で座っているノルンがブラジャーを外すとぷるんとした美乳がこぼれ出た。

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