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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 253

 紗弥加が広げているサーモンピンクの肉を足の指で撫でながら翔真は口元をニィと歪める。
 服従≠ェON≠ノなっていれば、どんな人物でも命令に従うことを喜びとする心理作用が強力に働く。それが卑猥なものなら心的な喜びと性的な悦びが相俟って、快感として受け止められる。

「そ、そうかもしれません、が、あはっ……紗弥加は、翔真様以外の奴隷にはなりたくないです……うんんっ、んっ、あっ……翔真様にだけ、マゾなのぉぉっ……」
「さっきなったばかりなのにいい心がけだ」

 それは忠誠≠ェあるから。そして暴力的な法悦だけで陥落したものと異なり、愛情≠煌ヨ与している。

「命令をこなせばご褒美が与えらる。分かるだろう? これは褒美なんだ。快感を与えるという、俺から愛情表現」
「愛情……嬉しい……くんっ、あはあっ、ありがとうございますっ、うはああっ」

 従順に捧げている秘所を足で嬲られる紗弥加に微笑みが広がる。満足げな主様を微睡む瞳に映し、甘美な被征服感に陶酔している。

「ここにも欲しいか? ほらほら、存分に味わえ」
「ひゃふ! クリっ、クリぃぃっ、ひくうんっ」

 小さな小さな肉豆を足指の先で蹂躙され、ビクビクと戦慄く細い脚。鋭く駆ける電流を浴びてなお踵を浮かせ、股を広げ、彼からの蹂躙を享受する。

「固くなってきやがった」
「あああッ────!」

 包皮から顔を出そうとする恥豆を足先でグニィと踏み埋められた瞬間に紗弥加は首まで浮かせ、顎で宙を差していた。頭頂と足の爪先で支えられた無防備な身体は大胆に張り詰め弧を描き、駆け巡る快感に跳ね狂っている。

「はぁうっ……こんなの、初めてぇ……ううっ、ぁっ……はぁぁっ……」

 グッタリと床に身を預けても、ガニ股になっていることに気付かず余韻にピクピクと身を震わせ、褒美(かいかん)に浸る。快楽汁が溢れ、トロトロと床に広がっていく。

「なに1人だけ終わってんだ?」

 右足を組みプラプラと揺らしている翔真に焦点を合わせると、脚をM字に整え大事なところに片手の指を添える。余韻がグルグル渦巻いてゾクゾクと背筋を舞い上がる。

「舐めろ」
「あ、はいっ……直ぐにっ……」

 ピタリと止めた右足の先を向けられ、急いで這い蹲る。どうして気付かなかったのかと自責の念に駆られつつ、恥液に濡れた足指に顔を寄せる。

「ごめんなさい、気付かなくて……はああ、へふぇ……翔真様の足が私のエッチなお汁で汚れてるのに……れへぇっ、はほぉっ」

 足を挟むように両手を添え指に絡む恥液を舐め取る紗弥加の舌。小さく柔らかなそれはうねうねと蠢いて足先を這いずり回る。

「また興奮してるのか?」
「ぢゅずるっ、ちゅぷっ、はい……ああ、感じてます……ぢゅるぢゅる、っはああ、翔真様に虐められて“奴隷”を噛み締めてますぅぅっ」

 花弁を嬲った付け根の辺りを舐め回し、肉蕾を弄んだ親指の腹を掬い上げ、しかしそれだけにとどまらない。親指をしゃぶり、指の股に舌を差し込んで踊らせてから人差し指も咥えて、そうやって無関係と思える小指の方まで湿らせていく。

「虐める? 感じてるなら、それはもう褒美だろ」
「あああ……そうです……これは紗弥加へのご褒美と一緒です……翔真様の足を舐めさせていただけて、紗弥加は濡らしちゃうほど嬉しいんです……」

 うっとりとしながら、足首が曲がると足裏に舌腹を滑らせ唾液を塗り付ける。心から湧く暗い愉悦が肉体に浸透し、骨の髄まで火照り、くびれた腰をクナクナとくねらせている。

「くく、言っただろ? 俺は“俺の女”と思ってて、“俺の奴隷”と思ってるのは女たちの方だって。ああ、“エッチなことをするための奴隷”だったな」

 翔真は紗弥加に与えていた足を徐に取り上げ、そのままだらしなく股を開く。腰も前にずらして浅く掛け直す。

「エッチなことをするための……奴隷……」

 紗弥加はその言葉を咀嚼し、その意味を理解した。

「あぁぁ……」

 要求だと気付き、股間に縋り付いた。必要とされてることに気付き、全力で応えたくて仕方がなかった。

「どうした?」
「翔真様にも気持ちよくなって欲しくて……その……いいですか?」

 ズボンに走る隆起を白い指で象りながら、頬を赤らめる紗弥加。1人だけ全裸になって男を欲しがっている様子は、いくら恥じらっていても性奴隷に違いない。

「いいぞ。しげやんの彼女はどんな風にするのかな?」
「やん……紗弥加はもう翔真様の性奴隷なんですからぁ……明日で終わるんだし、あいつのことなんてどうでもいいじゃないですかぁ……」

 紗弥加の頬が心持ち膨らむ。一方で10本の白いはバックルに絡み、甲斐甲斐しくベルトを緩めていく。

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