神アプリ 312
「あんぅぅッ、深すぎるぅぅ! こんなのすぐダメになっちゃううう!」
言葉の通り橙子は髪を振り乱して悶え、達すると白い喉を反らして啼いた。一突き一突きに快感を刷り込まれ、牝として侍る悦びを刻まれていく。それはこの世のものとは思えないほどの幸福感をもたらしていて、彼女の隷属心をより強固なものとしていた。
しかし、橙子が幸せを噛み締めている一方で、それを感じさせている翔真の方は橙子ではなく酒池肉林のようなレズショーを眺めている。あまりにも刺激的で、背徳的で、官能的な女たちの絡みを見ながら腰を振っている。橙子をオナホール同然に扱っていると言えた。
「イクぅ! ああッ! んあああッ!」
状況がどうであれ、橙子が悦楽の淵で溺れている事実は変わらない。獣のように這い、後ろから犯され、快感に身も心も支配されていた。
時に眉根を歪めて悶え、時に目尻を下げて恍惚とする。薄桃色の唇の隙間から艶のある声を上げ、桃色の吐息を荒らげ、舌先を垂らす。その恍惚に緩んだ橙子の顔を見て他の女たちが羨み、より卑猥に絡みあって発情した身体を慰めあう。肉の隙間に埋没したバイブをキュリキュリと締め上げ、翔真の女(もの)であることに悦びを抱きながら。
「あぁぁ……すごいぃぃ……」
幾分か余韻が収まった桜子は、橙子を後ろから犯す翔真を見て惚れ惚れとそう漏らしていた。橙子の乱れようが翔真の逞しさを引き立てており、心の底から服従心が沸いてくる。それは最早本能、牝が逞しい牡に惹かれかしずくという、ごく当たり前のことなのだ。
桜子は吸い寄せられるようにソファから下り、翔真の胴に腕を絡めた。彼の腰は間欠を狭めており、橙子の尻を激しく叩き付けている。
「ああん、すごい音……いやらしい……」
パンパンという乾いた音に、グジュリグジュリと水音が混在している。確かに彼が腰を引くとヌラヌラと濡れ光る茎胴が見え、橙子が夥しく恥液を溢れさせているのが分かる。
「お前、人のこと言えるのか?」
「だってぇぇっ……」
甘い声でむずかりつつ頬を赤らめる桜子。その身体には彼との性行による法悦が焼き付いていて、犯されている橙子の姿や声に反応し新たな愛液を溢れさせんとしている。
「まったく」
翔真は鼻で笑うと、二度三度と強く腰を打ち付け、ピストンを止めた。
「あああああんッ! んんッ! んはぁぁッ────」
きっちりと埋没した肉幹の先から熱い樹液が迸った瞬間、橙子は宙を振り仰いでいた。子宮孔と密着したそこから躊躇なく放たれ、腹の奥へ流れ込んでいた。
「ぁっ、ぁぁっ、出てるぅぅっ、ハッキリ分かるぅぅッ────」
熱精が子宮に流れ込んでくる感覚に、橙子は恍惚を浮かべていた。身体中が快楽に蕩け、頭の中が白く灼かれ、この世のものとは思えない心地好さに支配されていた。
翔真が橙子の中に子種を放っているその時、マゾチックなレズビアンプレイに明け暮れていた女たちは腰をヒクヒクさせていた。反射反応のように子宮を蕩け、全身に淡い電流が駆け巡っているのだ。中で受け止める悦びを知っているが故に、その瞬間の法悦が滲み出し、軽く達しているのだった。
「橙子の中のを啜り飲め」
肉棒を引き抜いた翔真に言われ、桜子は惚けた表情で橙子に目をやる。開ききった膣孔はヒクヒクと痙攣し、肉貝はヌメヌメと濡れ光っている。そこへ、自身の口を埋めていった。
ジュルル……と何かを啜るような下品な音が響き始める。その頃には、肉棒を突き付けられた女子中高生の数人が彼の足元に跪き、快楽汁や白濁液がこびりつく逸物をうっとりした顔で舐めずっていた。