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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 267

「早く欲しいなら頑張ってしゃぶれ」

 女の子らしさが魅力の杏奈の肉貝がパックリと開いて牡を欲しがっており、翔真は嘲笑に似た笑みを浮かべていた。なにせつるつるの陰阜も濡れた秘部も充血た陰核も卑猥そのもので、杏奈のイメージからかけ離れたものだったから。
 さらに。

「ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、んぢゅるっ、んはあっ、ください……んぶるっ、ちゅぷっ、んんぅっ」

 鼻息を荒らげて陰茎をしゃぶり、性行を強請る。その想いはヒクヒクと飢えを訴える膣孔にも表れている。

「んぐふ!? んうんっ、ぢゅろっ、んっ、ふうんっ、ぢゅぶっ、ふううっ」

 翔真が秘部に口を及ばせると杏奈の頭の揺れが乱れた。けれどもそれだけで肉棒は咥えたまま、艶かしい声を漏らしながらジュブジュブとしゃぶりたてる。

「やだ杏奈……必死になってる……」
「精液流しちゃったもん。早く注ぎ直して欲しいのよ……」

 明美と顔を並べる紗弥加は、明美のオーラルセックスの後のシャワーで胎内を綺麗にした身として杏奈の内心が理解できた。翔真への忠誠を除毛というかたちで身体に刻んだのは喜ばしいことだが、同時に種汁を流してしまったのは翔真の命令だったとはいえ残念で仕様がなかった。

「んふ……翔真様の濃ゆーいの、杏奈にももらえるようにしてあげないとね……」
「ああん……まだ出るの? 凄すぎるぅん……」

 2人の舌が肉袋や茎胴にへばり付き、淫猥に蠢いて快感を提供する。そうして煽った獣欲を杏奈に受け止めさせるために。
 秘部を啜られ腰を震わせながらオーラルセックスに励む杏奈に、余っている陰部を舐め回す紗弥加と明美。同じ相手に恋情を抱いているはずなのに嫉妬どころか仲間意識さえ垣間見せ、彼にトリプルフェラチオの贅沢を味わわせる。

(あああ……)

 それはただただ卑猥に表現される彼女たちの愛情。ローターの三点攻めに慣れ、しかし身体は敏感に仕上がり思考も覚束ない由紀に見せ付けられる、彼女たちの狂おしいほどの想い。由紀は羨望と嫉妬と情欲とを交錯させつつ確実に子宮の疼きに苛まれた。

「ようしいいだろう。こっちで尻を向けるんだ」

 翔真がポスポスとシーツを叩く。
 杏奈はそこへ移り尻を差し出す。由紀に頭を向けている状態から後ろを窺い、背後から迫る彼に腰をくねらせ瞳を淫蕩させる。

「あふああっ、あぁぁぁぁっ」

 次の瞬間艶かしい声を上げ、喉を反らしていた。身体に見られる弱い戦慄きが及ぶセミロングの黒髪が、やがて大きく揺れ始める。

「あんっ、あんっ、翔真様っ、ああっ、ううっ」

 上気の広がる顔を淫らに蕩かして、身体を突く衝撃に嬌声を上げ身悶える。時折キュウっと眉根を寄せる中、ちらちらと由紀に目を遣り優越感を噛み締めている。

「ふふ、よっぽど嬉しいのね……」
「好きな人と繋がれるんだもの、そりゃあそうよ……」

 自らも腰を振って屹立を深く導く杏奈に紗弥加と明美は薄く笑う。2人は翔真に密着し、杏奈を穿つ彼の胸板をねちねちと湿らせるかたわら、胸や尻に悪戯されてしなやかな身体を妖艶にくねらせていた。

「あああっ! 頭まで響くぅぅっ! うううん!」

 強烈な穿ちに揺れていた杏奈は半身を崩し、まるで由紀に言って聞かせているかのように、苦悶にも似た表情をシーツの上から彼女へ向けた。シーツを固く握り締め、腰のくびれに強調された丸い尻を抽送のリズムに合わせて揺らしているところを見れば、苦悶は悦楽にうちひしがれていることから浮かんでいるものだと容易に分かる。

「翔真様っ、翔真様っ、はあっ、はああっ! オマンコすごいっ、気持ちいいいいっ!」

 ローターの振動に慣れた身体は極限状態で、それ以外の刺激を受けると忽ち爆発するに違いない。それほど快感が張り詰めた身体は肌がぶつかる音や杏奈の卑猥な嬌声にさえも肌を犯され、由紀は吐息を震わせる。
 目の前の光景が悪夢でしかないというのに濡れた瞳は4人の絡みを、激しい情事を映し続けている。胎内は何かを咥えたそうに収縮し、牡を呼ぶ蜜液をダラダラと捻り出す。

「んあああっ! ああっ! んっ! んうううううっ! ああっ、あぁぁぁぁっ、きらぁぁ……中にいっぱいぃぃぃ……」

 止まる肌の衝突。高く尻を差し出した姿で痙攣する杏奈は、苦悶の表情を至福で蕩かす。目を細め、戦慄く唇の隙間から震える舌が覗いている。

(ああ……また中に……)

 2人の愛を新たな命を宿らせる行為で示す。胎内に子種を注がれた3人の誰もがそう捉えて疑わないのは身体や顔にも表れていた。彼女たちにとって孕むことは万一の事態ではなく求め願っていることで、それはつまりそれだけ彼のことを想っているということと同意。

「ひやああんっ……」

 2つの甘い声が同時に上がった。それを発した唇の目と鼻の先で雌雄の体液を纏う陰茎が天を差している。
 
「全部出してぇ……」
「私たちのどこでも好きなところに注ぎきってください……」

 杏奈の中で爆ぜたばかりの牡の象徴をトロ目になりながら舐める紗弥加と明美。1本の男根に絡む性行の名残を左右からヌロヌロと這わされる2枚の舌が拭き取り、胃へ仕舞っていく。

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