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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 31

「こんなところに日焼け跡が……」
「んああぁぁぁ……」

 内腿の真ん中辺りに生温かい感触が密着し、擦るように動き、梨沙は顎を浮かせていた。

(こそばゆいぃぃ……)

 左右の腿の内側を柔らかい物体がベロリベロリと這い回り、梨沙は腰をピクンピクンと弾ませる。腰の奥でも何かがキュンキュンと跳ね、体の内側から彼女を嬲っていく。

「やあん、翔真様ってば……」

 気が付けば、彩菜が指を絡めて起こした肉柱をさすっている。

「早く梨沙を食べたくて仕方がないのね……」

 千歳は裏筋の辺りを頻りに舐めている。

「あん、彩菜も食べてぇ?」

 と彩菜が千歳と顔を並べると、2人の舌はエラや亀頭の根元に舌の腹を押し付け蠢かす。

(いやぁ……2人とも凄いぃぃ……)

 堂々と聳える屹立の先に二枚の舌が絡み付いていく様子は卑猥すぎる求愛行動のようだ。 
 それを間近で見ている梨沙は、次に嗅覚から侵されていく。

(やあん……何この臭い……)

 微妙に酸っぱいような、はたまたプールで嗅いだことがあるような、とにかく鼻にツンとくる刺激臭が弱くなったような臭いが鼻孔から体内に流れ込んでくる。それは肺に落ちるだけでなく頭の方にも登り、クラクラ意識を揉むのだ。
 腿に受ける感触に身体の火照りは増すばかり。目には陰茎の笠を熱心に舐め幼馴染みの姿があり、彼女らの舌がクチュクチュと水音を立て、視覚と聴覚から愛欲を煽動する。漂う匂いは頭を痺れさせ、理性を何処かへ追いやっていく。

(あああ……美味しそう……)

 彩菜と千歳がキスを交わすように唇を近付け、間に亀頭を挟んだままディープキスを交わすように舌を蠢かす。まるで肉幹の先に乗っている亀の頭の形をした甘露な飴を貪り合っているようで、取り残されている梨沙の味覚が強く反応を示していた。半開きの口の中に涎が溜まり下唇を乗り越えてきそうになっているほどだ。

「ほら、梨沙もしゃぶらせてもらっていいんだよ……?」
「梨沙も仲間に入りたいでしょ? 私たち幼馴染みだもんね……」

 コクコク、と梨沙が首を振る。

「さ、どうぞ……」
「歯を立てないように……梨沙だけのオチンチンじゃないんだから気を付けてね……」

 彩菜が手の動きを止めずに陰茎を傾ける。
 ズイ、と先端が梨沙に向けられる。
 梨沙の半開きの口がさらに大きく開く。

「あむうううううん……」

(んああ……すごいぃぃ……)

 頭を下げた瞬間に熱くて硬いモノが口の中を占領し、喉の奥まで詰め寄った。その圧迫感に頭の中が白く染まり、身体が浮くような心地に襲われた。

(気持ちいい……)

 一言で言えばそういうことだった。青い空をノロノロと漂う雲になったような気分だ。

(もっと……もっと……)

 考えずとも頭が揺れる。男性器が唇や舌や口蓋を擦れ、ジワジワと快感が広がり、脳髄が蕩けていく。何度も何度も先端が喉奥に迫り来て、じっくりじっくりと意識を濁していく。

「んぐううううう!」

 股関節まで迫っていた生温かい物が押し開かれた秘部にベッタリと這い、全身に甘い電撃が駆け抜け、濁っていた意識が白い火花を散らして弾け飛んだ。

(はあああ……もう何も考えられない……)

 ビクビクと身を戦慄かせた梨沙が、張りのある唇に逸物を挟んで頭を揺らすという行為を再開させる。ポニーテールに纏められている黒髪が宙に躍り、彼女のうなじを叩いている。

「梨沙ったら、イッても翔真様のオチンチン咥えたままだなんて……」

 梨沙が飲み込みきれていない、剛直の根元から4分の3あまりをねろんねろんと舐めている千歳が微笑ましげに溢す。

「初めてなのにいやらしい……」

 彩菜があだっぽく笑み、玉を舌で掬う。

(ああ……だってぇぇ……美味しい……翔真様のオチンチン美味しいよぉ……)

 担当場所を入れ換えながら根元や陰嚢にねっちりと舌を這わせる彩菜と千歳の上で、梨沙が逸物の先をしゃぶり続ける。処女の秘部を隅々まで舐められ、幾度となく甘美な雷に撃たれても、彼女の口からソレが出ることはなく、むしろ舌を絡み付けて味わい、とても初めてのオーラルセックスとは思えないほどの貪欲さ剥き出しにしている。

「そろそろ下の口で咥えてもらおうかな」

 股の下から翔真の声が聞こえると同時に梨沙の世界はひっくり返っていた。四つん這いで顔に跨がっていたはずが、今は仰向けで彼を見上げているのだった。

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