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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 270

 ベッドの縁から半身を寝かせる翔真と横から覆い被さるように身を寄せている由紀。
 2人の口から伸びる舌は激しく求愛し、淫靡な水音を広げている。

「んふう……ちゅぷぅぅ、れはっ、ぢゅる……」

 薄目で愛しげに翔真を見つめていた由紀は、彼の舌を口に含むとともにうっとりと目を閉じた。
 んふうんふうと艶かしく鼻息を荒らげ吸い付いた舌に舌を絡める最中、爛れた雰囲気にあてられ高揚し腰をクナクナと捩らせる。
 濃厚なキスに夢中の由紀の脚の付け根へ翔真の手が伸びた。

「んふっ、ふあっ……やんっ……」

 堪らず唇を離した由紀は顔を赤くし腰を踊らせる。しかしその動きは蠱惑的で、大事な所を逃がしているようには見えなかった。
 むしろ恥丘を撫でる指先をクレバスへ誘っているよう。

「私……翔真を愛してもいいのよね……」
「ここまでしたんだからな」

 撫でられている恥丘は毛を剃られたばかりで仄かに赤い。
 その一点の曇りもない秘所が真っ直ぐな気持ちの表れ。愛する彼への忠誠の証。

「……愛されても」
「いい。ただ俺の愛情表現は一辺倒だからな。たくさん愛されたいならたくさん愛せるように求めてもらわないと」
「うん……」

 素直に飲み込む由紀に翔真は正直なところ驚いている。
 彼女にはなんの設定も施しておらず、愛情≠ェ80%なだけ。
 それが由紀自身の意思で愛情≠ニ忠誠≠ニ服従≠フ3つがON≠ノ変わっていたことを知るのは、この夜から数日後のこと。

「ねえ……ずっと気になってたんだけど、どうしてみんな『翔真様』って呼んでるの?」
「さあ? その方が興奮するからじゃない?」
「やあん……翔真様だってその方が好きでしょう?」

 股座から明美が頭を持ち上げた。寸前まで肉袋を舐め回していたこともあり、唇が色っぽい艶を放っている。

「翔真様に興奮してもらおうと思ったらそうなってたから……他の人たちが自分を“翔真様の奴隷”って称するの、今ならよく分かります……」

 玉に吸い付き舐め転がしていた杏奈は陶然とした面持ちに薄い微笑を浮かべた。ロリフェイスに表れるそれはあまりにもエロティックで、普通の男なら股間が落ち着かなくなるほど。

「ドレイ……?」
「んふ……翔真様の愛情を受け取っている人たちはみんな自分でそう思ってるんだって。肉奴隷とか性奴隷とか。もちろん私だってそう……私、関根紗弥加は翔真様のセックス奴隷です……」

 紗弥加は上目遣いに熱を込め、先ほどまでそうしていたように剛直にしゃぶりつく。縫い目に舌を添わせてユルユルと頭を揺らし、熱い口内粘膜で肉茎を摩擦させる。

「私だって翔真様のオマンコ奴隷だもん……」
「私もです……翔真様に愛してもらえないと生きていけません……」

 明美と杏奈も躍起になり、陰嚢や根元の方に舌を這わせた。忙しなくねぶる中にもねっとりした愛情が籠っていて、それはいやらしく表現されている。

「じゃあ私も奴隷……」
「いやならならなくてもいいぞ?」
「ううん……私もみんなと一緒。奴隷でもいいから翔真の……翔真様の側にいたい……」

 由紀の瞳は濡れ、頬に朱が走る。
 まるで告白をした乙女のような、そんな顔だった。

「じゃあ、うちに来るか?」
「えっ……」

 面食らった由紀は目を見開く。
 翔真の言葉に股座の頭の蠢きも止まっていた。

「行きたい……けど……」

 股座の3人を窺い由紀は言い渋る。
 偏執なまでに翔真に熱を上げているあの3人を差し置いて、コクンと頷いていいのだろうか。
 気持ちでは負けていないつもりだが、じゃあ彼女たちのその気持ちはどうなってしまうのか。

「何か勘違いしてるな」

 翔真は苦笑し、身を起こし、4人を見遣る。

「俺バカデカイ家に住むからさ、掃除とかが大変になると思う。だからうちに来て、その辺のことをやってくれないかって言ってるんだ。要するにあれ、メイドみたいなんもんかな。もちろん給料は出す。あと愛情も。その代わり住み込みだ。お前らもどうだ? 俺に雇われる気があるなら今ここで内定を出してやってもいいぞ?」
「はい! 私翔真のメイドになります!」

 即答したのは明美。彼女はまだ就職活動中なので、そういう意味でも美味しい話だった。

「翔真様と一緒に住んで掃除・炊事・洗濯って、お嫁さんと変わらなくない? それでお給料もらえてエッチもしてもらえるなんて願ったり叶ったりじゃない」
「確かに……」

 手を組み目を輝かせている明美の言葉に、残る3人は深く頷いている。
 雇用主と従業員という建前はあれど、元々奴隷同然に接するつもりでいるので、返事を鈍る理由としては弱い。

「私も雇ってください……」
「私もメイドになります」

 全員が口々に言い身を乗り出した。
 もうその未来を思い描いているのか、赤い顔は綻んでいる。

「決まりだな。由紀は転職になるな。退職の目処がたったら連絡しろ。ああそうだ、画像も撮らないとなあ。まあそれは後でいいや。取り敢えず内定祝いだ。ハメられるように並べ」
「ああん……ありがとうございます……」

 寝転んで股を開く由紀と杏奈。その上に明美と紗弥加が重なって秘所を並べる。
 翔真は4つの膣孔で谷渡りを繰り返し、そうして昂った獣欲を4人の子宮に吐き出して回った。

 * * *

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