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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 7

(ここにも……こんなとこにまで……)

 千歳の舌は丁寧に汚れを掬っていった。根元の脇や玉袋、陰毛の隙間や足の付け根まで隈無く回り、その勢いはとどまることを知らない。

「初めてなのに、凄いね……」

 呻くように翔真がこぼした。

「あん、恥ずかしい……」

 千歳はプリプリと尻を揺らした。翔真の顔に跨がったまま、だ。その姿はとても蠱惑的で、誘っているようにさえに見える。

「だけど、ああ……美味しい……五十嵐さんのオチンチン美味しいの……」

 千歳は肉柱を舐めながら蕩けた声で囁く。

「んぁぁっ、分かるう……私ももっとおしゃぶりしたい……」

 気を取り戻した彩菜が怠そうに半身を起こし、翔真の腰の側に頭を倒した。

「私もお掃除するう……させてぇ……させてくだい翔真様ぁん……」

 へりくだってまでお掃除したがる美少女に、翔真はノーと言えるわけがなかった。



(このアプリ、凄いな……)

 アプリ一覧にあるスレイブ・メイキングのアイコンを眺めながら翔真は心底感心していた。ベッド縁際で足を投げ出している彼の股間では、ベッドから下りて足の間に身を寄せる二人の美少女の頭が蠢いている。

「ああん、大きくなってきた……んちゅ、ぢゅる、はああ……」

 彩菜が丸出しにしている尻を揺らしながら脈動する肉幹に舌を這わせれば、隣の千歳も腰をくねらせてそれに続く。

「ちゅる、れふ、はあん、はあ、ちる、んちゅ……」

 二人の美少女の舌が一本の剛直を挟み込み、ヌメヌメに濡らしながら擦り回る。
 翔真がスマホを眺めていようとも、「気にしないで」と言われれば覗き込む気すら失せて翔真を悦ばせることばかりに心のベクトルが働いた。いざ舐めてみれば忽ち頭が痺れ、子宮の疼きを感じながらも時折走る淡い電撃に軽く意識が遠退いた。
 口内に導けば喉に迫ってくる圧迫感に脳髄が蕩け、頭を振れば口内粘膜を蹂躙されて快感が沸き起こる。それは身体中を蝕み、やがて心地いい浮遊感へと変貌していく。

 二人の美少女が代わる代わる陰茎にしゃぶりつき、時には陰嚢を舐め、時には舌を這わせる。とにかく堪らないと言わんばかりに口と舌を股間回りに押し付けて、甘い声を上げている。こんな事態に導いたスレイブ・メイキングは神がかったアプリとしか言いようがない。
 アプリ様サマとスマホの眺めて腰を蕩かしている翔真だったが、ふと、スレイブ・メイキングの横にあるパズルゲームのアプリに目が移った。

(あ……このスマホまだ使えないんだった……)

 まだ使用不可の状態を解除してもらっていない。ネットはおろか、電話も繋がらなければメールも送受信できないのである。つまり、スレイブ・メイキングはネット回線を必要としないアプリだ、ということが判明したのだった。
 それも重要なことではあるだろう。圏外でも新規登録や登録者の設定が変えられるということが分かったのだから。しかし翔真にはスマホを使えるようにするということも同じくらい重要なことである。いや、現代人であれば誰もがそうだろう。

「あん、五十嵐さぁん……私もオチンチン入れていい?」
「ええ!?」

 翔真が股座を窺うと、解放された肉柱に彩菜がベッタリ舌を張り付かせている横で千歳が蕩けた瞳を向けていた。

「ねえ、お願い……お願いします……五十嵐さんに、あああ……翔真様に私の初めてを捧げたいの……」

 クネクネと尻を振りながら甘い声で千歳が強請っている。
 スマホに表示されている時刻は18時58分。近所にあるケータイショップ20時まで。後一時間ほどで閉まってしまう。

「お願いします……翔真様、翔真様ぁぁっ……」

 コレコレ、と訴えるように千歳が肉茎に頬擦りしながら、ココココ、と教えるように腰をくねらせた。

「でも、ちょっと、行きたいところが……」
「あん、そんなぁ……」
「このままにして行っちゃうんですか?」

 千歳が頬を離すより早く彩菜も頬を寄せてスリスリと撫でた。
 ならばと千歳が離しかけた頬を密着させ、擦り付ける。
 美少女の肌理細かなほっぺに挟まれ揉まれる陰茎。感触もさることながらその光景にも翔真は興奮を隠しきれず剛直を脈打たせていた。

「ぁぁっ……」

 その脈動を頬を感じる二人の美少女は、ハートが見えそうなほどの蕩けた吐息を吐いて頬擦りを続ける。

「じゃ、じゃあ口で……千歳ちゃん、今日は口で我慢して……」
「はい……翔真様……んふううう……」

 女が言いそうなことを男が言い、男がガックリするはずの場面で美少女の方が甘んじる。不可解に思えるようなシチュエーションでもここではそれが起こっている。
 秘部を熱くさせている千歳の小さな口が限界まで剛直を飲み込み、唇をキュッと締め、口内粘膜を張り付かせて上下に揺れる。左のサイドテールが桜色に染まった肩を荒々しく叩いている。
 肉柱の下3分の2には彩菜の舌がネロネロと這い回り、余すことなく快感に包み込む。玉へ向かえばネットリ舐め上げ、噴出を促す刺激を加える。

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