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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 276

「はあん……すごい……」

 先端を熱心にねぶれば陰嚢をねっとり舐め回しつつ、肉筒を卑猥にさすり、甘い声で呻く。ムクムクと膨張する肉茎に対して浮かべる惚れ惚れとした顔は、最早翔真の前でしか見れないものと化していた。

「そんな熱心にやってやったら兄貴もご満悦だろう?」
「やん……和彦さんにはここまでしません……んぷっ、ぐぼほぁ……」

 恥ずかしげに目を閉じたと思えば肉袋に吸い付いて1つの玉を舌の上で踊らせる。まるで心の底から味わっているかのような表情といい、荒い鼻息から窺える熱心さといい、普段の清楚な様子は欠片も感じられない。

「ふうん」

 という翔真の気のない返事にも臆せず、むしろ一層熱を込める。玉裏へ口を埋め会陰をベロベロと舐めずりながら、茎胴に巻き付け白く細い五指でも卑猥な快感を恭しく提供している。

「おいおい、味わいたいのは分かるけど、俺さっきなんてったっけ?」
「んはあああっ!」

 秘口がくわえる玩具を足で押し込まれれば、彩月は濡れた声を上げ肢体をビクビクと戦慄かせる。一瞬脳天を白く灼いた快感に身を委ねつつも、心身に宿った服従心に従った。
 先の翔真の言葉「さっさと済ませろよ」を実行するべく、肉胴の裏側に愛しげなキスの雨を降らせながら先端へ登り、エラの張った亀頭を口腔へ誘い込んでいく。

「んふぅぅぅん……」

 咽喉まで導くとともに甘く鼻を鳴らし、まるでこの瞬間を噛み締めるかのようにうっとりと目を閉じる。そしてそのままじっくりと頭を揺らし、薄紅色の唇でヌプヌプと肉茎をさする。

「自覚してからは早いな」

 と翔真は鼻で笑った。彩月の首の動きは遅いけれど舌の動きは忙しなく、縫い目や裏筋を的確に刺激している。
 彩月が自覚したのは今の自分の役割、即ちヌくための道具という役目。だからこそ味わうのではなく快感を製造することに重きをおき、とびきりの奉仕をねちこく行う。
 しかしそれがまた彩月の快感となっていた。舐め回して味わっていても脳髄が蕩けそうになるほど感じるが、口内粘膜が擦れることでも脳髄が痺れる感覚に陶然としてしまう。

「んううっ、んぅんっ……」

 肉幹が膨張すると、息苦しいはずなのに甘く呻く。悩ましげに眉をハの字にし、頬を上気させ、口一杯に肉棒を出し入れさせる。

「ああん……ちゅるっ、んっ……」

 もう他は見えていないようだった。目の前にある主様の逸物にうっとりと目を細め、尿孔へ熱烈なキスを繰り返す。白く濁る我慢汁をそうやって啜る彩月は、愛しい人との口付けよりも嬉しそうに頬を緩めている。
 腰はクナクナと艶かしく揺れ続けており、まるで犬が尻尾を振っているよう。時折ビクビクと痙攣を起こすのは達しているせいで、普段の様子からは到底想像できない浅ましい嬌態だった。
 やがて艶のある唇を大きく広げ、男性器を口一杯に頬張り、くぐもった喘ぎを聞かせながら夢中でしゃぶる。愛液が滴る如く唾液が湧き肉棒に絡み付いている事実が、ジュブジュブというはしたない水音から窺える。
 サラサラと揺れる黒髪を耳に掛け、一心不乱に口淫を行う彩月。その上下運動させている頭を押さえ付けられると、途端に足腰をガクガクと痙攣させた。

「んふううううう!」

 痙攣を起こすとほぼ同時に官能的に呻き、眉をひそめていた。頭を押さえ付けられ咽喉へ精を放たれるという行為に対して浮かべているその表情は、苦悶というにはあまりにも嬉々としている。

「パンツも買った方がよさそうだな。コンビニに置いてるっけ……」

 鼻をつく淫臭に翔真は独り言のようにこぼした。けれども淫臭を立ち上らせている本人はうっとりした顔で種汁を飲みながら淫らな体液を垂れ流している。



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