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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 10

「んくうん!」

 ピクンッピクンッと跳ねる美幸の全身。キュンキュンと収縮する膣内がきっちり埋没した剛直を締め上げ、その硬さ、太さ、長さなど、あらゆる逞しさを美幸自身に感じさせる。

「あああ……すごいぃぃ……」

 淫蕩した瞳で翔真を見詰め、腰を僅かに前後させる。目の前の存在を確かめ、その人のモノを中で確かめている。
 やがて数秒もすれば頭の方からスカートを脱いで、本格的に腰を振る。

「あ、あん、オチンチン擦れてる、はああんっ、奥で擦れてますぅんっ、んはあっ……」

 深く繋がったまま揺れる腰に、顔の横をサラサラと栗色の髪が流れる。ピンクのルージュで彩った唇が妖しく煌めき、その隙間から雌が悦ぶ声が紡がれている。クリクリしていた瞳は蕩け、恍惚の光を点しながら翔真を見詰めていた。
 美幸が動くたびに膣内がうねり回り、陰茎を締め上げながら擦れる。それによって起こる快感は腰を熱くさせ、翔真は彼女の腰を挟むように掴んだ。

「あうううううん!」

 翔真が下から突き上げれば、美幸は胸を突き出してガクガクと震え上がる。
 だが一突きで済むはずもなく、翔真は美幸を穿ち続ける。

「あ、ひゃあん! あ、あう、あう、あああっ! ふかっ、ふかいっ、あ、あ……」

 美幸は仰け反ったまま縦に跳ねている。美貌の横を流れていた栗色の髪が、今は宙に飛ばされ落下するという躍動を繰り返していた。

「オマンコ壊れるっ、グチャグチャになっちゃうううっ、ああっ、 イクイクっ、またっ、はあああああん! おかひくなううううう!」
「止めようか?」
「いやっ、いやいやっ、ああああん! 翔真様っ、翔真様っ、美幸のオマンコで、イッ────クううううう! ッ────!」

 お強請り半ばで子宮が歪むほど突き刺さった先からドクドクと白いマグマが噴出し、極薄の隔たりの向こうを打った。

 美幸は翔真の顔を胸元に抱き込んだまま、後ろに倒れるのではないかと疑うほど身を仰け反らせガクガクと痙攣している。
 掠れた嬌声を上げ頭の中を真っ白にしている彼女は、入り口を打つ灼熱を胎内で浴びたいと意識を飛ばしながら切望した。



 薄汚れている天井に美幸は違和感を覚えた。
 あるケータイ会社のあるケータイショップに配属されることになり、あるアパートに引っ越して電車で三十分かけて通勤しているのだが、そのような生活を始めてまだ一ヶ月も経っていない。自宅の天井はまだ真っ白で、今見ているような黄色がかった色ではなかった。
 眠りから覚めたばかりの重い頭が視覚から得る情報を基に回り始める。しかしそれも束の間のことで、起きてから半秒も経てば強烈な動悸に襲われていた。

(あうううっ……)

 胸を打つ鼓動が血を沸かせ、身体が瞬く間に火照った。この、張り裂けそうなほど高鳴る胸と果てしない高揚感が美幸に彼の存在を思い出させる。

(あああああ……翔真様ぁぁっ……)

 近くにいるだけでこれほどまでに気持ちが昂ることなど一度もなかった。身体が彼を求めているようで、最早運命めいたものさえ感じられた。
 彼のことを考えるだけでエクスタシーに呑まれそうになり、頭がボーッとして意識がクラクラとさ迷った。
 ふと隣を見れば、最愛の人の顔があった。それから自分の頭が彼の右腕に乗っていることに気付いた。その段階でようやく彼の横にいることを視覚的に知り、それよりも早く身体が反応していたことを改めて思い知る。
 これこそが本当の恋。これこそが人を愛するということ。側にいるだけで愛欲が掻き乱されるほど骨抜きになっている。

(ああん……)

 彼に腕枕をされている。それだけで幸福感が押し寄せる。裸体を寄せて肌を触れ合わせると、それはより深くなる。その得も言われぬ心地に昨晩の記憶が誘い出され、自然に手が動いていた。

(ひぁああん……大きい……)

 右手の先に触れたソレは膨張して硬くなっている。指を這わせれば、静脈がゴツゴツと浮いているのが分かった。
 昨晩はこの逞しい屹立にどれだけの快楽を与えられたことか。子宮リングをグリグリと嬲られて意識を飛ばし、獣のように後ろから穿たれ身体の芯まで快感を叩き込まれ、頭の中で白い火花が飛び散り続けた。上の口に収めれば支配される心地が堪らなくなり、頭を揺らせば快感が突き抜け、雄汁が迸れば法悦の彼方へ意識が飛ばされる。
 思い返すだけでも軽く達し、愛液が止まらなくなっていた。気付けば肉幹に指を巻き付けやわやわと扱きながら、ピッタリと閉じた内腿をモジモジと擦り合わせていた。
 子宮が疼いて翔真の逸物を求めている。だが彼は交わる際に避妊具を使用していたので、その意思は尊重しなければならない。今すぐ腰に跨がって直接貫かれたいが、彼の意に反することをして嫌われるのは嫌だった。

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