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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 83

 茶色いソファに翔真が浅く腰掛けた。間接照明の明かりの中に上半身の肌の色が浮かび上がっている。

(あああ……)

 背もたれに身を預けた翔真はだらしなく股を開く。その意図が分かってしまった彩月は頬を赤らめ、彼の上着を手から落としてしまった。
 躊躇い気味に足の間で膝を付くとおずおずと手を伸ばし、バックルに指を絡めていく。仄暗い部屋の中でも指の白さがよく分かり、自ずと肌の白さも想像できた。

「あっ……」

 ベルトを緩めている細い指が股間の隆起に触れてしまうと、彩月の肩が小さく跳ねた。ぶわっ、と紅潮も広がっている。
 ベルトを緩めるとボタンを外し、チャックを下ろしていった。

「兄貴にもしてあげてんの?」

 ニヤニヤして訊く翔真に、腰の辺りに指を掛けた彩月は恥ずかしそうに首を横に振った。背広を脱がせたことがあるような気もしたが、裸にさせていくという翔真に行っている行為とは比較対象にすらならないように思えた。

「一緒にずらせよ。早く欲しいだろ?」

 一緒に脱がせるのは命令。未来のことを考えると全く逆らう気になれない。しかしその後の言葉は問いで、不定してもいいはずなのだが、それができなかった。
 何故できないのか。本当はいけないことだと理解しているはずなのに、それから目を背けている自分がいる。助手席で慰めていた身体が彼の問いを肯定するように震えており、それを自覚している自分が、嘘になるかもしれない否定という選択を拒んでいる。まるで、忠義を立てているかのようだ。

 結局顔を更に熱くしただけで、下着の腰ゴムにも指を食い込ませていた。

「はあああ……」

 勇ましく飛び出てきた長大な逸物に身体の火照りが度を増した。今にも蕩けてしまいそうで、目元から力が抜けていく。

「大きい……」

 和彦のモノにも同じ感想を持ったが、翔真のモノは明らかに和彦を凌駕していた。極太の肉茎が逞しく伸び、エラも大き目で、先端は今にも臍まで届きそうだ。ベルトを緩める時は躊躇していた手も、今は抵抗なく、吸い寄せられるように伸びていく。

「熱い……ぁぁ……」

 グロテスクな茎胴に5本のしなやかな指が巻き付き、感動を噛み締めるようにゆっくりと上下に動く。掌まで密着しているが、彩月の小さな手では指が回りきらなかった。

「口も使え」
「はい……」

 従順に口を開けた彩月は桃色の可愛らしい舌を裏側にあて、裏筋の先まで這わせていった。

(あああああ……)

 その一舐めだけで腰が震えていた。硬い中にある人肌独特の弾力に押し返されながら擦れた舌が、あまりにも気持ちよかったのだ。
 次は先ほどよりも舌を伸ばし、なるべく根元の方にベッタリと張り付け、じっくりと登らせていく。得る快感は同じだが、感じる時間が少し延びた。

「れへ、ん……はあああ、ん……へぁぁぁ……」

 根元を指先で挟むように起こし、舐められる全ての幹部にそろそろと舌が這い回った。その卑猥な行為を補助するように彩月の口は唾液を紡ぎ、屹立は直ぐにヌラヌラと輝き始めた。

「兄貴にやるより心を込めてやれよ?」
「んああ……はい……」

 背徳感に胸がチクリとしたが、拒否することができない。そして拒否をしなかったのだから、その通りにしなければならない。

 彩月は裏筋をなぞると、体勢を低くし、肉袋の下端に舌を潜らせ、玉の1つをネットリと掬い上げた。そして今度はその玉に唇を押し付け、優しく吸い込み、口内で転がす。

(ああっ……感じてくれてる……)

 さすっている屹立が跳ねると彩月は瞳を蕩かして、もう1つの玉も恭しく愛撫する。嬉しそうに腰を捩っていた。
 玉を甘く転がすと、次は舌で掬い上げ、袋の皺を伸ばすように擦る。ねっちりと入念に舐め付けられていく唾液で肉袋が妖しく濡れ光っていった。

 数十分も割いてネチネチと玉袋を湿らせながらやわやわと茎胴をさすると、舌先を菊門上部まで及ばせ、裏筋の先までじわじわと登らせた。そうして腰をゾワゾワと震わせると、舌を仕舞い、唇の隙間を大きく開く。

「んふううう……」

 桃色の輪に肉槍の矛先が納められた。それだけで彩月は頭をクラクラさせ、重力に従うように顔を埋めていく。すると肉柱に口内を占領されていき、咽喉まで制圧されると、白旗を上げざるを得なくなるほど頭の中が白く爛れていた。

(すごいぃぃ……あああ……)

 もう限界だというのに肉茎は半分以上も納まっておらず、その雄々しさを確かめるようにさすっていた。完敗を認めるどころか従属を希望しているかのように愛液がしとどに溢れ、ショーツの底が秘部に張り付いている。

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