神アプリ 69
「ごめん。言い方が悪かった」
麻友は恍惚を浮かべ、だらしなく開いた口や淫水が垂れる足などを震わせている。翔真の様子に気を遣って嬌声を堪えているが、声を出せない状況が逆に刺激となっており、止めどなく牝液を垂れ流している。翔真の手首に伝うそれを跪いている早紀が舌で拭い、二の腕の方まで舌を這わせていた。
早紀と千夏の間には恵理が立っており、翔真の顔左半分に胸を擦り付けたり谷間に沈めたりしている。
景子が垂らして付いた右手の汚れは彩菜が舐めとり作業にあたっている。しかし彼女が担当しているのは肘から手首の間で、肘から肩にかけては綾子が舐めずっている。
「だから──」
オフィスチェアの両脇では千歳と由香里が膝を付いており、胸板や脇を湿らせている。時には乳房を掬い上げ、身を乗り出し、乳頭同士を擦るように胸板に滑らせ、切なげに吐息を詰まらせた。
「──予定がある日もあるってことだよ」
翔真は微かに口元を歪め、右足を両手で支え持っている梨沙に目を向けた。彼女は踵の方にベッタリと舌を張り付けて指先の方へ移動させており、今は中指を舐め上げたところだ。
美幸は梨沙と顔を引っ付け親指をしゃぶっている。中指を境に左右に別れているらしく、彼の右足には異なる口舌の感触が同時に蠢いている。
「ちょ……無茶苦茶だな……」
左足は知代の谷間に支えられている。指先や指の股を彼女の舌が示せていることは言わずもがなだろう。
「いやいやいやいや……若さは関係ないから」
蜜壷を疼かせている女らの啜り泣くような声の中に、翔真の声が混じっている。むしろメインは翔真の声で、女らの甘い声は極力押さえ込まれていた。
因みに電話の相手は翔真の母親で、帰省を促すため連絡を寄越していた。それに対し彼は、ほぼ全裸の美女や美少女に囲まれ集中奉仕を受けながら聞き流すように応じている。
しかし次に母親が返した言葉には、翔真の意識は引き付けられていた。
「え!?」
「んんんんんんっ! ぁぅっ、ぁぁっ、はぁぁっ……」
微かに翔真の身が強張って肉の隙間に埋もれた2本の指がグイ、と曲がったがために、景子と麻友は丸出しの胸を突き出し痙攣している。必死に声を押さえる辛そうな顔に淫蕩が広がっていく様子は、殊更獣欲をそそられる。
肉棒も弾み、ペチペチと舌を打たれた美苗は目尻を垂らして上気を広げ口に埋没させていった。小さな口を亀頭だけでほぼ一杯にし脳髄を痺れさせながら舌をエラに絡ませる彼女の隣で、沙織と里美は息む肉幹にうっとりしながら肉袋を舐め回している。
「兄貴が結婚!?」
胸板に豊乳を押し付け突起同士を擦り合わせる千歳と由香里が悩ましげに眉を歪め翔真を見上げ、ハァハァと吐息を漏らしながら舌先を覗かせている。
「へぇ〜……」
枕代わりに差し出している爆乳に舌が這わされ恵理はプルプルと足を震わせ、ドロドロの淫蜜をダラダラと垂れ流した。
早紀や綾子や彩菜も、スマホを持っている千夏さえ内腿をベトベトにし、クナクナと腰を捩っている。
「……で、何で俺が帰らないといけないの? 親に紹介したいのは分かるけど、弟はいらないでしょ」
梨沙が瞳を蕩かして小指をしゃぶっている。美幸が伸ばしている舌は親指と人差し指の間に差し込まれ、ねろねろと蠢いている。知代は足の裏に豊乳を擦り付けていた。
「いや、祝ってないわけじゃないけど……」
静脈ののたくる屹立を里美と沙織の舌が愛しげに撫で、ヌラヌラした輝きを重ね塗っていく。美苗は大人顔負けなほどに淫らに蕩けた表情で蟻の門渡りをツツ、となぞり、袋の皺まで舐め伸ばしている。
「ん〜……分かった。考えとく。ハイハイ。じゃあ」
翔真が首を左に傾け恵理の谷間に深く寄り掛かると、里美はスマホを離し終話ボタンを押し、パソコンデスクに置き、頭の右側から胸を寄せていった。