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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 248

「ダメダメ、全部飲まないでっ……」

 と甘くむずかる声を浴びるも、奈保は心得ているのか、途中から口に溜め始める。脈動が落ち着くと慎重に口を離し、玲奈の襲撃を受け止め、接吻に応じる。

 美苗は残液を啜り上げ、根元の方を舐めずって脈動のポンプ運動を促していた優子と唇を重ねる。可憐な唇から可憐な唇へ濃厚な牡液を移し、移され、舌を絡めて味わい合う。

 そうして少女たちが翔真の女であることを感じ合い、無上の至福に浸り始めると、足の方から麻里子と社長令嬢が股座に顔を寄せ合い、射精して間もない敏感な逸物を舌で労っていく。

 翔真はしばらく身を委ねてから口を開く。

「這え」

 命じられた社長令嬢は身を翻し、這い蹲り、クリンとした尻だけ高々と持ち上げて濡れそぼった秘部を差し出す。

 身を起こした翔真は社長令嬢の尻を鷲掴みにし、強引に開き、先端をあてがう。が、しかし。

「ああっ、ま、待ってください……そっちは……」
「俺に指図するのか?」
「あああ……申し訳ありません……御心のままにぃぃ……んほお! おふううううう!」

 社長令嬢の菊門がねじ開かれ、剛直が埋まっていく。ミリミリと拡張される長壁に彼女はシーツを硬く握り締め、仰け反り、腰から舞い上がる熱い電流に瞳孔を収縮させ、唇をわなわなと震わせる。

「はあっ……はあっ……くううっ、あぁぁぁぁ────」

 額から脂汗を噴き、浅い呼吸を繰り返す社長令嬢。後ろの穴からキッチリと埋没した陰茎が腸内の深いところで排泄器官としての役割を始めると、腹に流動する生暖かさに表情を弛緩させ、恍惚を浮かべた。



 青い空。広い海。女の子たちのはしゃぐ声と、彼女たちをギラギラした目で見る男たち。子供は白い浜を踏みしめ熱い熱いと嬉しそうに騒ぎ、親たちは照りつける太陽に熱い熱いと項垂れる。熱海の浜にはパラソルの花が咲き乱れ、所々にカラフルなシートが茂り、喧騒が犇めいている。

 波うち際で足だけ入り、何が楽しいのかキャッキャッと水を掛け合ううら若き女性たち。翔真は少し離れたパラソルの下、デッキチェアに横になって彼女たちを眺めていた。
 しばらくはスマートフォンを弄っていたのだが、監視員に怪訝な目を向けられたので、今はポケットに仕舞ってある。監視員が明らかに他人の女性に向けてスマホやデジカメを向けている男性に注意を促していたので、そういう下衆と同じように見られていたと自覚したのだった。
 ビーチは禁煙。別荘のロッジから歩いてきた翔真は海に入るつもりではなかったので、手持ち無沙汰に呆然と彼の女たちを眺めていた。

(やっぱり違和感あるな……)

 思わず苦笑を漏らす。少女4人はツーピースタイプの可愛らしい水着を着、麻里子は腰巻きパレオ付きのビキニ、社長令嬢はスカート状の襞が付いたワンピースタイプ。対して社長令嬢はビキニにシャツを着て谷間を隠し、美優は普通のワンピースのようにも見える水着で肌の露出を控えている。
 因みに、どれも翔真が実物化機能でプレゼントした水着だった。リクエストを聞く中で美優が肌の露出を嫌がったのでそれに応じた水着を出したのだが、確かにビキニを纏っていたらグラビアチックになってしまうので、彼自身もそれで納得している。

 麻里子も社長秘書も社長令嬢も、もちろん美優もかなりの美女だが、美苗たちを連れているので悪い虫が付く気配がない。美苗たちはかなりの美少女だが、明らかに妙齢と分かる容姿なので、ナンパを目論む男どもは美少女たちをお荷物としか思っていないようだった。そしてその大所帯故に、誰も美優を“みゆ”だと気付いていない。

 彼は気怠そうに溜め息を吐いて、ふと視線を横に向けた。そこでは同じようにデッキチェアに寝転がり、肌を焼いている若い男の姿がある。
 そこから海の方に目を向ければ、大胆なビキニ姿ではしゃいでいるピチピチの白ギャルたちが目に入る。大学生くらいの4人組で、2人は逆引き検索≠ナものにしていいほどの美女だった。

 しかし、先のことがあるので翔真は動かない。仮に動いたとしても、一夏どころか一晩だけの慰みもので終わるだろう。

「お兄ちゃんお兄ちゃんっ! お兄ちゃんも入ろうよっ」

 誘われ、翔真は傍らに広げているシートに視線を移した。玲奈がクーラーボックスからお茶を出し、口を付けたところだった。
 因みにこの海水浴一式も実物化機能で出したもの。ビーチパラソルやデッキチェアはもちろん、クーラーボックスも、張っている水も、浮かんでいる氷も、浸かっている多種の飲み物も、全て。

「俺は保護者だから遊ばないの」
「え〜っ! つまんない〜」
「つまんなくないの。綺麗なお姉さんたちが遊んでくれてるだろ。っていうか、あいつ……帰り運転できるんだろうな……」

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