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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 320

「さて、どうする、津田恵梨香ちゃん? 俺の女になりたいか?」

 彼の黒い笑みは消えない。恵梨香が事実を知っても、彼女の想いが変わらないことを確信しているが故に。そして彼が確信している通りに、恵梨香は言う。

「はい……五十嵐先生の……翔真様の女に、してください……」
「いいよ。あの2人がした誓いを恵梨香にもさせてあげよう」

 翔真は執務机の前へ回り、縁に腰を持たせ掛けると、右足をすっと前へ出す。

「舐めろ」
「あはぁぁっ……はい……」

 命令される快感。腰からうなじまで、ゾクリと悪寒が駆け抜ける。それは未知の、甘い刺激。
 徐に歩を進めていたが、ある程度まで進むと、途端に腰が痺れた。下腹部の奥が熱を持ち、キュンキュンと収縮する。身体は芯から一気に火照り、頭がボーッとした。

(舐める……)

 それを行うには四肢を付かざるを得ない。犬のように這って彼を見上げた時、また背筋がゾクゾクとして、心地好さを抱く。彼の前で這っているこの構図こそ、自分が彼の女(奴隷)だと物語っている。そこには悦びしか感じられない。
 頭を下げ、舌を差し出す。革靴に触れると、ねっとりと這わせる。その異常は、しかし彼の女になるための誓いの行為。人権を投げ捨てて彼の女(モノ)になった実感を得られる、至福の瞬間。

(あああああ……)

 命令されるままに動く、まさに奴隷。その被征服感を感じると腰の奥が疼く。ブラジャーの中で乳頭が尖り、微かに裏地と擦れ、足腰がヒクヒクと跳ねてしまう。

「どうだ、恵梨香。俺の女になれた今の気持ちは」
「はい……とても嬉しくて、幸せです……ありがとうございます……」

 そう言って靴を舐め続ける恵梨香。服従を誓うために靴を舐め、突き出したヒップをゆっくりとフリフリさせている。その息遣いは荒く、熱く、艶かしく、この行為に感じていることが容易に分かる。

 女子高の一室。男の前で這う女子高生が、奴隷志願して彼の靴を舐めている。艶かしく腰が蠢き、黒いスカートがヒラヒラと揺れていた。その背徳的な光景に服従心が刺激され、橙子や桜子は切なげな視線を向けていた。

「翔真様ぁ……私にもご奉仕させてください……」
「ああ、私も……お願いしますぅぅ……」

 まるでお預けを食らっているよう。クナクナと身を捩り哀願する2人の姿は下手な娼婦のおねだりよりも色っぽい。それが現役の女子高生なのだから獣欲も一気に沸き立つ。

「節操がないな。まあいい。それをさせる予定だったしね」

 橙子と桜子がここへ来ることは昨夕に決められていたこと。言い渡されていたことは彼の女としての勤め。予期せず恵梨香という女子高生が増えただけのことで、彼にとっては予定が大きく狂ったというわけではなかった。

「あん、嬉しいっ……翔真様ぁぁ……」

 2人はふにゃっと頬を緩め、翔真の脇からすがり付いていく。女の子特有のフローラルな香りが彼の鼻孔をくすぐった。

「こらこら、学校では“先生”だよ」
「はぁーい、せんせぇ。あんっ」

 先生と言わせておきながら生徒2人の乳房を鷲掴みにする手に躊躇はない。むしろ、学校という場所で教育者である自分が生徒と卑猥なことをする背徳感をより楽しむために、敢えてそう言わせているのだった。

「はああっ、感じ過ぎちゃう……」

 橙子も桜子も悩ましげに眉根を寄せ、艶かしく吐息を吐く。彼の傍に来た時から感度は鋭敏に研ぎ澄まされており、あまつさえ乳首も硬くなっているので、胸を揉まれる快感だけでも脳髄が容易く痺れてしまう。

「ねぇ、せんせぇ……ちゅうしてぇぇ……?」

 甘え声でねだる桜子は、若々しい唇をンーと突き出して寄せていく。翔真がそれに吸い付けば頬に朱を差し、湿った音を立てながら彼の唇を啄んだ。

「あん、せんせぇ、私にもしてくださいね」

 橙子は渋々な様子で言うと、首筋に唇を押し付けていく。ちゅっちゅっと淫靡な音を立てて丁寧にキスを落としながら、彼のズボンの隆起へ片手を遣り、愛しげに撫で回した。

「待て。そこは恵梨香に任せるから」

 彼がそう嗜め唇を奪いにかかると、橙子は素直に重ねて応え、情熱的に啄んだ。接吻の合間に漏れる吐息には熱が籠り、より艶かしいものに聞こえてくる。

 対して恵梨香は、不意に名前が出てきて反射的に顔を上げていた。その目に、彼の股間で這っていた橙子の手がゆっくりと腰へ移動していくところが映り込む。

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