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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 331

 翔真がセミロングの黒髪を撫でてやると、つぶらな瞳は瞬く間にトロリと蕩けた。衝動が臨界点を突き抜け、彼女の方から唇を差し出していた。 

 彼はそれを受け入れるのみ。健康的な朱色の可憐な唇を自分のそれと合わせ、ただただ貪っていく。唇の張りや柔らかさを余すことなくその口で味わい、どっぷりと愉悦に浸っていく。 

「んふぅぅっ……んぁぁっ……」 

 熱っぽい吐息を漏らしながら佳子も熱心に唇を擦り合わせている。水が跳ねるような軽い音、舌が縺れて唾液が混じる重い水音、どこかしら粘り気を感じる濡れた音が口舌の蠢きで奏でられる。 
 その、ディープキスというにはあまりにも執拗な口吻に、佳子の身体はますます火照っていく。喉に溜まる口液を飲めば、高濃度のアルコールを飲んだように身体の芯がカッと熱くなり、骨の髄が溶けているのではと疑うほどだった。

 唇の隙間へ差し込まれる舌を佳子は素直に迎え入れ、さらには自分の舌を藻掻くように絡ませる。時折細く長い眉をキュッと歪めて腰をクナクナと捩る様子は異常なほどエロティックだ。 
 足の間では穂波と日和が飽くなき様子で逸物を舐めしゃぶり、甘い悶絶を繰り返している。時折、艶かしい声を漏らして突き出したヒップをピクピクと弾ませる2人の姿は、見ている者の情欲をたぎらせるのに十分すぎるほど艶かしい。 
 翔真の傍らに跪く結衣はそれらのただ中で牝欲を煽られている。限界を知らず昂る劣情、爛れていく頭の中、焦がれる胸。腰の奥はジンジンと疼き、愛液は止まらず、ショーツはベットリと秘部に張り付く。何かを求める思いが溢れだし、無意識に腰が回ってしまう。 
 そんな結衣を救ったのは彼の手だった。無造作に腿を舐める手に身体がゾクゾクと震え悦び、それだけで脳髄が甘く痺れる。そしてその手は迷いなくスカートへ潜り込み、湿りきったクロッチに触れた。 

「んくぅぅッ!」 

 途端背筋に弱い電流が駆け、結衣は首筋をひきつらせていた。ショーツ越しに割れ目を一撫でされただけで、オナニーの何倍もの快感が身体中に散っていた。 
 もちろん彼の手はそれで止まるはずもなく、グショグショに濡れたショーツを越しに淫裂をなぞり続ける。指の圧迫が動く度に結衣の背筋は小さく波打ち、骨の随が淡く痺れる。

「ああっ、んっ、んぅっ、あはっ」

 指が陰核をつつくとビリビリと電撃が駆け抜け、脳天を直撃した。堪らず結衣は胸元にすがり付き、しかし腰はクイと突きだして、彼の手が蠢き易いように軽く足を開いていた。彼の指に翻弄され足腰を弾ませる姿はリビドーを沸き立たせる。

 一方で、彼は未だに佳子の唇を味わっている。可愛らしい舌に吸い付いてやれば悩ましげに眉を歪めて甘く悶え、ピクンピクンと尻を跳ね回す。その声や息遣いを楽しみながら甘酸っぱい口液に舌鼓を打っている。
 女子高生の口腔で甘く摩られた肉茎はヌメヌメと濡れ光り、はち切れんばかりに膨張している。ソレに舌を伸ばす2人の女子高生は、ねっとりと唾液を舐め広げる最中恍惚を浮かべている。

「さあ、ほら」 

 頭の中が爛れていく中、呼び掛けられていることに気付いた結衣は切迫した瞳を彼に遣る。口の一端に薄い笑みを含める唇に、弾かれたように唇を寄せていく。 

「んふ、ぅんっ、せんせ……んんっ、はふあっ」 

 擦り付け合う唇は瞬く間に唾液に濡れた。クレバスを撫でられる快感に吐息が絶えないが、構わず唇を求め続ける。差し込まれた舌に舌を絡め、脳髄が麻痺していく感覚に酔いしれた。 

 他方で佳子は意識覚束ない中頭を抱き込まれ、自ずと胸板に唇を這わせていく。まるで口寂しさを紛らすようなその行為は、拙いながらも欲情を誘った。 

「っああ、せんせぇ……もうダメぇぇ……」
「ヤバいんですっ……おかしくなりそう……」 

 穂波と日和が切迫した瞳を向け、腰を大きくくねらせる。これでもかと言わんばかりに、けれども丁寧に肉柱を舐め擦って、必死にアピールを繰り返している。 

「何、ちゃんと言ってみな?」

 結衣との接吻を中断し、しかし陰部を可愛がる手は止めず、翔真は内心を見透かしたように嘲笑を返す。実際、穂波と日和が言わんとしていることは想像が付いていて、その想像通りのことを2人が口にするから面白い。

「やあん……私のアソコがせんせぇの欲しくて仕方ないんです……」
「せんせぇぇっ、下のお口にもくわえさせてください……」

 恥ずかしそうにしながらもはしたない欲求を伝え、瞳をさらにトロリと微睡ませる。命令に従うことで彼のモノである幸福感が押し寄せ、羞恥心と混濁し、被虐的快感として身体の隅々まで行き渡り、刷り込まれていく。

「ふふ、尻突き出せよ」

 穂波と日和は、翔真の対面に置かれたソファの上に膝を付き、背もたれを掴む。そうしてクッと腰を引いた。
 穂波は白いショーツ、日和はピンクのショーツ。色こそ違えど2人ともクロッチの部分を色濃く変色させており、陰部の形が分かるほど生地を張り付かせている。

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