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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 256

「嬉しいか?」
「はいっ、あんっ、うう、嬉しいっ、ですぅっ、んんあっ」
「じゃあやっぱりこれも褒美だな」
「はあっ、はあっ、ご褒美ですっ、うぅんっ、ご褒美ですうっ、んああっ」

 褒美を享受しているのは抽送に合わせた腰振りにも表れている。雄々しい逸物で胎内を抉る翔真に蕩けた視線を向けながら、中へ中へと迎え入れる。

「コレがそんなにいいか?」
「はいぃんっ、気持ちいいれす、ああっ、あっ、あっ、とても太くて、しゅごく擦れてるぅっ」

 強烈な摩擦に快楽汁が溢れ、乾いた音に湿った音を混じらせていた。出し入れされる茎胴にもベッタリと絡み付き、昭明を淫靡に反射させている。

「それはよかった。けど、1人で楽しみ過ぎだ」
「ああっ、んんっ、ど、どうしたらぁっ、はあああっ」
「今は何もしなくていい。ただよがってろ」
「え? あんんぅっ!」

 翔真は紗弥加の二の腕を掴み背筋を仰け反らせ、狭くなった胎を前へ前へ突き上げる。肉柱をズッポリと嵌め込み、柔襞で扱きたてる。

「ああうっ、ふかっ、ふかいっ、ひいいんっ、子宮がっ、子宮がぁぁぁっ」

 ガンガンくるなるなど仰々しい形容だと思っていたのに、本当に自分の身に振りかかっているから紗弥加は堪らない。子袋を突き歪める勢いが脊髄まで響き、脳髄に直撃し、頭の中をドロドロに爛れさせる。意識がボーッとして覚束ない中、次から次に快感の衝撃が送り込まれる。

「やっ、あんっ、そんなにはやっ、くしっ、たらぁっ! ダメえええ! イクううう!」

 爆発した快感が全身を駆け巡り喉を反らす紗弥加。虚空を見詰める目の横で未だ黒髪は弾み、突き出された乳房は揺れている。

「使えるようになってきたぞ?」
「くううん! 今っ、今っ、んあああっ! おかしくなるうううっ!」

 肉棒を大きく摩擦させ、腰のスイングのピッチを上げる翔真。彼女がどういう状態であろうと、性欲を満たすという正しい目的で使っているので関係がない。

「ほら出すぞ。子種のご褒美だ。どこに欲しいか言えっ」
「中っ、中っ、なかあああっ! あうううあああッ! はうううッ! んッ! んあぁぁッ……」

 子宮孔と密着したそこから灼熱が飛ぶ。胎内に迸るのを感じ紗弥加の顔が恍惚を浮かべている。

「さっきあんなに出したのに……も、もう16回以上も出してるって言ってたのにぃぃ……」

 長々と牡の樹液を注入され、喜色を浮かべていた。全身が悦びに狂い、ビクビクと戦慄いていた。
 結合を解いた翔真は、腰をそのままにして半身を倒し余韻に震える紗弥加を休ませない。

「まだ残ってるぞ。分かるだろ?」
「ぁぁっ……はいぃぃ……翔真のご褒美、残りはお口で搾らせていただきますぅぅ……」

 紗弥加はのろのろと身を翻し、翔真の腰にしがみ付いた。抜かれたばかりで己の体液を纏わせる陰茎をうっとりと見詰めてから咥えていく。

「次はシャワーだな。それから、今度は唇を捧げるところからやらせてやろう」
「んふぅぅっ……じゅるっ、じゅるるっ、んぶぅんっ」

 紗弥加は嬉しそうに鼻を鳴らして、尿管清掃に熱を込めた。そうしているうちに膨張を始める逸物に尻を振って喜びを示し、肉幹の汚れを舐め取っていった。



 居酒屋よりも洒落ているがバーというには敷居が低い。丁度中間という様相のその呑み屋は、よく大学のサークルが打ち上げに使っていた。
 茂之が所属している団体もその1つ。彼の団体の場合はサークルではなくソフトボールの部活になるのだが、そのソフトボール部も新歓コンパなどで年に数回利用していた。

 店内には丸いテーブルが幾つかと、それを囲む椅子が幾つかある。自ずと男女に分かれて均等に席に座っているように見えるが、入り口付近のテーブルには8人の男が頭を突き合わせていた。8人がどのくらいかというと、男性の数の過半数ということになる。

「ハイハイハイ! 提案があります! 喫煙席もう1つ増やさねえ?」
「うっそ冗談っ。ちょっとぉっ、こっちに煙流さないでよ!?」

 そういうわけだった。喫煙者と嫌煙家の仁義なき戦いがここにある。しかしながら嫌煙家の彼女もかつての同級生たちを前にしてテンションが上がり、多少オーバーに煙を払うモーションを見せている。


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