神アプリ 266
「っ────あああああぁぁぁッ!」
陸に上がった魚のようにビクビクと身体を戦慄かせる由紀。突き出した胸を弾ませ足指まで反らしその身に悦楽を駆け巡らせている。
隠すことを許されない秘部は物欲しそうに唇を開き、濡れそぼった媚肉をテラテラと輝かせて牡を誘っている。その中に見られる膣孔は肉棒を欲してヒクヒクと息づいている。
「跨がれ」
「ふはあああっ……」
髪を撫でられ顔をへにゃりと惚けさせた紗弥加は、ベッドの縁から半身を寝かせた翔真の腰を跨ぐ。頬を赤らめていながら天を仰ぐ先端に秘所を擦り付け、手ずから挿入の準備を進める。
「ああへっ、ふううっ、ああっ、あああ! んっ! あっ……はあああっ、翔真様ぁぁっ、紗弥加のオマンコ、いっぱいですっ、んううっ」
ズブズブと挿入させる間にすっかり淫蕩し、目尻から力が抜けていた。淫ら微笑を浮かべつつ、全身の小刻みな震えが治まらぬうちから細い腰を蠢かして1つなっている実感を得て始める。
「ううんっ、はあっ、はあっ、翔真様が入ってるっ、ああっ、あっ、翔真様のオチンチンがっ、はあんっ、紗弥加にぃぃっ、んっ、んっ」
深々と受け入れたまま腰を前後にくねらせて表情を悦び一色に染めていた。胸板に手を添え、愛しげな眼差しで彼を見詰めている。
けれども翔真はそっぽを向き、杏奈との口吻を楽しんでいる。2人の舌は卑猥に縺れ、紗弥加のものとは異なる水音をたてている。
たっぷりと余韻を堪能した明美はベッドの下で手足を付き、交合しているまさにそこへ舌を這わせる。あれほど熱烈に愛の営みに励んだ相手が別の女と交わっているというのに表情は惚れ惚れと蕩けきっていた。
「翔真様ぁぁ……もっとぉんっ……」
「好きっ、好きっ、あんっ、好きですっ、大好きなのぉ……」
「あああ……愛してます……んちゅう、はふぁっ」
快感を提供しながら口にされる溢れんばかりの恋情。嫉妬を抱く様相は見られず、他の女を侍らせていることを受け止め病的なまでに彼に尽くしている。
「狂ってる……」
目の前の光景にふっと沸いた感想が言葉になっていた。しかし嫌悪感はなく、由紀自身がその言葉を負け惜しみの捨て台詞のように思えていた。
「そう……あんっ、ひっ、狂ってるかもしれない……くうん! 翔真様ぁぁっ、ああんっ、んっ、んっ」
紗弥加が横目を向けながら、乳房を弄ぶ翔真のために背筋を起こして腕を垂らす。そうして彼に身体を捧げつつも腰を蠱惑的に振り、陰茎を肉壷でもてなし続ける。淫らに蕩けた顔に広がる微笑は、彼と触れあっている優越感を滲ませている。
明美は徐に腿に頬擦りし、やはり勝ち気な目を向けた。
「狂おしいほど愛してるの……なんでもさせて欲しいし、してあげる……」
膝から向こう脛まで舌を這わせ、足の甲へキスを落とす。啄むようにねちねち繰り返すと次はねっとりと舐めずる。高く突き出された明美の尻はスローに揺れていて、嬉しさを示しているよう。
「私の気持ちも本物ですから……ちゅる、っんは……翔真様が受け止めてくれるなら、みんなの中の1人でも構わない……んぢゅぷっ、ふぁはっ」
視線こそ向けない杏奈だが言葉の矛先は自分だと由紀は確信している。静かに燃える闘志が小さな声に含まれており、現に見せ付けるように舌を舐め絡め言葉にできない幸せと優越感に腰をくねり回している。
「あああぁぁうううううん! くうううん! ああっ! あっ、あぁぁっ、はあああぁぁ……」
翔真の上でしなった身体が大きく戦慄く。
ショートカットの黒髪までふるふると震え弾む。
突き出された乳房が断続的に弾み踊る。
「ふはああ……さっきもあんなに出てたのにぃぃ……んっ、あああっ……ビューッビューッて中にいっぱい入ってくる……」
目も口も半開き。緩んだ顔に浮かぶ微笑は恍惚の表情と言える。そんな顔の紗弥加が向ける蕩けた視線は由紀の羨望を煽りに煽る。
「跨がってやるんだぞ」
紗弥加がふらふらと腰から降りて崩れると、そう言われた杏奈は顔を赤らめて跨がった。なんと、顔に。ショーツはおろか陰毛すら見られない秘部を翔真の眼前に晒し、何をするかと言えば、未だ腹の方に反り返る性行から終焉まで遂げた肉柱を愛らしい唇にくぐらせる。
「んぅっ、ぢゅろろっ、んぶっ、ふうっ、ぢゅるっ、ぢゅるるる……っんふう、ぢゅるぢゅるっ」
紗弥加の快楽汁と白い牡液にまみれた陰茎を咥え、明らかに啜り上げている。ロリフェイスは頬を凹ませており、必死に食らい付いている淫らさを表している。
「あぁぁっ……ベッタリくっ付いてる……」
高粘度と濃い白濁色に明美は喜色を浮かべ、3分の2ほど余っている屹立を躊躇なく舐めずる。ヌラヌラと濡れ光る赤黒い陰茎から紗弥加の恥液もろとも白濁液を舐めとり、堪らないと言わんばかりに目を細めている。