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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 46

 美幸と梨沙の紅潮した顔が翔真の視界の両脇に入り込む。正面には腰を振ってブルンブルンと巨乳を躍動させている彩菜の、恍惚にまみれた美貌が映っている。

「イっ! あああっ! イクう! イクイクううう!」

 甲高い声で叫ぶ彩菜が全身に痙攣を走らせる。しかし腰は動いままで波を立てる膣道でが屹立を擦り続けている。
 だがその腰も、牡の体液が迸ることでようやく止まった。

「ひぃぃッ──────! ああう! あう! ああ! あ! んあああぁぁ……へぁぁぁ……」

 宙を仰ぎ白い閃光を見る彩菜は、中に注がれる灼熱に目尻や舌を垂らしたまま身体中に痙攣を走らせた。

 言わずもがな、女子高生の3人が帰宅して沙織が来訪した後も翔真が飽きるまでハーレムな夜伽は続く──────

 * * *

 『スレイブ・メーカー』に検索機能が備わった。スレイブ張に登録されている人物の中から特定のスレイブを探すための機能だ。
 デフォルトで職業別や年齢別などがあるが、キーワードを入力して検索することも可能だ。また、絞り込み検索の機能もあり、検索でかかった人物一覧から更に絞り込むということもできる。
 さらに2回のバージョンアップ≠経て、一括設定≠ニ逆引き検索≠フ機能が備わった。
 一括設定はその名の通り、スレイブの設定を一括で行うというもの。しかし両親の設定も変更されてしまうので、翔真はこれに手を付けていなかった。
 逆引き検索は、それを選択するとムービーが起動して、画面内に映っている人物像をタッチすると、その人物の名前が分かるという機能だった。

 何故急にこれだけの変化が起こったかというと、スレイブの数が増えたからだろう。栄丸署の職員約800人が既に彼のスレイブ予備軍だ。後は彼の姿を一目見れば完全なスレイブと化すのである。もう既にスレイブになっている者もいるにはいるが────

 栄丸署にある取調室の一室を、隣の部屋から2人の刑事が見ていた。取調室には姿見大のマジックミラーが掛けられており、彼らはそれを通して中の様子を見ているのである。

「それにしてもよく覚えてますね。今のところ映像通りですよ」

 若造の方が感心していた。

「いざというときは強烈に印象に残るんだろう。何気ない普段の様子ほど曖昧なものだ」

 横にいる年配の方が渋い声で応答した。

 彼らが見ている部屋にいる青年の、「3回鳩尾に膝蹴りして、回し蹴りで頭の横を蹴った。左側だ」という証言が、防犯カメラに映っていた映像の通りなのだった。
 その青年と、彼の向かい側に座って事件のことを聞いている刑事の声は、マイクを通して隣の部屋にも筒抜けだった。彼の声はもちろんのこと、その背後で流れ続けている湿った吐息や水音まで、鮮明に聞こえていた。

「それにしても……」

 若い方がそれだけ言い、口を噤む。

 青年と、取り調べ中の刑事の間には、机がある。机の上には青年のために用意された、2本の吸殻が入った灰皿と、ぐるりと鍔が付いたドーム状の帽子が置かれている。
 その濃紺の帽子を被っていた人物は、下半身裸の青年の足の間で跪いていた。黒い靴、ベージュのパンスト、濃紺の膝丈スカートに濃紺のブレザー。ボタンが外されている水色のシャツと、濃紺のネクタイが、はだけられているブレザーから覗き見えている。しかし女性警察官の規定によりインナーシャツを着用しているので、ブラジャーは見えていなかった。
 警察官と示す腕章がブレザーの肩に見受けられるが、俗に言う婦警である彼女の方が、後ろ手に正真正銘の手錠を掛けられていた。その状態で青年の足の間で膝を付き、何をしているかと言えば、彼の肉幹にしゃぶりついているのである。

 若い方の視線は青年の股間に釘付けだった。耳はなんとか働かせているが、背景にある彼女の甘い声で麻痺を起こす寸前の状態にある。

「何だ?」
「ああ、いえ……」

 何だかエロいですね、などと言ってしまおうものなら叱責を受けかねない。
 だが、そう思ってしまうのも無理はなかった。

 栄丸署の申請窓口担当部署に配属されているアイドル婦警が、自分の顔より長い男性器にベッタリと舌を押し付けてそろそろと登らせているのである。青年を見上げる彼女の瞳はトロトロに蕩けており、それを横から見ているだけでも獣欲が刺激されてゾクゾクと背筋がざわめく。
 後ろ手に拘束された身体を捻り、太い肉茎をネチネチと舐め回していく。甘えるように鼻を鳴らし、艶かしい吐息を漏らし、隅々まで唾液を塗り広げていく。
 先端に唇が密着すると、ズズズ、と液体を啜るような音が轟き、彼女は嬉しそうに目尻を垂らした。それから咥えるのかと思えば、頭を下げていく。

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