男の股間に生えた男根は隆々と聳え勃ち、先端が臍に届きそうなほど逞しく反り返っている。その根元に両手の細い指を添えて捧げ持ち、裏側を舐めているのが千歳だった。

（はあああああ……）

　長大だというだけで目を背けたくなるほどグロテスクなのに、その男性器に張り付いた舌がじっくりと登っていく光景は梨沙にとってとても卑猥なものだった。それをしているのが幼馴染みの１人ということにも衝撃だが、同時に途方もなく興味を唆られていた。

　彼の背後にいる彩菜は腰を突き出して身を屈め、臀部の溝に口を埋めている。顎が細かく上下に動き、伸びている舌が見え、彩菜が何をしているかというのはいくら信じられないことだったとしても簡単に察しが付いた。

（あんなところまで……）

　彩菜が男の臀部に手をあて、綺麗な指に力を入れて広げた溝を舐めている。そこには固形の排泄物を捻り出す穴があるのだが、彩菜には躊躇っている様子がなかった。むしろ頬を上気させており、自分の舌を彼のトイレットペーパーにすることに喜色を滲ませているようにさえ見える。

「ふぁう……んんぅ、翔真様のがピクピクしてる……ぢゅ、ぢゅる……はあ、ちゅぷ……」

　千歳はデレたように頬に朱を差して彼を見上げながら囁くと、裏筋をこちょこちょくすぐったり、顔を回り込ませて笠を舐めたりしていく。紡いだ唾液を舐め付けた肉茎に５本の指がしっかりと巻き付けて、上下にさすっていた。

「あん、翔真様が感じてくれてる……」

　千歳の声を聞いて彩菜は腰をクネクネと蠢かすと、伸ばした舌を尖らせて臀部に口を埋めていった。

「やん、凄い暴れてるぅぅ……」

　千歳も腰を捩って嬉しそうに言うと、膝立ちのような姿勢になり、巨乳を両手で寄せて肉幹を挟み込んだ。さらに先端を口に含ませて身体と頭を揺らし始める。

「ん、ふ……ん、ふ……んぅん……んふう……」
「はむぅ……ぢゅ、ぢゅ、れへっ、んぅ……はああ……」

（んああ……なんていやらしいの……）

　立っているだけの男の前後の排泄器官を２人の女子高生が口や舌を使って湿らせていく。それも艶かしい吐息や声を聞かせて、恭しくその行為に及んでいる。

（はあああぁぁ……）

　何か誘うように尻を揺らしている２人の姿は同性から見てもとても蠱惑的だ。それでいて行っていることは陰茎にしゃぶりついたり菊門に舌を突き立てるという行為であり、彼に媚びていると言うのが一番適切な光景だった。

「あむぅん……んふ、ぢゅるる……んふぅ……」

　肉棒を挟んでズリズリと擦る大きな胸。その揺れに合わせて顔を上下させている千歳は排尿部を含んだ屹立の先を口に入れている。歪んだ胸と唇の間にヌラヌラと輝く肉柱の一部が見え隠れしていた。

　臀部の溝に口をくっ付けている彩菜は顎を小刻みに動かしていた。彼女の口から尖らせた舌が伸びていたので、それを肛門に埋めて蠢かしているということは間違いないだろう。

　千歳も彩菜も甘露なものを味わっているかのようにうっとりした顔をしており、時折、捧げるように熱い視線を上目遣いに向けながらそのことを行っている。

（んぅぅ……あぁぁ……）

　梨沙は目を背けられず、秘部で床を撫でるように腰を動かしていた。身体が火照りすぎて頭までボーッとしており、いつからか口で熱い呼吸を繰り返していた。

　彼が首だけ捻る。

「おいでよ」

（あああああ……）

　梨沙の頬に紅潮に広がる。秘部に張り付いたショーツのクロッチには新たな染みが広がっていった。



　ベッドに寝転んだ男の足に彩菜と千歳が跨がり、股間に顔を寄せ合っている。何をしているかといえば、彼の腿を谷間に挟んで擦りながら玉袋を啄むという行為だった。逸物は反り返って彼の下腹部に寝そべっており、梨沙の目にその裏面を傲然と見せ付けている。

「ふぁふん、へぇ、へぇ、んぅ、ぐぶぉぼ……」
「れふぅん、はあ……んぅ。れろぉん、へふぅん……」

　梨沙の目の前で、彼女の幼馴染みの２人が可憐な顔を引っ付けながら玉袋を舐め回している。尿孔から離れた場所にあるとはいえその袋も男性器の一部なのだが、２人は飴でも舐めしゃぶるように口や舌で
玉を愛撫し、犬のようにハフハフと荒い吐息を吐いている。

「ひゃん！」

　濡れ光る肉柱と同じようにパンパンに張っている肉袋が２人の唾液でヌトヌトになっていくところを見惚れるように眺めている梨沙は、小振りな尻を撫でられて腰を跳ね上げた。

「さすが、引き締まってるね」
「んん、あ……あん……」

　梨沙の白い尻を撫で回したりムギュリと鷲掴みにしたりして、翔真は感心げに誉める。

　梨沙は中学からテニスをやっている。彼女らが翔真の所を訪ねる時刻が遅くなったのは、梨沙の部活が終わるのを待っていたからだ。彩菜たちと翔真がであった日も、梨沙は部活があって都合が付かなかったのである。

　中学から５年間続けているテニスで引き締められた梨沙の体を翔真が好き勝手に撫でていく。特に臀部やキュッと腰など、締まった中にも潜んでいる女の子特有の柔らかさを探すように手を這わせ指で摘まむ。

「あ、ぁぁ、んぅん、くうんっ……」

　彼の指が滑ると梨沙は背筋をゾクゾクと震わせてクネクネと腰を捩った。そのたびに、彼の目の前に見せている処女の秘部が潤いを増していく。
　彩菜と千歳は彼の足に、梨沙は彼の顔に跨がって、彼の股間に顔を集めているのだ。ベッドで絡む４人の中に服を着ている者はおらず、女子高生の３人が辛うじて黒いハイソックスを履いているような姿だった。