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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 334

 非常にスローなペースで佳子の口に肉柱が出し入れされているが故に、かえっていやらしい。小さな口腔に擦られる肉柱の3分の1ほどが、彼女の口液でヌラヌラと光を返している。

「ふぉはッ、はぁぁッ……」

 剛直が引き抜かれると、佳子は荒い呼吸を繰り返した。息苦しかったのだろう。ネバァ、と口液が糸を引き、佳子の唇と亀頭に橋を掛けている。
 けれども佳子は瞳をトロンとさせ、鈍い輝きを湛えていた。肉茎がヌブヌブと往復した自身の唇に指を添え、名残を惜しむような素振りを見せていた。

「ほら」

 と、佳子の唾液でヌトヌトになっている剛棒の先を唇の先にあてがわれた結衣は、次は自分の番なのだと悟ると、最早当たり前のように口腔へ向かえ入れていく。

「んぅ、んふうぅぅッ……」

 歯が当たらないように口をOの形に開け頭を落としていくと、想像以上の息苦しさに苛まれる。喉の奥までされると意識が飛びそうになったものの、その感覚が何故か気持ちいい。
 全身が戦慄いていた。あまりにも心地よくて、軽く達していた。そう気付くよりも早く頭に手を当てられ、前後運動を強要される。

「んぐぅッ、んぶッ、ぐぶッ……」

 頭を押さえられ、口内を占領した肉棒の出し入れが繰り返される。喉奥に迫る圧迫感に苛まれるたびに気が遠くなりそうになるものの、断続的なその感覚が何故か心地いい。口内粘膜と摩擦を起こす器管は男性器だというのに、とてつもない多幸感が押し寄せてくる。

「んぐふうううッ……」

 数分もしないうちに頭の中に広がる白い靄が優しく弾けた。全身が蕩けそうなほど気持ちよく、愛液が渾々と溢れている。まるでオナホールのような扱いを受けているにも関わらず、心身ともに快感を得ている。

「……まあいいだろう」
「んぐふッ! んんッ!」

 彼の呟きが聞こえた後、荒々しく数回の抽送を経て、陰茎が引き抜かれると同時に頭をグッと、佳子の頬と自分の頬を密着させるように寄せられた。そして、

「ひあんっ!」

 次の瞬間にはそれぞれの顔を目掛け、亀頭の先端から白濁液が飛び散った。ビュクビュクと放たれる精塊は頬を汚し、眉間に落ち、口元に付着し、デロデロと垂れていく。灼熱のソレから広がる生臭さは鼻を突き、肺に潜り込んで全身を侵し、意識が宙へ舞い上がりそうになった。

「褒美だ。舐め取れ」

 それぞれの顔に、美少女たちの顔を汚した精液を塗り広げるように、剛直を擦り付ける翔真。黒い欲が満たされているのか、口角の一端が歪んでいた。

「ああっ……はい……」

 蕩けた声で返事した2人は、牡の体液を絡めた肉茎を可愛らしい舌で挟み撃つ。その味を味蕾へ刷り込まんばかり擦り付け、喉へ通し、胃へ収める。そしてまた軽く快感の頂を越え、昏い悦楽へ堕ちていく。
 息遣いを荒らげて、甘く鼻を鳴らし、陰茎と精液を舐めしゃぶる。その行為とその味、何よりこのような扱いを受けることがご褒美なのだと、際限を知らない多幸感が身体に教え込ませているのだった。

 *

 五十嵐翔真による生活指導が始まって10日、土日を含めると2週間が経ち、3年生への生活指導は終了した。1クラス30人で編成されているのだが、生活指導を受けた生徒は3年生全体で116人にのぼる。つまり116人の女子高生が生活指導に呼ばれ、性奴隷宣誓を行い、快楽というご褒美とそれを享受する悦びを骨の髄まで教えられたということ。 
 彼の女と成り果てた女生徒たちは身体が覚えた快感を忘れられず、ほぼ毎日自慰行為に及ぶようになった。彼の女になる前に比べ妄想の内容が具体的になり、欲する快感も明確なものとなっているから、今までの自慰よりも得られるエクスタシーも大きい。116人の女子高生が毎夜彼を思って秘部を疼かせ、鎮める。が、彼に与えてもらえる快感には及ばず愛欲は募るばかりだった。 

 そうして迎えた、教育実習3週目。その日、朝のSHRの時間に結衣のクラスにやって来たのはクラス担任ではなく、森本朝子だった。あまりにも自然に入室してきたので、クラス内はざわめき立つどころ皆ポカンとしていた。 
 教室に立ち込める空気をよそに、朝子はプリントの束の端を教卓でトントンと整えた。

「今日だけ、3年生の朝のSHRは女性教員が行うことになっていて、このクラスは私が担当になりました。教室を間違えたって訳じゃないから笑わないでね」 

 朝子はそう言うが、誰一人笑っていない。唖然としている、という方がいいだろうが、朝子が来たことは今の言葉で解決した。そして誰もが新たな疑問を抱くのだが、それに答えるかたちで朝子は続ける。 

「さて、このクラスは……1人だけ生活指導を受けられなかったみたいですね。生活指導を受けた子は分かると思うけど、五十嵐先生の生活指導を受けられることはとても光栄なことです。だからと言って、生活指導を受けなかった子は疎外感や孤独感を持つ必要はありません。五十嵐先生の生活指導を受けられるように、ここに書いてあるポイントを頭に入れておきなさい」 

 そう言って朝子は1人の生徒の席まで行き、プリントを1枚置いた。その席の生徒はすがり付くようにプリントを取り、目を通し始めた。

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