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ある六畳一間から伝説が始まる
官能リレー小説 - ハーレム

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ある六畳一間から伝説が始まる 21

調子にのった神崎修司は天使ノルニルのメイドさんで、御主人様とメイドさんプレイで、さらに、双子と3Pという憧れのシチュエーションを試してみたくなった。
エロゲーでメイドさんを調教とか双子姉妹とむふふという設定があり、それを実現してみたくなったのである。
「魔王様、天使ちゃんたちとしてみたいの?」
「ん、まあ……男のロマンってやつだな」
「あたしもメイド服を着てみようかしら」
「リリスはボンテージファッションとかドレスとかは似合うけどな。女王様っぽいやつ。ミーシャがボンテージファッションとかで足をお舐めとか言ってもちぐはぐな感じなのと同じ」
「そうかしら?」
「そうそう。嫌ならやめるけど」
「その鬼畜っぷりは素敵、さすが魔王様。でも、困ったらあたしを呼んでね♪」
神崎修司は二人の天使ノルニルのメイドさんに「よし、君たちに決めた!」と手首をつかんで寝室に連れ込んだ。他のノルニルさんたちがそれを見て、ざわざわとなる。
「魔王様?」
「えっ、裸にですか?」
二人のノルニルさんが顔を見合わせる。
「リリスの許可はもらってある」
そう言われてノルニルさんたちは頬を赤らめながら、神崎修司に「魔王様、目をつぶっていて下さい、恥ずかしいですから」と言う。
「わかったよ」
もちろん目をつぶったふりをする気だった。 
だが、一人のノルニルさんが神崎修司の背後から手でさっと目隠しする。
気配やわずかな音から服を脱いでいるのがわかる。次は脱ぎ終わったノルニルさんが神崎修司の背後から目隠しをする。
「まだかなー」
「もう少しですよ、魔王様」
手が目の上から外されると神崎修司はにやにやしながら目を開けた。
振り返ると細い腕で胸を隠してうつむいて、もじもじとしている全裸の二人がいる。
「オッパイも見せてよ」
二人が同時に腕をおろした。
リリスが大人の女の色気たっぷりなセクシーな体つきでミーシャがロリ幼児体型なのと比べると、ノルニルさんたちはその中間の、いわゆる乙女らしい熟れきっていない新鮮な果実のような体つきである。
オッパイの大きさはリリスの巨乳やミーシャの微乳とも違う適乳で、神崎修司は退魔師の清河遥のオッパイを思い出した。
下腹部に聖刻に似たタトゥーのようなものがある。堕天の刻印である。
「うん、二人とも、きれいだね」
神崎修司は勃起しながらそんなことを言った。
(お楽しみはこれからだ!)
神崎修司はいそいそと服を脱いだ。ノルニルさんたちは神崎修司の裸を、なぜかじっと見ている。
「魔王様は私たちとは違う体なんですね」
「魔王様はオッパイないんですね」
「それは、俺、男だから……」
神崎修司は、ミーシャやリリスが魔界には男がいないと言っていたのを思い出し「天界にも男はいないの?」と聞いてみた。
「みんなオッパイはありますよ」
「魔王様みたいにオッパイのない天使やヴァルキリー様もいませんよ」
「そうなのか」
神崎修司は二人をベットに寝そべらせて、二人の間で両腕で腕まくらをする。
両脇に同じ顔の全裸の美人をはべらせて神崎修司はうはうはである。
「あなたたち、どうしたの?」
ヴァルキリーのノルンが寝室の前で集まっている五人ほどのノルニルさんたちを見かけて声をかける。
五人がびくっと驚き「な、なんでもありません」「寝室の中なんて気にしてませんから」「ノルン様、本当に何でもないんですよぉ」と言って目をそらす。 
「あら、そうなの、わかったわ……なんて言うわけないでしょう!」
「しーっ、中の様子が聞こえなくなっちゃいます」
「中に誰がいるの?」
「魔王様とノルニルなんていませんから」
「昼間から寝室で、何をしてるのかしら、まったくあきれますね」
ノルンは、ミーシャやリリスと神崎修司があんなことやこんなことをしているのを知っている。
(天使にまで手を出すなんて、魔王様は変わった趣味をしてるわね)
「あとで詳しい話は聞きますからね」
ノルンは書物を抱えて、寝室の前をこの場では騒がないで通りすぎた。
このあとミーシャに、ノルンが魔法などの知識を教える約束になっている。

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