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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 279

 鈴本杏佳、20歳。昨年グラビア界に彗星の如く現れ今ではバラエティー番組などにもゲストとして呼ばれるほどの人気がある。身長155センチ、バスト92のGカップと公式プロフィールでは公表されているが、ロリ体型と、体型にはアンバランスの大きな乳房を見れば、公開情報は信憑性があると言えよう。
 三国友理奈、22歳。年齢は若いが、高校卒業と同時にグラビアアイドル界に入っているので経歴としては5年目。デビューから1年後低迷期に入ったものの、最近は大人の女の魅力が見られるようになり人気急上昇中。身長169センチ、バスト90センチのFカップ。杏佳に比べスレンダーな体型だが負けず劣らずの豊乳だった。

 この2人のグラビアアイドルがキングサイズのベッドの上で横座りになっている。後ろ手に拘束され、目隠しをされ、水着だけを身に付けて。無防備なその姿は、インキュバスのような男への捧げ物としては申し分ない。

「いい感じだな」

 感心したような長い息に絡んだ男の声に、杏佳と友理奈はビクッと肩を竦める。目隠しをした顔は引き攣っていた。

「あの……撮影、ですよね? ちゃんと挨拶とかしたいんですけど……」

 杏佳は無理に笑む。撮影の、ちゃんとした仕事だと言い聞かせるように問う。先輩のトップモデルタレントの美優もいて、彼女の多忙なスケジュールをきっちり管理する麻里子もいて、自分のマネージャーも今日は撮影だと言っていたのだから間違いないと、今置かれている状況を否定して欲しいと言わんばかりに。
 けれども耳に入る衣擦れのような音が不安を煽った。甘えるように鼻を鳴らす女の吐息も相俟って、危険で妖しい空気が漂っているのを肌で感じる。

「な、何してるの……?」

 耐えきれず友理奈が、想像していることを否定して欲しくて訊いた。

「何だと思う?」

 嘲るように返されると、友理奈は頬を赤らめ押し黙った。濡れた吐息といやらしい水音から、何かしらの卑猥なことをしているのは分かってしまうから。

「美優さんは? 麻里子さんは!? 何がどうなってるんですか!?」
「2人ならここにいるよ」

 声を荒らげる杏佳に対し、男の声は愉快げだ。

「何をしてるか教えてやれよ」
「いやん……恥ずかしい……」

 それは杏佳も友理奈も初めて聞いた、美優の蕩けた声だった。

「美優は今…御主人様のオチンチンを舐たくておねだりしてるのぉ……」
「麻里子もですぅ……ああん、御主人様ぁぁっ……オチンチン舐め舐めさせてぇぇ……」

 その告白に嘘偽りはない。彼女たちは翔真の服を脱がせてから、彼の脚にすがり付いてボクサーブリーフにできた隆起を舌や唇で湿らせている。その行為で水音が立ち、甘い吐息やか細い喘ぎが漏れていた。

「そんな……美優さんが枕営業してたなんて……」
「いや……いやぁ……どうして……どうして私が……」

 杏佳も友理奈も各々に絶望を口にする。悔しさからなのか身を震わせ、生け贄同士無意識に身を寄せあった。

「枕営業? そんなんじゃないよ。俺に媚びても芸能界で名を上げられるわけじゃないんだから」

 と鼻で笑う男、五十嵐翔真。ベッドの上で困惑している2人の巨乳グラビアアイドルを獲物を見るように眺めつつ、ボクサーブリーフを甲斐甲斐しく下ろす2人の性奴隷の髪を撫でとかしている。
 彼の腰の前では、そそり勃った肉柱を前にして美優と麻里子が甘く呻き、躊躇なくキスを浴びせていく。頬擦りまでも繰り返す彼女たちの顔は喜色しかない。

「まあ、事務所内では優遇されるかもしれないけどね。どちらにしても、悪いようにはしないよ」

 ぁぁっ、と名残惜しむような声が濡れた嘆息に混じる。それが杏佳と友理奈の耳に入って直ぐ、彼女たちの背筋が突然ゾクゾクと甘くざわめきたった。

「さてと……こっちからいただこうかな……」
「ひあっ、やっ……」

 友理奈は足首に何か触れたのを感じ、反射的に身を小さくした。今まで耳にしてきた淫靡な音や卑猥なやり取りから、これから自分がどうされようとしているのか否が応でも想像が付く。

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