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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 260

「や、やだっ……どうしてこの2人がこんなところでっ……」

 翔真の腰に縋るようにしてしゃがんで露出された男性器をうっとりと舐めている2人。しかも女の子にあるまじきがに股になっていることにさえ気が付かない夢見心地な様子。

「んちゅるっ、はぁっ……紗弥加も翔真様の女だったの? れるっ、ちゅぷはぁっ、中野くんは?」
「あれはあれ、これはこれ。表面はあれで真実はこっち。だよな?」
「はい……」

 翔真のおざなりな解説から紗弥加の声が肯定するまで少しの間もない。恥ずかしそうにしているが考えるまでもないと言わんばかりの即答だ。

「この2人ともこういう関係だったんだ……」
「今なったところだけどね」

 彼に認められた実感に2人の目がトロンと蕩け、頬には上気が広がった。2枚の舌は偏執さを増し凶器とも言えよう牡の象徴を愛しげに舐め濡らす。

「今なったばかりで、こんな……」
「お前も昨日なったばかりなのに一晩中よがり狂ってたろ?」
「い、言っちゃダメぇ……」

 カァァっと顔を赤くする紗弥加の嬉しそうな声に反応し明美が腰を揺らす。

「あん……じゃあ今日は私と一緒に寝て?」
「れろぉっ、んんっ、待ってぇ……今夜は杏奈を可愛がってください……」
「3人まとめてに決まってるだろ?」

 そう言って翔真は2人の頭に手を載せる。途端に甘い溜め息が重なり、剛直の両側をヌロリヌロリと舌が這う。

「で、どうだった?」

 紗弥加は少し表情を渋らせた。

「……好きだったから別れた、と。翔真様の想い、に応えられない自、分とは、釣り、合わないと、思ったらしいで、す。今は後悔し、ているようです」
「後悔?」

 翔真の手に力が入り、屹立を這う舌は裏側が下唇に密着するほど押し付けられる。それでなお上下に動き、擦りつけるような強い刺激を左右から甘く与え続けている。

「おそらく、まだ好きなんだと思います。だからつい、その……」
「ん?」

 言い淀む紗弥加はしゅんと肩を竦めている。まるでゲンコツを振り上げられて身構えるこどものようだった。

「言ってみろ」

 端的な命令は穏やかな声色だった。
 紗弥加の肩から力が抜けた。

「……伝えなきゃ進めない、みたいなこと言ってしまいました。勝手なことしてごめんなさい……」

 紗弥加が言い終わるのを待たず翔真の視線は下ろされていた。
 軽く頭の後ろを押された明美が先端を飲み込んでいく。

「はぶぅぅっ、んぶっ、じゅぷっ、ぢゅぶっ」

 由紀の愛情≠ノパーセンテージの表示があったのは故障が原因ではなかった。『スレイブ・メイキング』は正常に由紀の気持ちを80%≠ニ示していただけのこと。

「ぢゅううっ、んぐっ、ずるる……んぢゅぷぁぁ……」
「どうしてそんなことを?」
「はんぅ……んっふぅ、ちゅっぶふ、ぢるっんぅんっ」

 アッシュブラウンの髪は落ち着きを取り戻し、黒い髪が揺れ始める。高校時代の面影が残りすぎているロリフェイスは苦悶を浮かべているものの、自主的に剛直をしゃぶっている。

「その方が翔真様のためになると思って……だから……」
「ぢゅううっ、んぢゅううっ、んぷはぁ……」
「どうしてそう思う?」
「んふううっ、んふぅっ、んふうっ、ぢゅずずずっ、ぢゅぶぉっ」

 恐る恐る視線を向ける紗弥加。話題に無関心な顔色の翔真は代わる代わる逸物に食らい付く2人を見下ろしていた。

「気にしてなかったらわざわざ昔のことを訊かないんじゃないかって。本当は翔真様も、まだ……」
「今日見てますます欲しくなったよ」
「ああ……やっぱりそうなんですね……」

 由紀にけしかけたのは翔真を思ってこそ。翔真が幸せを考えれば正しい選択だった。
 けれども身を結べば他は必要なくなるだろう。片方だけがぞっこんで翔真の女にしてもらった昨日とは状況が違う。

「そんな悲しそうな顔をするなよ」
「んぐっ、んぅぅっ、ぢゅぶんっ、んっ、んっんぅぅっ」

 彼は紗弥加の様子に苦笑し、腰を振る。
 頭を押さえれている明美は合わせて頭を揺らしている。

「お前たちを捨てる気はない」
「ホ、ホント!? ふわああっ、ありがとうございますっ」

 今にもくしゃくしゃな泣きっ面になりそうだった顔がパッと晴れた。
 それに対し翔真は軽く鼻で笑い、唇を窄めて頬を凹ませる明美を見下ろした。

「飲め」
「ふぐうううううっ!?」

 咽喉を打つ樹液に躊躇はない。初めて納めた彼女の口に夥しく吐き出す。彼が突き出す腰の前で眉根を寄せる明美は、潤めた瞳を上目遣いに喉を鳴らしている。

「お前もだ」

 明美の横に顔を並べさせ、脈動途中のそれを埋没させた。

「んぶふうううっ!?」

 口内に圧迫が溢れ喉奥に灼熱が放たれる。未だかつてない息苦しさと生臭さに目を白黒させながら、初めての精飲に忠実に励む。

「まだ出てるの……んっく、こんなに濃いのが一杯……」

 白い喉を卑猥に鳴らす美少女の横に惚けた美人の顔。半開きの口の中に白濁を絡めるピンクの舌が見え、惜しみ味わっているのが分かる。

「そうだ、お前にも褒美をやらないとな」

 杏奈の口から抜いた陰茎に明美がしゃぶりつくのを止めず紗弥加へ目を遣る翔真。人差し指を上へ仰ぐように動かし命じると、紗弥加はスカートの裾を摘まむ。

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