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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 269

「あああッ────!!」

 ヒクヒクと息づく膣孔に亀頭が埋まり、ロングの黒髪は振り上げられた。
 張り詰めた快感は、胎内に及ぶ拡張感という刺激に尋常でない反応を示し、気が触れそうなほど大きく爆発する。
 挿入行為だけで身体が痙攣を起こし、宙を仰ぐ由紀は目を見開き瞳孔を収縮させ、酸素を求める金魚のように口をパクパクさせている。

「相当だな」

 愛し愛されたい思いが柔肉の収縮に表れている。
 根元までズッポリと埋没させてから、翔真はその胎内で愛を織り成すため腰を振った。

「ひいいいいいっ!」

 翔真に貫かれるのが初めてではない由紀でも、感度が上がりきった身体ではその交合は強烈。
 張り出したエラに胎内粘膜を掻き毟られ、深々と子宮を突き上げられ、その一々に爆発的な電撃に全身を襲われる。
 しかも彼女が知るよりも長大となっているそれは、発情≠ネくしても女殺しの凶器だ。

「すごい乱れよう……」
「ねえ……奥まで入ってる? 翔真様感じる?」
「あああああッ!」

 解かれた紐が肌を滑る刺激さえ強烈な快感となる。
 けれども紗弥加と杏奈はローターまで外してから、反らされている喉にネットリと舌を這わせ、揺れ踊る乳房にも愛撫を及ばせる。

「由紀も一緒で私嬉しい……」

 陰核のローターを取る明美の顔は照れ臭そうに赤い。
 喘ぎ狂う由紀を微笑ましげに見つつ、彼女を喘ぎ狂わせる翔真の胸板を甘えるように湿らせている。

「あああッ! ッ! ああッ──……」

 深く突き刺して止まった肉柱に濡れそぼった柔襞がギュウギュウと絡み付く。
 椅子の上の裸体が大きな悦楽に飲み込まれ、淫らに戦慄いている。

「はあ、やめないで……最後まで……お願い……」
「ならそうさせてくれ」
「んああっ……」

 翔真は由紀を駅弁の要領で抱え上げ、ベッドに移り、横になる。
 持ち上げられしがみついた由紀は目と鼻の先に彼の顔を見ることになり、胸を熱くさせた。

「こんなに力あったっけ……」

 ヘッドボードに枕を噛ませ背を預ける彼。
 その首にしがみついたまま由紀は微かに笑みをこぼす。
 繋がったまま対面座位に移り、由紀の中に屹立の全てが埋没していた。

「ねえ……私にも中に……中に出して……」

 細い腰を蠢めかし想いを告げる。
 細い腰がグラインドを激しくさせ、想いを激情させる。

「はああっ、前より大きくなってる? あっ、んううっ、深すぎっ、るふうううっ」

 翔真の掌に掌を合わせ、指を絡め、腰を振り気持ちを紡ぐ。
 彼の上で快感に身を捩り、顔を上気させ、髪を乱す。
 美乳の巨乳は目の前で無防備に、淫らに弾んだ。

「どうだろうな。あの頃と違うから」

 確かに違う。
 付き合ってた時と異なり、今は明美が肉袋を舐め、紗弥加と杏奈は足を湿らせている。それらの刺激が肉棒に血流を流し込んでいる。
 経験人数は桁違い。毎日誰かの肉壷に埋没しすっかり淫水した。色は赤黒く変色し、多少マスター設定≠ナ弄ったとはいえ元々のサイズも肥大化している。

「やああっ、んっ! はあん!」

 翔真が谷間に顔を埋めると、由紀は宙を振り仰いでいた。それたげの刺激でも簡単に達するほど感度が高まっている。

「あん! イクっイクっ、っくううう!」

 背筋を仰け反らせ、前へ倒れ込む。その身体を翔真が腕で支えている。
 蠱惑的に踊る腰に半球上の大きな乳房も揺れ、彼の顔と擦れあっている。
 生殖器が摩擦を続ける辺りからはしたない水音が広がっている。

「ああん! すごっ、あっ、んうううっ!」

 翔真は軽く首を振り、尖った乳首を顔で嬲る。
 由紀の身体に鋭く電流が駆け、脳髄を蕩かしていく。

「くうん! あひっ、ひぐっ、ひぐっ、んんんんんっ!」

 先端を吸われると頭の中が白くなる。その夢現の悦楽を練り込むように子宮から衝撃が脳天を突く。
 最早捧げるように身を反らす由紀は彼の上で夢中で腰を振り、想いを絡めるために胎内と肉茎を摩擦させ続けている。

「んあああ! ッ────! ッ! あぁぁッ……出てるうぅぅぅ……」

 肉幹が牡の樹液を吐き出して、由紀の上体は大きく伸び上がった。
 腰を押し付けるようにしながら深々と肉柱を埋没させ、全身を跳ね踊らせる。

「4回目なのに……ああ、まだ……お腹の中に飛んでるぅ……」

 強く指を絡め彼がそこにいるのを感じつつ、悦楽に脳を白く灼かれていく。
 宙を仰ぐその顔は恍惚に蕩け、多幸感に溢れている。

「んふ……4回目だって……」
「その倍くらいは出してるのに……」
「2人に言ってなかったっけ? 翔真様、朝も一杯出してくれたこと……」

 由紀の中に埋まり種汁を迸らせている陰茎へ3人の顔が吸い込まれていく。各々の瞳は蕩けきり、頬は紅潮している。
 由紀には彼女たちの声など届いていない。ただ胎内の脈動を感じ、灼熱が注がれている幸福を法悦とともに噛み締めていた。



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