神アプリ 240
「……あら?」
麻里子はドアベルから離した人差し指を頬にあて、首を傾げた。
「ここよね?」
周囲には他に建物らしきものが見当たらない。連絡にあった通り迎えの車が来てここで降ろしていったので、目的地がここ以外だとは考えづらい。
「ちょっと電話してみるね」
後方にいる美優がスマホを取り出す。電話をかけて数秒後、相手が応じた。
「あん、御主人様ぁぁ、言われた場所に着きましたけど……え、開いてる?」
美優に目配せされ麻里子がドアノブを捻ってみると、ドアは簡単に開いた。その瞬間、女の啜り泣く声が耳に入ってくる。
中に入り、リビングに至り、声のする方へ目を向けると、開け放たれている1枚のドアの向こうで交わっている男女が見えた。
獣のように這った女を後ろから犯している青年は、2人の姿を見付けると耳にあてていたスマホを放り投げ、クリンとしている丸い尻に平手打ちを喰らわせた。
「ひいんッ! イクっ、イクうううううッ!」
高い破裂音の後、女の嬌声が響き渡った。青年が腰を止めたので、身を仰け反らせる美女が大きな痙攣を起こしているのがハッキリと見て分かる。
「遅かったな」
青年はリビングの方に目を遣って、腰を引く。スレンダー美女から抜かれた陰茎は勢い良くしなり、先端をほぼ垂直に持ち上げたまま硬直した。
「あっ……あぁぁっ……御主人様ぁぁ……」
彼が身体の正面を向けると、美優と麻里子は手荷物をその場に落として一目散に近寄っていった。ベッドに這い上がって顔を股間へ突き出し、美女の体液が絡み付く肉柱に真っ直ぐ舌を捧げていく。
リビングで社長令嬢を犯した翔真は彼女と夫が使用する寝室の方に移り、お掃除フェラから騎乗位までさせた後、再度後背位で貫いているところだった。社長令嬢の父親が雇っている管理者が定期的に別荘内の手入れをしているので、ベッドは全く埃っぽくなく、むしろ天日の匂いが染みてるほど。だから快適に社長令嬢を弄ぶことができた。
そこに、社長専属の運転手にいつも社長を乗せているベンツでここに連れてこられた美優と麻里子が加わったかたちになる。
「ああん……御主人様ぁ……」
2人は鼻声で甘えながら茎胴にベッタリと舌を張り付け、瞳を蕩かしている。2枚のピンクの舌に白いドロドロした粘液を絡め、唾液の滑りを広げている。
美優は美脚の生足を存分に引き立てるミニスカートを穿き、麻里子は年齢相応に膝丈のサーキュラースカートを穿き、それぞれに腰をくねらせてそれぞれのスカートの裾を翻していた。事務所に迎えが行くと聞いていたのでカモフラージュも何もせず、上着も夏本番に合わせたノースリーブで、露出度が高い。
「俺の身体をこっちに寄越せ」
「はあん……どうぞ……お好きなように弄り回してぇ……」
美優が身を起こして擦り寄ると、翔真は尻や腿を撫で回しながらもう片方の手で胸を揉んだ。今や誰もが知っているモデルタレントの身体を思うがままに嬲っていく。
「んんんッ! あっ、はぁぁっ……御主人様ぁぁっ……」
98センチのバストをムギュムギュと揉まれるとコチコチの乳頭がブラの裏地に擦れ、美優は甘美な電流に襲われる。腿のスカートで見えないところにまで舐めるように這う手には脚をプルプルと震わせる。
「あん……御主人様ぁぁ……チュウしてぇぇ……」
頬を赤らめる美優は、そこらの男を簡単に悩殺するほどの色目を向けてあだっぽい声でせがむ。胸や尻や脚などからの官能的な刺激に吐息を弾ませながら、優美な唇をアヒル口にして近付けていく。
翔真が応えてやると、鼻を鳴らして啄む。水が跳ねるような音を立てて夢中で重ね合わせてから、小さな舌を差し込んで翔真の唾液を強請りにいく。
「んふ……御主人様、興奮されてる……」
人気モデルの身体をまさぐり始めてから頻繁に脈動している男根を、麻里子はねろねろと舌を這わせて味わい続けている。汚れは殆どなくなって、青筋の浮く赤黒い男根は長大な全貌をヌラヌラと濡れ光らせている。
「やんっ……」
嬉しそうに漏らすと、ダラダラと垂れてきたカウパー氏腺液を舌腹で受け止めて、縫い目に添って舐め上げる。裏筋までいくと張り出した傘にネチネチと舌を絡め、そこにこびりつく社長令嬢の快楽汁を残さず舐め取っていく。
「んはあああ……ねえん、オマンコも触ってぇ……触ってください……」
ショーツを食い込ませられてムチムチの尻肉を撫で回されている美優は、愛欲に瞳を濡らして言い、耐えきれない様子で腰を回した。グラビアさえNGというモデルタレントのその姿はAV女優さえ真っ青になるほど扇情的で、熱心に翔真を誘惑しているのがありありと見てとれる。
「ダメだ。パンツ脱いで顔に跨がれ」
「はあああぅぅっ……」
美優はその指示だけで目尻を緩め、黄色いTバックを脱ぎ捨てる。翔真が横になると恥じらいながら命令に従い、麻里子の方を向いて顔を跨ぎ、ゾクゾクと背筋を震わせた。
「随分と物欲しそうだな……こんなに涎まみれにして……」
「やあんっ……だってぇぇ……」
猫撫で声でむずかりつつ、早く早くと言わんばかりに腰を揺らす。翔真が花弁に指を添えるとクイっと腰を突き出して、口に秘部を差し出した。