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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 237

 抽送のピッチが上がると脳髄にビリビリと電流が直撃し、美樹はの真っ白になる。意識が甘く爛れ、浮遊感を霧散させていく身体に、次々と白い火の粉が降り掛かりエクスタシーの残り火を大きく逆巻かせていく。

「イク! またっ、ひいいッ! イッちゃう! イッちゃうううううッ!」

 胎内がキュンキュンと肉棒を締め上げ、ウネウネと蠢く無数の襞をベッタリと茎胴に張り付ける。肉壁自体もうねりを上げて剛直した獣欲を煮え滾らせる。

「乞えっ」
「ああん! 中にください! 御主人様のザーメン、美樹の子宮にピュッピュしてくださいいい! ひあああ! あああぁぁああぁぁぁッ──────!」

 子宮孔に密着したそこから灼熱が放たれ、美樹は白い炎に身を灼いた。骨の髄まで溶けていくようなエクスタシーに目の前を真っ白にして、ただただ法悦に身を委ねた。

「ぁぁッ……出てる……ご主人ひゃまのが……中に、いっぱい……──」

 味わったことない快楽が骨身に染みていく。そのあまりの心地よさに舌を垂らしただらしない顔で恍惚を浮かべ、瞳に昏い光を広げていく。その無上の快感の中に意識が引きずり込まれていった。



 翔真は美樹を堕としてから、10人の美少女女子大生たちを宣言通りに串刺しにして回り、5回は獣欲を吐き出した。美少女たちは濃厚な子種を得て恍惚とし、しかし彼の愉悦のために奉仕に明け暮れた。

 ディナーはルームサービスで、その間も女の啜り泣くような声と淫靡な水音はやまなかった。それどころかワゴンを押してきたフロント係の美女も加わって頭から足まで舐め回し、いつもの夕食タイムを演出した。このホテルさえも翔真の支配下にあり、収入源の1つに成り果てているということだ。

 大きな風呂には11人全員を呼びつけて、5輪車と6輪車で遊ぶ。美樹の他は泡姫も真っ青なソープテクニックで身体を洗い、唾液や愛液で汚し、またいやらしく洗うというのを翔真が飽きるまで繰り返した。

 入浴の後は、やはりオーラル愛撫で彼の身体の隅々を舐め濡らし、淫蜜を垂れ流す。変わったことと言えば全員が全裸になっていることくらいのもの。
 その頃には美樹も発情していることを隠さなくなっていて、他の10人にもひけを取らない嬌態を晒していた。

 今も何番目かの挿入にありつき、はしたなく快楽を貪っている。翔真に侍っている数人と床の上でレズビアンプレイに耽る何人かの羨望を浴びながら、対面座位で蠱惑的に腰を蠢かしている。

 翔真は今は一人掛けのソファに浅く掛け、紫煙を燻らせ、美樹の名器を味わっている。右手側にはサイドテーブル代わりにガーデンテーブルを出現させ、灰皿、煙草、スマホ、酒やジュースなどが置いている。
 無数のミミズを絡ませて肉棒と媚肉を摩擦させる美樹を前に煙草を吸い、左で跪いている千夏を抱き寄せている左手でスマホを弄くっていた。ただこのスマホ、彼の物ではない。

「相川蒼志(あいかわ あおし)……これか、お前の彼氏は。名前の後ろにハートマークが付いてる」
「そ、そうで、すっ、あっ……んんっ……」
「くふふ……見ろよこれ。ここに来る前に送ったやつだってよ」
「『ごめんね。大大だーい好きっ』……ふふっ、今もそうなの?」

 ソファの後ろにいる知代は翔真の首に腕を絡めたまま、翔真が見ているスマホから腰を振っている美樹へ視線を移す。美少女の妖しげな嘲笑はゾクリとするほど艶かしい。

「今は、んああっ、今は……もう……はあああっ──」

 プライベートなことを覗き見られている美樹は、翔真に対してプライベートなど存在しないということを痛感した。どこで誰と何をしていようとも、そうしている時も翔真のものなのだから、彼が土足で踏みいるのは当然の権利と思えた。

「──今は、御主人様の奴隷、ですからっ、あっ、あっ! んんっ!」

 そう、もう翔真のもの。そう思うとそこはかとなく幸福感が押し寄せ、身体も悦んでしまう。彼への服従も快感であれば、こうして交合することは何よりのご褒美を与えてもらっているようにさえ思えてくる。

「くく……ん? 今日会う予定だったのか。それをやめて、俺にハメられてるわけだ。お前が俺の上で腰を振ってる今、こいつ何してんだろうなあ?」
「ああっ、ごめんなさい……ごめんなさい……あふうううっ……」

 美樹は良心の呵責に苛まれながらも、頬を上気させて腰を踊らせている。深々と突き刺さる肉杭の先端に子宮孔を擦り付け、今日知ったばかりのポルチオへの快感に夢中になっている。

「謝ることはないだろ。グイグイ締め付けてるくせに」

 翔真はホーム画面に戻り、電話のアイコンを押し、発着信履歴を開く。

「終わりだ。お前には俺のこれがあるから用済みだって言ってやれ」
「ああっ……あぁぁ……今、ですか?」
「勿論。その状態のまま、どうして俺の奴隷になったのか懇切丁寧に教えてやれよ」
「あああああ……」

 美樹は命令を受け入れ、胎内に埋没している存在をキュンキュンと締め上げる。

「もう……鬼畜……ゾクゾクしちゃう……」

 千夏は薄く笑い、胸板の性感帯を舌で嬲りながら、スマホを耳にあてていく美樹を横目に眺めた。

「も、もしもし……ううん、あっ……違うんだけど、今、どこ……んふうっ……ああ、そこってことは、またスロットしてたのね……」

 アクメを耐えるように腰をセーブさせる美樹は、悩ましげに眉を歪めていた。

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