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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 9

「仕事の後、暇ですか?」

 翔真が声を潜めて訊くと、美幸の表情が照れたように赤らみを深めた。

「はい……」
「じゃあ、仕事が終わったら…………」

 翔真は適当なコンビニ来るよう告げる。バイト先のコンビニではなく、もっと近所にあるコンビニだ。

「分かりました……」

 美幸は極力吐息を押さえていた。それは翔真からでもよく分かった。スレイブに登録する前後で言葉の流暢さが明らかに変化している。今は一言一言が、耳にへばり着くような湿った声色だった。

「じゃ、また後で」

 翔真は腰を上げると踵を返し、今度こそ店を出る。
 彼の背中にはいつまでも濡れた視線が送られていた。



 美幸はピンクのコートを羽織っていた。陽気が差す春とは言え日が沈めばそれなりに冷えるからだ。
 コートの下にはウールの白い長袖インナーに茶色いプリーツスカートを合わせ、下着のラインが浮かないように薄手の白いTシャツを肌着として着ていた。
 長い足は黒いパンストに包んでいる。彩菜や千歳に比べれば小振りな尻もそれに覆われ、黄色いショーツが透けていた。翔真が大事なところを撫で上げてみると、パンストを履いたままだというのに指先が湿る。

「んっ、んふぅん……」

 美幸は首を止め、小さく喘いだ。しかしその声は肉柱に押さえ込まれ、喉元からくぐもって響く。
 それが止むと美幸は片足を上げ、刺激を求める様に腰をくねらせる。

 翔真はカップラーメンを左手に美幸のお強請りに応え、パンスト越しのクレバスを右手の中指で擦った。

 コンビニで落ち合った二人は当たり前のように翔真の下宿先に行き、玄関で五分ほどディープなキスを交わした。それから先のことを美幸が望んだのだが、翔真は腹が減っていたのでご飯を食べてからにしようと提案した。
 ところが翔真がカップラーメンを食べている間ベタベタと甘えていた美幸が、食べ終わったら直ぐに交わりたいと彼の股間をまさぐり始め、翔真の食事中に陰茎にしゃぶりつくという事態に発展している。
 ベッドを背に足を放り出している翔真がカップラーメンをズルズルと啜り上げている間、彼の右から崩れている美幸が彼の腹と炬燵机の間で頭をじっくり上下させる。
 今はスープを残すだけになり、カップの縁と左手の親指で割り箸を挟みながらカップを傾けスープを啜る翔真が、左の足を上げて腰をくねらせている美幸の秘部を右手で嬲っているのだった。

「んぅんっ、んぅっ、んふうぅぅ……」

 美幸は逸物をしゃぶって離さず、仰向けにひっくり返っても頭を前後に動かして口内粘膜で包み続ける。右手でさすっていた根元から半分までは左手に変えて同じように扱きつつ、股をぱっくり割って尻を浮かせながら腰を回して翔真の右手を誘っている。
 翔真が股座に視線を下ろせば、陰茎を寝かせるようにして扱きながら先端を咥えて陶然としている美女の横顔がある。美少女とも表現できるロリ顔の美女の口に、自身の屹立が入っているのだ。
 これほど異常な事態があるだろうか。自分がカップラーメンを食べている間、彼女はずっと分身を飲み込んで快感を与え続けてたのだ。愚息もビンビンにやる気を出しているというのに、高塩分のスープなど飲んでいる場合ではないだろう。
 そうと気付けばそそくさとカップラーメンを机の上に起き、コートを脱いだだけの美幸の胸を左手で鷲掴む。

「んんんっ! んんっ!」

 途端に美幸の全身がビクビクと跳ねた。M字に開いている足など指先が伸びてピーンと伸びてプルプルと震えていた。

「五十嵐さぁん……もういいですかぁ……?」

 美幸は猫撫で声で翔真の顔色を窺う。言葉が終わればやや起こして扱いている剛直に舌をあて、スライドさせるように裏側を舐める。合間に頬擦りを加え、息を飲むほど妖艶な視線を翔真に捧げた。

「もういいよ」
「あん、翔真様ぁぁん……」

 許可が下りれば蕩けた顔のままパァァと表情を明るくして紅潮を広げる。
 脱ぐ間も惜しいのか自分の手でパンストを破き、身を起こして、カップラーメンと一緒に買ったコンドームを被せていく翔真
首に腕を絡めながら、早く早くと尻を振る。
 どうぞ、と言うように翔真が背筋を伸ばせば一目散に腰に跨がり、穴の空いたパンストに指を突っ込み、ショーツのクロッチを片側に寄せ、腰を落としていった。

「ん、あっ、はあああああ……」

 繋がっていく最中、首に腕を絡め直した美幸は翔真の眼前で半開きの口をワナワナと震わせながら目元をトロンと蕩かせる。腰が密着すると軽く登り詰め、うっとりと目を閉じ微かに顎を浮かせていた。
 

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