PiPi's World 投稿小説

神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 72
 74
の最後へ

神アプリ 74

「ううん……」

 恥ずかしそうに首を横に振る美苗。ただそれだけの仕草も可愛らしい。

「あ、分かった。隣のクラスの……桜井くん、だっけ?」
「ああ、あの男子ずば抜けてカッコイイもんね。同じクラスならよかったのにな……」
「で、どう? 桜井くん?」
「ううん……お姉ちゃんの知り合いの人」
「みーちゃんのお姉ちゃんは……え!? 高校生の人!?」
「大学生って言ってた……」
「ええ!?」

 美苗を囲む3人は席を立つ勢いで身を跳ねあげた。

「うっそ。マジ?」
「私も大人な人がいいなーとは思うけどさ、流石に上過ぎない?」
「ってかどんな人? イケメンなの? 大人のオトコ〜って感じ?」

 質問攻めにされもじもじと肩を小さくする美苗だったが、表情は満更でもなさそうだった。

「な、なんて言うのかな……眺めてるだけで痺れるっていうか、その人以外見えなくなるっていうか……頭の中が一杯になって、何も考えられなくなるっていうか……」
「やだ、メロメロじゃん」

 3人は口々に冷やかすものの、自分の知らない恋愛を経験している美苗の話に引き込まれている。美苗にもそれが分かり、照れ臭そうにしつつも話を続けた。

「側にいるだけでね? こう……ふあああって。ふわふわ浮いてるような気分になって……」

 うんうん、と興味深そうに頷いている3人は、美苗が膝をもじもじと擦り合わせていることに気付いていない。ましてや、美苗のショーツが湿り始めていることなど想像もしていないだろう。

「触ったり触られたりしただけで──」
「その言い方、何かちょっとエッチ……」

 奈保がポツリとこぼし、美苗はハッとした。今から何を語ろうとしていたのか理性的に考え直し、思い返していた悦楽を必死に抑え込んだ。

「で、でね? とっても優しいの……あ、ほら。今履いてるブーティもお兄ちゃんにもらったんだぁ」
「お兄ちゃん?」
「あっ。えっと……初めて会ったときはお姉ちゃんのカレシなのかなと思って、このまま結婚したらこの人がお義兄さんになるのか−って思ったら、その人のことお兄ちゃんって呼んじゃってて、そのままお兄ちゃんで落ち着いちゃったんだよね……」
「ホントにお兄ちゃんになっちゃったら複雑じゃない?」
「だ、だよね」

 美苗はお茶を濁すように苦笑を漏らした。
 自分の想い人が姉と結婚して義理の兄となった場合、接する機会は増えるかもしれないが恋人ととして付き合うことはできなくなってしまう。とても複雑で切ない、むしろ思い悩み苦しい日々が続くかもしれない。しかしそれは一般的見方であって、美苗の場合は姉妹揃って恋情を愛欲と共に強烈な快楽をもって満たしてもらっている。

「なーるほどー。靴高そうだな−って思ったら、そういうことか……」

 1人納得してる奈保。彼女と美苗の向かいに座っている2人も机の下を覗き込み、「あー……」などと唸った。

「その人すっごいセンスあるね」
「っていうか、小6にブーティって、みーちゃんを子供扱いしてないって感じ」
「うんうん。きっと素敵な人なんだろうな……」
「写メとかプリとかないの?」

 3人はそれぞれに素敵な男性像を思い浮かべ、身を乗り出した。

「あー……撮ってないなあ……プリくらいは撮っときたいかも」
「そうなんだ……」
「じゃ、じゃあ次いつ会う? プリ撮るとき遠くからじー、と見てるしさぁ」
「ゴールデンウィークは予定があるって言ってたから来週かな? プリ撮るのOKもらったら教えるね」

 この美苗の言葉で一区切り付き、4人はドリンクバーに向かっていった。



 大樹に手を付いている朝子は、耳まで紅潮を広げ苦悶を浮かべていた。突き出している臀部は丸出しの状態で、小振りで白くクリンとした形状が可愛らしい。
 翔真はその尻に腰を打ち付けている。いきり勃った逸物は当然のように膣孔をねじ開き、ピストン運動を繰り返している。

「んあっ! くんぅぅぅぅぅぅっ!」

 朝子は苦悶を色濃くさせる一方で、恍惚も広げていく。快感に呑まれることを拒むような辛そうな表情であり、それは加虐嗜好を煽動する表情でもある。

「イッたな?」

 朝子がアクメの声を押さえ込むため、膣が強く収縮する。故に翔真には朝子がアクメに達したことが手に取るように分かるのだった。朝子が恍惚に苦悶を混ぜているのは声を我慢していることが関係しており、屋外での肉交が彼女にその選択をさせているである。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す