PiPi's World 投稿小説

神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 263
 265
の最後へ

神アプリ 265

「あふううっ、またっ、またっ、ああん! やっ、すごっ、ひいいいん!」

 明美の声が甲高くなり、腰振りに熱が入る。獣が吠えるように宙を仰いだままヒップを彼の腰に叩き付ける。
 そうして頑張っているというのに肝心の翔真は由紀に向けていた顔を紗弥加の方へ戻し、熱烈なキスを捧げさせていた。後ろでは杏奈が不浄の穴に舌を突き立てているが、構ってやる様子などは見られない。

「よし明美。そこに乗って股開け」
「ああっ、あっ、ん……はい……」

 明美はうっとりとして答えると、結合を解いてテーブルの上に横になる。その時由紀は見た。

(あああ……ない……)

 体勢を変える一瞬、明美の恥丘に一点の曇りもないのが分かってしまった。今年のゴールデーンウィークに2人で温泉へ行ったときは確かに生えていたはずなのに。

「やうう! はあああッ! んく! くぅぅぅ─────ッ!」

 思考が快感に侵され白く染まる。チカチカする視界の中で、明美と翔真がまた繋がる。

「きたぁっ、っあああ! 子宮、ズーンって、んちゅぷふううう!」

 テーブルの上でパックリと股を開く明美に翔真が覆い被さり、唇を奪いながら腰を打ち付ける。明美の身体は突き上げる衝撃に揺れている。

「んああっ、しっ、翔真様ぁ、んんはっ、好きぃ! 好きぃ! 明美は翔真様のための女ですうううっ!」

 明美は翔真の首に腕を回す。翔真は明美の背中に腕を回す。
 ピタッと身体を重ね夢中で唇を貪り合う2人。そのセックスシーンは愛に溢れていた。

「いやっ! いやあああ! あああああッ!」

 翔真への溢れる想いを代弁するように明美の脚が彼の腰に絡み付く。それに応えるように翔真の腰はピッチを上げる。
 まだ好意が燻っているのに、その想いを抱く相手が親友の気持ちに応えている。目の前の濃厚な愛の営みに由紀は絶望を叫ぶが、残念なことに嬌声にとって変わっていた。

「あああっ、翔真様っ、翔真様っ、このままっ、このまま中にぃっ、ひぐうん! んううううう!」

 背筋を浮かせ戦慄く明美を本能のままに穿つ翔真。お互い強く抱擁し、愛情を燃え盛らせる。

「んあああああぁぁあああぁぁぁ! はううう! うう! うふぁぁぁっ……あぁぁっ……」

 耐えきれず由紀が顔を背けた瞬間、激しい性行の音が止んだ。代わりに明美の歓喜が室内を満たした。

「ああん……お腹熱い……翔真様の精液、明美の子宮にたっぷり溜まってる……んうんっ、まだ出てるぅぅ……」

 蕩けた声の明美は上気した顔に微笑みをたたえていた。それは快楽と多幸感が溶け合う恍惚とした面持ち。

(中出しなんて……うそ……)

 再度臨界点に詰め寄る快感に苛まれる中で由紀は薄く視界を開く。
 明美から引き抜かれた肉棒が白い粘液を絡ませて誇らしげに反り返る様子が映る。

(あああああ……)

 最高勃起時に臍まであと2センチというほどだった陰茎がさらに大きくなっているように思う。達したはずなのに斜め上へ反り返る逞しさに、乳房や陰核という体表の性感帯を犯され続けている身体が胎内を過敏に反応させる。
 一方で、茎胴にまとわりつく白濁液に胸はグサグサと切り刻まれた。

「ああ……へばり付いてる……」

 仁王立ちの翔真の脚に絡み付く紗弥加と杏奈。2人が惚れ惚れとした顔で見詰めるのは明美を突き上げていた逸物。

(そんな……ああ……)

 2人とも、その歳ではあってもおかしくない陰毛が見られない。偶然にして出来すぎており、頭を掠める推測に由紀は耳まで赤くなった。
 そんな由紀など空気。2人の口はこぞって肉柱へ近付いていく。

「はああっ、あああっ、いいっ! くううううう!」

 先の展開を期待するように息が上がり、期待通りのことが起こり、卑猥な行為に触発され快感が爆発する。
 身動きとれない中で由紀の身体は快楽に藻掻き、必死に淫らに踊ろうとする。その全身に快感が迸り、脳天を貫いていく。

「ぢゅぶぶっ、ずるぅっ、あん……翔真様ったら……ふぁへぇっ、ほへぁぁぁっ」
「ふれへぇっ、んうんっ……もう硬く……ちゅるるる、ぢゅぼほぉぉっ、んぢゅるっ」

 由紀の正面から嬌態を眺める翔真にピタリと付く紗弥加と杏奈は、隆々とした男根を恭しく舐め尻を揺らす。明美の胎内から抜かれたばかりの屹立に絡む牡の樹液をピンクの舌でこそげとり、うっとりと頬を緩めている。

「あっ、はああっ、んう! ああっ、っああ! くううっ」

 肉幹にベッタリと舌を張り付け舐めずる中、先端を代わる代わる唇の輪にくぐらせ吸茎し、尿管の体液を啜り上げる。そう奉仕できる優越感を見せ付けるような2人の行為に由紀の情欲は煽られ、快感が加速する。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す