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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 315

「て、ていうか、五十嵐先生の家に行ったって言った?」

 結衣の口から、それは信じられないという様子で問いが漏れていた。

「うん。すっごく近かった。ここからだと……あっちの方に、歩いて5分くらい」

 と桜子が指を指す。その様子は嘘を吐いている風でもなく、そもそも桜子はこんな下らない嘘を吐いて注目を集めたがる性格でもない。ただ単に恵梨香と翔真の関係を知りたいということから派生した流れに乗っているようにしか見えなかった。

「じゃあ恵梨香と五十嵐先生は、まだそこまでいってなかったんだ……」
「ちょ、え……?」

 湯船から出る桜子。それを引き留めてもっと色々聞き出したいところではあったが、訊きたいことがありすぎてどれから訊いたらいいのか分からない。
 結局結衣も恵梨香も口どもり、浴室を出ていく桜子を見送るようなかたちになっていた。



 甘い啜り泣きが幾重にも重なっていた。聞いているだけで大半の男が理性を失いうるほどの媚びへつらう蕩けた声が浴室という場所で紡がれ、絶えず妖しく反響し、彼の鼓膜を心地好く揺らし続けている。

「あん、んんっ、ふぁぁっ……」
「んふ、はああっ、ああっ……」

 声もさることながら、そこで繰り広げられている光景も卑猥極まりない。潜り抜け椅子に掛けた青年に6人の女が侍り、その身を駆使して彼を悦ばせることに必死なのだ。その行為は彼女たちの幸せでもあり、彼に奉仕することは最早存在意義と言っても過言ではないだろう。

 ほぼ水平に伸ばされた彼の腕を跨ぎ、無毛の恥丘を擦り付けているのは沙織と由香里。ローションの滑りに恥液の滑りを混ぜ込みながら、媚肉の淫猥な柔らかさを二の腕に味わわせていた。
 背後には知代が控え、広い背中で豊乳を押し付けながら身を捩っている。無色のローションが白く濁っているのは滲み出た母乳のせい。
 千夏は潜り抜け椅子の真下に頭を突っ込むような格好で仰向けになっている。座面に走った溝へ顔を埋め、彼の臀部の中央を舐めなぞる。
 千夏の上に重なるように手や膝を付いているのは早紀。陰茎にしゃぶりつく彼女の頭が、舟を漕ぐような緩いペースで深いストロークを繰り返している。
 彼の傍らには里美が控え胸板を撫でたり舐めたりしている。蕩けた瞳の奥にハートマークが浮かんで見えそうなほどその愛撫は恭しい。

 一人ひとりが奉仕心を剥き出しにして施す泡姫っぷりはAVなどよりいやらしく、ソープ嬢よりも心が籠っている。彼を悦ばせることに夢中な6人の美少女たちが繰り広げるソーププレイは、殆どの男が見ているだけで愚息を扱かずとも噴精に至るであろうほど卑猥。

「っああ……」

 彼の人差し指を手ずから肉壷に埋没させた沙織が軽く宙を仰ぎ、艶かしい吐息を詰まらせた。指一本を締め上げ壷洗いに勤しみつつ、それに伴う快感に目尻を緩め、背筋をゾクゾクと粟立てる。

 反対側の由香里は大きく腰を前後させ秘部を擦り付けていた。頬を上気させてか細い嬌声を漏らしながら行っているタワシ洗いは無毛故に、快楽を貪る浅ましいオナニーにしか見えない。

 臀部の溝を舐め直腸に舌を突き立てていた千夏は、肉袋にまで奉仕を及ばせる。肉棒の根元の方から蟻の門渡りの方へ玉の形に添わせるように舌を蠢かし、唾液を塗り広げる。萎むことを知らない玉袋に否が応でもいやらしい期待をしてしまい、秘部をまさぐることで火照る身体を慰めていた。

 千夏がねぶり回す陰嚢の直ぐ上では、早紀が白魚のような指をグロテスクな肉柱に巻き付けてヤワヤワと上下にさすっている。裏筋やカリ首には、舌の硬さを変えたり先端を繊細に使ったりしてねちこく性感を生み出している。AV男優すら舌を巻くであろうほどの卓越したテクニックだ。

「あはぁぁっ……」

 尿孔からカウパー氏腺液が吐き出されると早紀は甘い吐息を漏らし、垂れてくる白濁色のそれを舐め掬う。さらには唇を尖らせて、亀頭に押し付け、翔真に上目遣いを向けながら尿管の残液をチュルチュルと啜り飲む。

 早紀の視線の先では後ろから顔を覗き込ませた知代が翔真の舌に吸い付いていた。軽く頭を揺らして行うそれは舌へのオーラルセックスだ。

 翔真が斜め下に首を捻ると、斜め下から里美が首を伸ばして舌を差し出していく。それが彼の舌に触れると、吐息を荒らげながら積極的に縺れさせ、頬の高潮を色濃くさせる。

「餌だ」

 不意に彼が呟くと、里美は瞳をトロトロにして口を開け、舌を目一杯伸ばした。まるで餌をねだる雛鳥のよう。その舌の上へ唾が垂らされると里美は嬉しそうに目を細めながら受け止め、迷わず喉に通し、腰をヒクヒクさせる。

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