神アプリ 302
(ああ……こんなに……)
自分でも驚くほどベトベトだ。クチュクチュと音が聞こえるたびに顔が熱くなる。けれど一貫して目を閉じたまま翔真のことを思い、自分の指の蠢きを翔真から刺激だと捉えている。
(「もうこんなにして……」)
「やん……せんせぇ、だから……あああッ!」
それは突然のことだった。陰核をクニクニと軽くなぶっただけなのに強烈な快感が爆発し、手足や脊椎を駆け抜けた。足腰がビクビクと戦慄いて、アクメに達したことを物語る。
「あッ、ん、あッ、んはあッ……こんなことって……」
翔真を想像していただけで、あっという間に登り詰めてしまった。その事実に戸惑い、同時に確信するきっかけにもなる。
(五十嵐先生……ああ……五十嵐せんせぇぇ……)
結衣は快感の爆発で脱力した身体をベッドに沈め、胸の中を翔真でいっぱいにしていた。同時に、翔真と濃厚なスキンシップをしていた恵梨香が、一層羨ましく思う。
片手の中指には淫蜜が絡み付いてる。窓から入る光にテラテラと煌めくそれのなんと卑猥なことか。
「五十嵐せんせぇ……好きです……だから……」
恵梨香みたいに私もして……その言葉を飲み込むように、中指をくわえ込んでいた。自分の愛液を口に含んだのはこれが初めてのこと。恥ずかしいことこの上ないが、しかしこれは恵梨香もしていたこと。自分の愛液を味わうと言うより、自分の恥液で汚れた彼の指を清めるように舐め回していたのだ。
「んふぁ……ちゅぷっ、んぷ……」
そう、これは彼の指……目を閉じて、また想像を始めてしまう。途端、アクメを迎えたはずの身体がざわついて、無意識に腰が回ってしまう。
(ダメぇ……こんなの、おかしくなっちゃう……)
結衣は中指に舌を絡めながら、空いている方の手をショーツの中に忍ばせて行った。
その邸宅の嬌声は彼がいる限り止むことがない。いや、彼がいるところには嬌声が耐えないと言うべきだろうか。今この邸宅に彼がいるから、女の甘い啜り泣きが響いているのだ。
場所はリビング。緩く湾曲した脚が短め目のテーブルに、7人の女子高生が載っている。一様にして四つん這い、上体を低くして尻を突き出し、焦れったそうにゆっくりと振っている。制服は着ているがスカートの中は無防備で、色とりどりのショーツが辺りに散っていた。
彼女たちが丸出しの尻をくねらせて誘っているのは、言わずもがな、翔真だ。いやらしい涎でテラテラと光を返す秘部を捧げるように差し出して、恥ずかしく誘う姿を眺められることに背筋をゾクゾクさせている。
「ふあッ、あぁぁッ……」
その中の1人が力の抜けるような声を漏らし、軽く喉を反らした。翔真が中指を膣胴に捩じ込んだ瞬間だ。彼女は身体中をゾワゾワさせつつ、その1本をキュンキュンと締め付ける。
「んふぁ……んっ、翔真さまぁぁ……」
女の子は頬を染めつつ、自らの腰を揺らして膣孔にはまった指を出し入れさせる。そうやって、埋没したままの指を動かそうとしない翔真に次の快感をねだっている。
「どうして欲しいか言ってみろ」
「あん、翔真様のお指でオマンコほじくり回して欲しいんですぅ……はあうッ!」
翔真の中指が膣道から陰核の裏側を圧迫し、彼女は宙を振り仰いだ。半開きの口がワナワナと震え、目尻がトロリと下がってくる。
「こうか?」
「はッ、はいぃぃッ、んんあッ、ありがとう、ございますッふはあッ、あッ」
翔真の中指が曲がる度にグジュっと水音が鳴り、彼女の甘く悶える声が散る。彼女は浮いた頭を再び低くして、捧げた秘部を弄ばれることにただ喘ぎ、歓喜している。
テーブルの下、四つん這いの女子高生たちの後ろに膝を付いて大事なところを眺め弄ぶ翔真の周りで、別の女の子たちが甘い声を上げながら艶かしく肢体をくねり回している。中には先ほどまでハメ比べをされていた女子中学生の7人もおり、制服にノーパンという姿で後ろ手に拘束されていた。テーブルの上から聞こえる嬌声に感化されているのか秘部は疼くばかりで、しかし自慰に至れないもどかしさにはしたなく腰をくねらせているだった。
「んぉッ、はふぁあ! イク! 翔真様ッ、イクッ、イクううッ!」
途端、テーブルの上の1人が身体を強ばらせ、ビクビクビクッ! と背筋に痙攣を走らせた。それは、翔真の指に大事なところを好き勝手にほじくり回されて彼女の悦びが最高潮に達した瞬間。高く突き出したままの腰を恥ずかしくヒクヒクさせながら、脳髄が痺れる心地よさに瞳を蕩かしている。
ツー……と、テーブルに並んだ肉花の一輪から蜜が溢れ、うら若き乙女のピチピチした内腿に筋を作る。その横の一輪からも、またその隣の一輪からも、いやらしい滴がテロリと滴っていく。