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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 239

 一見不必要と思える機能がどうして備えられたのか、興味は益々湧く。

(死亡者は1週間後自動的に削除……)

 自分の手を煩わせずとも勝手に消えるのに、どうしてわざわざ自分の手で削除できる機能が付いたのか……

(やってみたら分かるか)

 翔真ははい≠押した。

 押してしまった────

相川蒼志の削除が完了しました。1週間後、スレイブ帳からも削除されます

(ん? スレイブ帳から“も”? えーっと、何からも削除されるのかな?)

 それまでは表示されない。ただ、白く表示されていた相川蒼志≠ニいう文字は暗く燻み、タッチしても反応しない状態へと変わっていた。

(あれ?)

 しかし数秒後、相川蒼志≠フ文字が明るい白へと戻っていく。

相川蒼志の削除に失敗しました。スレイブ状態でないことが原因と思われます

(あ……そう言えば、まだ登録しただけだったな……)

 翔真は苦笑し、スマホをガーデンテーブルに戻した。その手の人差し指と中指を千夏の口に捩じ込み、柔らかい舌を弄ぶ。

(待てよ……まさか……)

 死亡者は自動的に削除される。それを自ら削除するということは、つまり強制的に死亡させるということ。

(そんなことが出来るなら……)

 まさに神の所業と言える────

「千夏、美樹のスマホで俺を撮れ。アイツの彼氏に送り付けろ」
「ふぁぃ……」

 千夏はそれに従い、周りの状況が分からないように注意して、翔真の顔を撮った。

 * * *

 平屋風のログハウスは2LDK。リビングは広々とした造りで、テラスが併設されている。2部屋はどちらも寝室で、社長夫婦と娘夫婦用のもの。

「いいところだな……」

 森の高台にあり、テラスの遠く向こうには海が見えた。波の音が聞こえてきそうとまでは言えないくらい離れていて、森の中なので蝉の声が締め切ったリビングまで染み入っている。それより何より、艶かしい鼻息がその空間のメインメロディだった。

「これでどのくらいかかったんだろう……まあ、今は俺のものだからどうでもいいか」

 翔真は股座に目を遣り、陰茎を舐め濡らす美女の姿にニヤリと口角を歪めた。
 その美女はこの別荘の元所有者である社長の娘、所謂社長令嬢。駅にて、白いワンピースに白い鍔広帽子を被ったザ・お嬢様という格好で翔真を出迎えた彼女は、タクシーの中でドライバーがチラチラとルームミラーを窺うような卑猥な方法でニャンニャンと甘え、ここに着いてからは言われるがままにフェラチオに勤しんでいる。

「旦那以外のはどうだ?」
「はふぁぁっ……美味しいです……」

 社長令嬢の美女は瞳を蕩かして、心の底から答える。ロングの黒髪を耳に掛け、上品な唇から差し出している舌を平たくして、根元から擦るように舐めあげている。加減なく尽くすその様子は、夫へのフェラチオでは見られない姿。

「ああ……逞しい……他の男性はこれほど大きいのでしょうか……」

 笑む時は決まって口元に添える細い指をゴツゴツした茎胴に巻き付けて、やわやわとさする彼女。白い手の輪を肉柱に往復させながら裏筋に舌を這わせ、猛々しく脈打つ陰茎にうっとりと目尻を綻ばせる。

「さあ? これをよく覚えて友だちにでも聴いてみな」
「そう致します……ああ……あの人のが小さいのかしら……」

 彼女が成人男性のそれを見るのは2人目。頂を臍に届かせる翔真の陰茎は指が回りきらないほど太く、これぞ男と言わんばかりで、彼女は惚れ惚れとしている。

「全く、お嬢様ってやつは本当にこんなんなんだな……テクもアレだし、これじゃあヌける気もしない……」
「ああ、ご、ごめんなさいっ……その、あの……」
「このあと父親の秘書が来るから、上の口の使い方はその時に学ぶといい。今は新幹線の長旅でとにかく溜まってるからさ、下の口にぶち込んでやるよ。ほら、四つん這いになって尻向けろ」
「よ、四つん這い?」

 彼女はカァァっと顔を赤くして、言われた通りに手足を付く。

「下の口に……ほ、本当に、こんな恥ずかしい格好でなさるんですか……」
「バック初体験か」

 翔真はワンピースの裾をふぁさっと乱雑に捲り上げ、白いショーツをずり下ろし、クリンと丸い尻を丸出しにさせる。

「もっと尻を高く上げろ。そうしたら奥まで入れやすくなるから、これから言われる前からそうしとけ」
「ああっ……はい……恥ずかしい……」

 クイっと尻を差し出す社長令嬢の後ろから、翔真の長大な逸物がズブズブと沈んでいく。



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